NAo's HOmePAge

全109件 (109件中 1-50件目)

1 2 3 >

• ありがとうございました。

  とうとう、完全に帰国（帰郷）しました。語り尽くせない出来事や気持ちもいろいろありましたが、飽きっぽくて三日坊主の私が日記を１００件以上も書いたことには我ながら驚きです。このページの今後について、「韓国から」というスタンスで書いてきたので更新は殆どなくなると思いますが、このページはしばらくは残したいと思います。なにか思いついたら更新してることもあるかもしれません。韓国に遊びに行くとかそういうときにでも。（１年に何回あるのだ？）これまでお世話になった皆様、ありがとうございました。

  2005/04/02

  コメント(7)

• なんか、変な私たち。

  日本へ帰国して２日目。今日は、韓国で一緒に仕事をした仲間たちと、最後の仕事で都内を廻りました。で、なんか２年間も東京を離れてて久々に戻ると、私たちの行動がすっごく変なのでした。みんな、なんか違和感を感じてる様子で面白い。やっぱ逆カルチャーショックだわ。●電車のことを「汽車」と言ってしまう。　⇒韓国では、地下鉄以外は「汽車」だったから。●電車に乗って「わー、なんかすっごい狭い。これじゃ物も売れないな」とか言う。　⇒韓国の地下鉄は日本の地下鉄より幅広。で、物売りがよく登場するため。●電車の中で大声で喋る。ハッと気づくと、大声なのは私たちだけ。。。－－；；　とにかく声がでかい。　⇒韓国人はいつでもどこでも声が大きい。●携帯電話に一喜一憂。　⇒日本の携帯はやっぱりいい感じ。●コンビニの品揃えに感動する。　⇒なんであんなに弁当やデザートやお酒の種類が豊富なの？　　雑貨もいっぱいあって、無駄買いしそうになる。●店やホテルのフロントとかで日本語がうまく喋れない。噛みまくり。　私、「お部屋のお掃除お願いします。」と言いたかったのに　「おそうの、、、あれ？おそ、、おそ、、、いえ、お部屋のお掃除を。。。。」　って感じで、もう、恥ずかしいのなんの。－－；　⇒普通の日本語会話は問題なくても、こういう場面は盲点です。●スターバックスで「ショートラテひとつ。」って言いたかったのに　のど元まで「カペラテ　ハナ　チュセヨ」って出てきてる。　⇒思えば、この言葉はほとんど毎日言ってたな。●夜、飲みに行って、取りバシがあることに感動しつつも、使わない。；；；　取り分け用のスプーンを自分のスプーンだと思い込み、それで食べる。　⇒直箸が基本だったから。スプーンで食べるのも基本だったから。●日本料理を、飢えたように貪り喰う。　⇒やっぱり旨い。　●店の人への注文がやたら多い。　しかも「オクラが食べたい」とか「まぐろ山かけの『山かけ』の部分がほしい」とか　かなりマニアックな注文をして店員を困らせる。　⇒日本料理に飢えてたのでスミマセン。で、確実に図々しくなってる。●焼酎お湯割用に出てきた梅干を、つまみだと思って食べてしまう。　⇒え？つまみでしょ？。。。。。－－；●トイレットペーパーの幅が広いことに驚く。　⇒韓国のトイレットペーパーは幅が狭かった。●ダシ巻き卵に味がない、と思い、醤油をザバーっとかける。　そういう優しい味なのが、ダシ巻き卵なのに･･･。　⇒味の濃いのに慣れすぎたため。●周りから聞こえる言語が日本語なのに、大きな違和感を抱く。　⇒慣れって恐ろしい。こんな当然のことにホントに違和感を感じる。●財布の中の小銭が使えない。　どれが何円玉なんだか、よくわからなくなってる。　⇒結局、小銭が増えていく羽目に。。。。＾＾；；まったく、どこから見ても変な集団。いったい、誰よって感じ。おのぼりさんよりヒドイ状態。でも、この違和感もすぐになくなって、あっという間に日本になじみ、ソウルでの生活を忘れていくんだろうなぁと思うと、寂しい気分です。

