降っても照っても

春の教員異動で

たんぽぽが頼りにしていた

U野先生と校長先生が

小学校からいなくなるのに

T中先生はそのまま・・・異動しません。

わたしは・・・とても心細いです。

事情を知っている先生の中に

T中先生より上の立場の人が

いなくなってしまいました。

あのころ・・・ 

何が怖かったのか

ずっと判らなかったけど

やっと判りました。

T中先生の虐めを

『無かったこと』にされるのが

一番怖いです。

それはたんぽぽを絶望させるから。

消えてしまいそうな子どもの

手を離さないように

必死に必死に必死になって

やっとここまで来たのに・・・

あと何回失望をくりかえさないと

いけないのかな

これからまた

あの恐ろしい日々がくり返されるのかな。

わたしが今

不安な気持ちでいることを

教育委員会の人たちは

大げさだって笑うのでしょうか。

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