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カテゴリ:その他
今はお気に入りの音楽を低くかけて、のんびりとパソの前に座っています。 お針子箱交換会の準備もあらかたおわって、あとは最終仕上げのみになりました。 仕事のほうも変わったこともなく順調、というわけで(?) 今週末は「本の虫」になりました。 といっても新しく本を買ったわけではなく、手持ちの本を読み返しただけ。 遠藤周作の「沈黙」と「深い河」。それにデカルト関連の本を読みました。 毎日とくに不幸なこともなく、好きなものを食べ好きなことをして、これが あたりまえのような生活だけど、たまにこういう本を読んで、「生きる」っていうのが どういうことなのか、じっくり考えるのが好き。 生まれたときからいろんなことを両親や学校の先生、環境や世間から学び、自分の価値観や思想みないなものを築いてきて、「あたり前」な世界に「あたり前」に生きて。 でも、そういうもの根底からひっくり返すことを疑似体験できる世界が本の中にはあるんですね。 自分が当たり前だと思ってることを2つ3つひっくり返しただけで、世界の見え方がかわって深まるから不思議。 ほんとにむずかしいことはわたしにはよくわからないけれど、世界の「広さ」ならぬ「深さ」を垣間見ると言葉を失ってしまったり。 そういう計り知れない深いところから神とか芸術、それに戦争や歴史といった、ありとあらゆるものがこの世に生まれて存在しているんだな、って心から思えてとても不思議な気持ちになります。 わたしはもともと「客観」より「主観」に重きを置いているので、自律的に自分の世界に入り込んでいくことが多いのかも知れないなと思います。 「自分らしく生きる」ってほんとに難しいし、またそれについて語る言葉の定義も人それぞれ。 ときどきこうして「観念ぐるぐる」の世界で遊ぶのが、わたしにはとても貴重な時間だったりします。 思う存分に観念の世界でぐるぐるしたら、ネットゲームの世界でモンスターどもと死闘をくりひろげてきたいと思っています。(笑 世界は多層的で、そのどのあたりで生きるかがその人の人生と個性なんですよね~。 デカルトをもう1冊読み終えたら、「古今和歌集」を引っ張り出して読み返そうと思ってます。 この時期にふさわしい「はちす」のうたや、恋のうたの世界でたくさん遊びたいです。 最後になったけど、写真は今日のばんご飯♪ お寿司屋さんの「海鮮巻」です。これ、すっごくおいしいのだ~。日本茶が恋しくなります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 25, 2006 09:38:18 PM
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