  2005/03/29

  コメント(2)

• 竹島問題について思うこと。

  昨日、ｍ子と飲んでるとき「ホントに韓国では竹島問題でそんなに騒いでるの？日本じゃ全然話題にならないし、関心もない人ばかりだよ。」と言われた。やっぱり、そうだなぁ。日本側の反応は、予想通りですな。けど、韓国側はもう、これ以上ないくらい熱くなってる。こんなに熱くなったってしょうがないじゃん。国際社会的に見ると、韓国が損するのに。そんな大人げのない国と取引しようという企業だっていなくなるよ。外資誘致とかそういうことにだって影響が出るに違いない。日本に限らず。だって、いちいち地方政府から民間人からこぞって騒ぎ立ててるような国と誰が取引しようと思うだろうか。国家間でトラブルが発生したら、その国の製品の不買運動をし、挙句の果てには代理店に火までつけたりする。呆れることに、焼身自殺をしてる人までいた。（体が燃えてる写真が載っててびっくりしたけど、生命に別状はなかったとのこと。）トラブル発生のたびに何をされるかわかんないような国とは、商売したくない。そう思って当然でしょ。客観的に見てるほかの国だって。経済的には成長したかもしれないけれど、精神的にはまだまだな国家だととられかねない。というか、もうそう思われてるだろうな。外交問題は感情的になって解決すべき問題じゃない。腹が立ったからって、民間交流まで一方的に「中断」とか言ってるのは、子供が喧嘩して「お前のこと嫌いだから、もう遊んでやんない」と一方的にすねてるのと同じこと。本当に国益を大切にしたいなら「独島は我らが土地だ」とか叫んだり竹島に上陸して太極旗振ったりすることより、もっと大人の対応をすることが大事でしょ。主張をするなと言いたいわけじゃない。主張の仕方が間違ってるでしょ。目先のことだけしか見えてないの？などと、思うんだけど、大統領をはじめ聞く耳持たないんでしょうな。気づいてよ、早く。そんななかで、韓国の３大新聞社のひとつ「中央日報」がネットニュースにこんな記事を載せてました。（下↓を参照。）こんな考えをする韓国人もいるってことに救われる思いです。他の大多数の韓国人も、もっと大人になろうよ。＜取材日記＞韓日の民間交流は続けよう 東北地方の岩手県、青森県の高校生６８人の失望は大きい。 ２３日に訪韓して披露する予定だった郷土公演が、突如延期されたからだ。彼らは、韓日国交樹立４０周年での青少年交流事業の一環として、剣の舞と三味線の公演を行う予定だった。数カ月にわたって一生懸命練習し、韓国語でのあいさつも準備していた。 だが、独島（トクト、日本名：竹島）問題が起きた後、今月１８日に「公演を延期せよ」と韓国側から電子メールで通告された。 結局、生徒たちは納得いかないまま訪韓を断念した。 多くの日本人観光客が『冬のソナタ』ロケ地観光コースとして訪問する春川市（チュンチョンシ）も、山口県、岐阜県にある３市町村との相互交流行事を無期限で延期した。 全羅南道高興郡（チョンラナムド・コフングン）は２０日、鹿島市との交流中断を宣言した。 「交流中断」はある種の流行になった。 これだけではない。ホンダ車の韓国代理店に火が放たれ、日本製品の不買運動が横行している。 トヨタ車は、今月２３日に予定していた新車発表会を無期限で延期した。２９日に予定されていた張富士夫社長の公開講演でも、何からの事件が起きるのではないかと懸念している。 領土問題と民間交流は別だ。むかつくからといって民間が先に立って断交してしまえば、両国の関係が改善する余地は消滅する。経済的にも利益がない。世界各国の人々やビジネスマンが、放火されて炎上するホンダ車の韓国代理店を見ながら、何を思うか考えたほうが良い。 発想の逆転が必要だ。もっと民間交流を活発にして、たくさんの日本人をわが国の「味方」にすべきだ。 「竹島＝極右＝日本人」の図式は間違っている。０１年に歴史教科書問題が浮上した際、歪曲教科書の採択率を０．０３９％にしたのは、４００を超える日本の市民団体だった。 そしてそれは、わが国の市民団体との緊密な交流のおかげで活性化したのだ。 理性的な手段で彼らを説得させるためにも、民間交流は続けた方がいい。東京＝金玄基（キム・ヒョンギ）特派員 < luckyman@joongang.co.kr >2005.03.20 18:14

  2005/03/29

  コメント(6)

• 帰国。

  昨日、とうとう帰国しました。思えばこの２年間、仕事でもプライベートでも仁川空港とソウルの往復を数え切れないくらいしたなぁ。でも、もう行きっぱなしになるんだ。。。。などと考えても、やっぱり実感がない。アパートの前まで職場の人が見送りに来てくれ、空港まではプライベートで一番親しくしてた人が見送りに来てくれました。空港で出国審査に入るまでの１時間も、まだぜんぜん実感がなかったけど、最後にとうとう別れるときに別れがたくて。。。Ｔ.Ｔもう泣くまいと思ってたのにまた泣いてしまった。。。でも、出発の時間が迫っていたので後ろ髪引かれる思いで中へ。手荷物検査を受ける行列に並んでる間も手荷物検査を受けてる間も手荷物検査を受け終わっても、外側を見ると、見えなくなるまでずーーーーーーーーっと見送ってくれてました。ありがとう～！ね。思えば、この人のお陰で私の韓国生活はとても充実していました。この人がいなかったら出会わなかっただろうって人もいっぱいいました。間でこの人が仲介してくれてなくても、もとを辿ればこの人でした。いろんな遊びも教えてもらったし。美味しいものも教えてもらったし。氷点下の世界を一緒にインライン滑って鼻水流したりもしたけど。ー,.ー；ずっと、いろいろと可愛がってくれてありがとうございました。きっと、お互いにいい未来が開けてるよ。ガンバローね。元気でね。･････てことで、東京へ。今、東京にいまーす。昨日は、到着してすぐ、大学時代の親友ｍ子と、韓国つながりの友人cocoさんと３人で会ってがんがん飲みました～。いや、実際には私の到着が遅かったのでちょっと（３時間くらい？）しか飲んでないんだけど、親友と私は、最初からまるで超酔っ払いのように飛ばしてたなぁ。cocoさんとはネット以外の世界では初対面だったけど、実際の私たちの飛ばしっぷりにびっくりしたに違いない。（私についての前情報は、いろんなルートから伝わってたようですが。。。　酒を飲むと兄貴になるとか。＾＾；；誰だ、そんなこと言うのは。）親友が、電話で私の父親に「私のこと覚えてますか～？あ！！そうそう！美人のｍ子で～す！」「もう、なおさん酔っ払っちゃってねぇ、もう大変なんっすよ。勘弁してほしいっすよ。」とか言ってたのには爆笑した。オッサンじゃん。折角これまでうちの親には「美人秀才」で通ってたのに、とうとう自分でぶち壊したな。コノよっぱらい。覚えてんの？体中使って、私のモノマネするのも相変わらずだ。。。（そんなことするの君だけよ。）うん、君はホントに本物の美人だけどね、相変わらず楽しすぎるな。くっくっく。お互い、連絡不精なので普段はぜんぜん連絡しないのに、会えば、１年のブランクにも関わらず、そのブランクを感じさせない不思議な人。次はいつ会えるかな。なんたって、東京は韓国より遠いんだもん。。。私の故郷からは。さて、今日と明日は、東京でお仕事。夜は２晩とも、これまでの職場の同窓会の予定・・・・。２年ぶりに会う人たちもいるから楽しみ楽しみ～！けど、またまた修羅場が予想されます。２年ぶりだから荒れるに違いない。赤坂でオマワリサンにつかまりませんよ～に。わはは。

  2005/03/29

  コメント(2)

• 最後に食べたかったもの。

  今日の夕食が、韓国での最後の晩餐。ってことで、一番食べたいものを食べに行ってきました。それは「サムギョプサル」です。サムギョプサルとは、豚肉のばら肉の焼き肉です。ばら肉っていうと、脂身だらけというイメージがありますが、実際には網の上で焼いて食べるため、脂が適度に落ちてカリカリになります。これを野菜の上にネギやにんにくや唐辛子や味噌と一緒にのせて包んで食べるのが韓国風。･･･とは言っても、肉に塩だけつけて食べるってのもやっぱ美味しいので、私は、最近はもっぱら肉＋塩だけ。野菜はおまけ程度に食べてます。ああ、脂の滴る肉。肉。肉。ばら肉。素敵です。。。。ｗサムギョプサルを一番食べたかった店が閉まってて（；.；）２番目に食べたかった店も閉まってたので（Ｔ.Ｔ）３番目に食べたかった店で食べました。（；▽；）どこも美味しいんですけどねぇ。やっぱ一番食べたかった店で食べれなかったのは心残りか。。。韓国で生活している２年間、韓国料理に飽きて飽きてしょうがなかった時期もあったけどこの「サムギョプサル」だけは、いつでもどこでも具合悪くても食べれたなぁ。そのくらい大好きな韓国料理でした。焼酎にもピッタリダシネ。。。サムギョプサルがなくて生きていけるんだろーか、私。そんな感じです。２番目に好きだった韓国料理は、「チョングッチャン」というチゲです。これは、納豆味噌汁の濃くて唐辛子辛いバージョンみたいなやつ。結構匂いがキツくて韓国人でも嫌いな人が多いらしいけど、私にはとてもいい匂いに感じるのよねぇ。じゅるる。けど、これ食べた日は、一日中自分が「チョングッチャン」臭くなるので要注意。３番目は、「カムジャタン」です。これは、豚肉の背骨（周りに肉がちょっとくっついている）とエゴマの葉っぱ（香りがけっこうきつい。形はシソに似てるが日本では見かけない。）とじゃがいもなどを一緒に煮込んだ料理です。背骨の周りにくっついている肉をこそげ落としながら食べ、背骨の中心部に入っている、なんだかよく分かんない白い固まり（骨髄か？？）なども骨を分解しながらちゅるちゅるとすすると旨いです。一緒に煮込まれたジャガイモが甘くて美味しいのよねぇ。ってことで、昨日は、この「カムジャタン」を食べました。４番目は「レッドマンゴー」です。デザートですｗレッドマンゴーは、ヨーグルトソフトクリームを売ってるお店の名前ですが、そこの「ヨーグルトピンス」が旨いの旨いの。。。。練乳のかかったかき氷の上に、たっぷりのヨーグルトソフトクリーム。そして、４種類の果物やソースなどをトッピングができるのですが、私の定番は「いちご１つ、マンゴー２つ、いちごソース１つ」、これに尽きますな。。。えーっと、いつもいっぱい食べてあっという間になくなってしまうので「人数分＋α」を注文しなければなりません。ぐふふ。さて、本日、さきほど「サムギョプサル」を食べてまたまたＰＣ房へ来ているところではありますが、ＰＣ房に飽きたら、もう一度「カムジャタン」を食べに行く予定。そして、デザートはやっぱり「レッドマンゴー」で〆ますかね。食べ過ぎだけど、最後だもの、許してください。気がかりは、明日出国だってのに、部屋の掃除がまだ。。。。。。。；；；；；；；いえ、徹夜してでも頑張ります。

  2005/03/27

  コメント(2)

• ＰＣ房にて。

  やっぱ、私はインターネット中毒に違いない。今日も、ＰＣ房に来てしまいました。おとといまでは、家でネットができたので、ＰＣ房に来ることはあまりなかったんですが家でネットができないとなると、この状態。うーむ。昔、ネットがなかったころ、私はどうやって生活してたんだろうか、なんてことも思い出せません。大学生のころとか、暇だったに違いない。それともそれなりに忙しかったんだろうか。ＰＣ房とは、韓国の街にはたいていどこにでもありますが（地方の方はよくわかりませんが。ソウルには。）パソコン＋インターネットを１時間１００円～１５０円くらいで使い放題できるネットカフェのようなものです。ただ、カフェとはいっても、飲み物はたいてい缶ジュースのみ。今日、私が来ているＰＣ房の部屋の中にはパソコンが５０台くらいありますかね。。。周りを見渡してみると、ほとんど若い男性。たいてい、個人用の席で間に仕切りがあるのですが、「カップル席」なるものもあり、２人でいっしょに座ることもできます。（その場合も、一人に１台ずつパソコンはある。）部屋はかなり薄暗い。こんなところで長時間ネットしてたら目が悪くなりそう。窓がないくせに、たばこも吸い放題なので、空気も悪いに違いない。しかも、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとこもっている人もいるらしく、以前、ＰＣ房に数日間座りっぱなしだったために「エコノミー症候群」で亡くなった人がいたというニュースもありました。恐い恐い。韓国ではオンラインゲームとかが日本の比にならないくらい普及しててここに来てる人は、大体ゲームしてるような気がします。でも、町を歩けばどこにでもあるので、ちょっと暇になったときとか、待ち合わせに早く到着しちゃったときとか外出先でメールチェックしたいときとかにすごく便利です。日本にも、こういうのがカラオケの数くらいあったらいいのに。

  2005/03/26

  コメント(0)

• とうとう終わった。

  昨日、家の電話やインターネットを解約し、今日の午前中、引越し荷物を送って本日、韓国の職場での最後の仕事を終えました。というわけで、家ではインターネット接続できない状態なのでPC房というところ（ネットカフェのような。。。）に来てます。次はいつネットできるかなー。（近頃、少々ネット中毒気味。一日でもできないと、不安で。。。）土日は、家の掃除に明け暮れる予定です。。。。ＴＴ実際の帰国は週が明けてからですが、今、本当に全部終わっちゃったんだなぁという寂しくて切ない気持ちです。始まる前は気の遠くなるような時間だと思ってた２年間も過ぎてしまえば全部夢の中で起こった出来事のようで文字通りあっという間でした。光陰矢のごとし。２度と来ない時間なのに家で無駄にごろごろしながら過ごした週末が少なくなかったこともちょっと悔やまれます。もっと積極的にいろいろやるべきだったな。帰りたくない。ここに来る前、前任者が「帰りたくない」と言ってるのを聞き、「いいな。私も、帰るときにそんな風に思えるように生活できたら。。。」「そんな風に思えるようになるだろうか。」「すぐ帰りたくなるんじゃないだろうか。」などと思っていましたが、私も今、ほんとに帰りたくないと思っています。それもこれも、本当に人間関係に恵まれたお陰だと思っています。思えば、こちらの職場関係でも友人関係でも人間関係にかなり恵まれていて、本当に幸せな日々を過ごしたと思います。人生、生きていれば嫌な人に会うことも多々ありますがそんなことはほとんどなかった。というより、ほんとに気の合う楽しい人たちばかりでした。送別会では、「まぁ、私は泣くことはないだろうなぁ。」と思っていたけど蓋を開けてみればワンワン泣いてる私がいました。ＴＴ真っ先に泣いたような。別れの会で大泣きしたのは、小学校の卒業式以来だな。。。こちらでの生活と出会いが、それだけ印象深く大切なものとして私の中に残っていることに改めて気づかされました。ここに来なかったら出会うことのなかった人々に出会えたこととここで経験したいろいろな出来事を一生の宝物にしていきたいと思います。

  2005/03/25

  コメント(0)

• 同じ釜の飯を喰う

  今日、韓国でお世話になった方（韓国人）に送別会として昼食に招待していただき、ご馳走になりました。料理のなかに、秋刀魚の焼いたものが一匹ありました。私たちは4人だったんですが、秋刀魚は一匹。そこで、その方が秋刀魚を自分のお箸でバラバラにほぐして私たちに「どうぞ食べてください」って言われたんです。前にもちょっと書きましたが、韓国は直箸文化なので、直箸で。その人は日本語も堪能で、日本文化についてもよく知っておられますが「まぁ、ここは韓国だから、韓国式でね。」ってことで。これがもし日本だったら、友達ってほど打ち解けた仲でもなく仕事上のお付き合いの方なので、お箸の後ろ側を使って、それぞれがちょっとずつつまむってところでしょうか？そこから、日韓の「食べ方」文化の違いの話になり、面白いなーと感じたので書いておきます。日本語で「同じ釜の飯を喰った仲」というと、非常に親しい友人関係を表すと思いますが、韓国でも同じように「ひとつ釜の飯（ハンソッパブ）」という表現があります。「ひとつ釜の飯」を食べるくらい親しいのだ、ということを表す言葉です。表現自体は日本と全く同じですね。でも、具体的な「食べ方」を考えると、違いが見えてきます。以前の日記にも書いたことがありますが、韓国には基本的に取り皿ってものは存在せず、大皿に盛られた料理を皆で直箸で取り合って食べます。それが鍋だとしても、鍋の中に自分のスプーンを突っ込んで直接口に運んで食べます。カキ氷（パッピンス）だってアイスクリームだって、何人か集まって食べる時には、一人用のものを頼まず、大人数用のものを頼み、まるで、洗面器やバケツのような大きな容器に皆でスプーンを突っ込んで食べます。しかも、これも、混ぜる混ぜる混ぜる。。。（私も最初はかなり抵抗がありましたが、今はこれが旨いと感じる。）このように、韓国で「ひとつ釜の飯（ハンソッパブ）」を食べるってのは、ホントに文字どおり、同じ大釜に皆がスプーンを突っ込んで食べるということを意味しています。有名な韓国料理「ビビンパ」なんかも、ご飯と具をぐちゃぐちゃとかき混ぜたものを皆で食べちゃうわけです。（あまり関係ないけど、この方法だと洗い物も少なくて、楽だし省エネ。いいなぁ。）逆に、日本で「同じ釜の飯」を食べたと言っても結局、個人の茶碗や取り皿に盛られたものを食べることになるわけですよね。この辺に、日韓の人間関係の距離感の差というか、そういうものが現れてて面白いなぁと感じました。日韓の人間関係の距離感の差、といえばこのほかにも色んなところで感じます。例えば次のようなところ。●韓国では、仲良しの女の子同士は手をつないで歩く。●日本では、いくら仲良しだからって、同性同士で手を繋ぎたくない。　　（とは言っても、私もこちらにきてチョットは慣れました。。。。；；）●韓国では、仲良しの女の子同士は同じベッドで寝る。●日本では、いくら仲良しだからって、同性同士で同じベッドにあまり寝たくない。　　（部屋が狭くてしょうがなかったら一緒に寝るけど。）●韓国では、結構大きくなってもお母さんと一緒に寝たりする。●日本では、ある程度の年齢になればお母さんと一緒に寝たりしない。●韓国では、お母さんが子供に「愛してる」と言う。子供もお母さんに「愛してる」と言う。●日本では、家族に「愛してる」なんて言ってるの、ドラマでも聞いたことない。こんな風に、韓国の対人関係は、日本の対人関係より「密着型」なんじゃないかな～と思います。ドライな日本の対人関係もサッパリしててめんどくさくなくていいけど、なんか、韓国の対人関係も情が厚くてハマると面白そう。。。などと思ったりすることもあります。その分、干渉とか多すぎてめんどくさいことも多そうですけど。ま、この歳まで「日本式」でやってきた私には、今さら転換するのは無理ですねー。

  2005/03/22

  コメント(0)

• ここにいるから感じる日韓の温度差

  島根県議会が竹島の日条例を可決してからというもの、韓国の報道はこの問題で持ちきりです。毎日毎日朝から晩までこの話題に触れていないときがない。一日中、この問題について報道され、（韓国側の主張の盛り込まれた）歴史を聞いている韓国国民にとっては領土問題について再度考え、「独島は、やっぱり我々の領土だ」と考え直す機会になるでしょう。（まぁ、報道してる内容がどうこうって問題は抜きにしてですよ。）これを書いてる今も、テレビではずーーーーーーーーーーーーっと、竹島（独島）についてキャスターが延々と喋っています。特別番組の多いこと多いこと。毎日トップニュース扱いですな。それに対して、日本国内ではどうでしょうか。私が今現在、日本にいないからハッキリとはわかりませんが予想するに、ほとんど話題になってないのでは？多少は話題になるのでしょうが、他のニュースと並列の扱いでしょうね。「竹島？…はぁ？そこ、どこ？？？」って日本人だって少なくないに違いない。この日韓の温度差の違いは凄まじい。たかが、田舎の地方自治体が勝手に制定した「竹島の日条例」くらいで竹島が日本の領土だと国際的に認められるわけでもなくなんの効力だって持ってないのに韓国人は感情的だし熱くなりすぎじゃない？と思ったりもする。韓国人だって「独島（竹島）は我々の領土だ」ってことを示し、認識するためにこれまで独島（竹島）切手とか発行してきたりしたじゃん。それと、まぁ、似たようなことをしたわけでしょうな、島根県議会だって。しかし、一方で多くの日本人の無関心も大問題ですね。。。。何で日本人って、こんなに色んなことに無関心なんだろう。それとも、関心があってもないふりをしているだけか。。。？こないだ、韓国の日本大使館前でデモがあり、竹島問題に対する抗議のために自分の指を切り取って大使館に投げつけた人がいるとか。そこまで熱い韓国人と、冷め切った日本人。まぁ、結局この問題を解決できるのは政府同士の冷静な外交交渉しかないのではと思いますが客観的に見るに、既に片方はもはや「冷静」ではない。まともに交渉ができるんだろうか。はぁ～～～あ、って感じです。

  2005/03/19

  コメント(0)

• 紫色的な彼女。

  以前、私の日記にも登場したことのある韓国人の友人「ジュン」が書いた日記を、本人の了解を得てフリーページの方へ掲載させていただきました。紫色的な彼女のページへこの話は、ジュンの実話で、約10年前のことでしょうか？？？一度読んで忘れられなくなるほど気に入ってしまいました。こんな文章書けるなんて、ジュンってロマンチストだなー。 んで、実話だってのに、映画のような。。。ジュンが軍隊へ行ったときの話も出てきますが、やっぱり、軍隊に行って彼女と別れることになることってあるんだね。切ないですねー。で、日記の中にも出てきますが黒と紫の口紅とミニスカートが好きなジュン（笑）に最近、新しく彼女ができたって報告があって私もニンマリしてよろこんでしまいました。良かったね～。今度会ったときは、私にも紹介してください。。。。ジュンさん。＾＾

  2005/03/17

  コメント(4)

• 韓国軍隊の面白訓練。

  さっき、ニュース番組を見てたら、韓国の軍隊で実際に行なわれている面白い訓練についてリポートしてました。韓国の情報部隊で１９９０年から行なわれている訓練のひとつにいわば「恐怖感克服訓練」のようなものがあるそうです。その訓練内容は・・・。（１）恐怖映画を観る。（２）そのまま目隠しをして、お化け屋敷へ移動する。（３）お化け屋敷体験。（４）恐怖感克服訓練終了。。。。。Ｔ▽Ｔ；；；；；訓練を終えた兵士達は、「この訓練により恐怖感に克服する力がつき、実戦にも耐えられる」とし、口を揃えて「達成感を感じる」と言いました。でも・・・・。本当か～～～？？？？お化け屋敷なんかは、映像で見る限り、骸骨の人形が天上からぶら下がってたりお化け役の人が驚かしたりするだけのホントに子供だましの内容でしたが。韓国国防部はあれで本当に実戦に対応できるほどの恐怖感克服訓練になると考えているんだろうか。というか、ニュース見てても笑っちゃうような内容だったし。どこまで本気なんだかよくわかりませんな。・・・・かく言う私は、恐怖映画もお化け屋敷も大嫌いなので、こんな訓練は絶対したくありませ～ん。冷やかし半分で、大人数で、とかだったらやってみたい気もしますが。＾＾；；；

  2005/03/15

  コメント(0)

• 韓国で身についた癖。

  ２年間も韓国で暮らしていると、やっぱり色んな癖が身につくものです。最初は「韓国流に」やらねばと、いちいち考えながらやってたことが今ではすっかり身についてしまいました。例えばどんなことかというと。●ご飯を食べるときは、お茶碗を持ち上げない●これは、日本でもよく知られた韓国の礼儀作法のひとつですが、韓国では、日本のように器を手に持って料理を食べることがありません。ご飯の入った器をテーブルに置いたまま、スプーンですくって食べます。韓国で、日本のように器を持ち上げて食べると「ご飯をわざわざ手に持って口の方に持っていくなんて、卑しい食べ方だ」というように見られます。また、韓国の器は、金属製で熱を伝えやすく、ほかほか熱々のご飯が入った状態では、とてもじゃないけど手で持てないでしょうねー。それから、いまの器はステンレス製で軽いですが、昔の器はとても分厚くて重く、手で持ちにくかった、という話もあります。私は、韓国では何の迷いもなく普通にこの食べ方をしてますがこれって、日本に帰れば「犬食い」。。。－－；でも、一度染み付いた癖って抜けにくいもの。うっかり犬食いしちゃって、冷や汗、なんてことが十分ありえそうで怖いです。●大皿からとるときも、直箸でOK●韓国では、大皿料理をとるときは直箸で取ります。ちょっと高級そうな店に行くと、取り箸が用意してあることもありますが、大抵は、直箸。友達同士じゃなくても、仕事上でその日初めて会った人と食べるときも直箸。そういえば、日本語を勉強している韓国人の友達がこんな話をしてました。「語学学院で、先生が『日本人は、お箸の後ろ側でおかずを取る』って言ってたけど、そんな変なことしませんよね？絶対嘘に決まってますよね？？」これは、直箸を避けて、お箸の逆側を使っておかずを取り分ける日本人の習慣のことを言ってるのですが、彼女にとっては、これがとてつもなく奇異な話に聞こえたらしいです。私が「ホントにやりますよ、日本では。」と言ったら、ものすごく驚いていました。●鍋では直スプーン！●まぁ、直箸自体はそんなに抵抗なかったんですが・・・。最初に韓国に来た頃、もっと抵抗があったのは、チゲなどの汁物でも、みんなが同じ鍋にスプーンを突っ込んで、一緒に食べてること。直スプーンとでもいいましょうか。これには、本当に抵抗がありました。親しい相手じゃなくてもですよ。その日初めて仕事であったおじさんとかが相手でも、平気で直スプーンで鍋をつつくのです。しかも、スプーンについてるご飯粒なんかを一度ぺロっと舐めてスプーンを綺麗にしてから（綺麗にするというかなんというか。。。。ーー；；）鍋にスプーンを突っ込むのが基本。でも、これにもすっかり慣れてしまいました。今では私も全然平気です。ーー；；●お酒を注がれると飲み干さないといけないような気がする●韓国では、お酒を飲むときに杯を回します。このとき、飲み干さないと杯が回せないので、一息に飲まなきゃいけない。親しい人相手だと、別に飲み干さなくても自分ペースで飲んでれば問題ないですが、仕事関係で会った人とかにお酒を注がれると「飲み干すのが礼儀！」とばかりに飲み干してしまう自分がいます。。。－－；注いで下さった相手は、「あ、ゆっくりでいいですよ！」と言われますが、杯を返して注ぎ返すか、または次の人へ回すというのが礼儀なので、ゆっくり飲んでるとなんとなく落ち着きません。●何にでも片手を添える●韓国では、何を渡すにも片手を添えるのが礼儀。名刺交換、お土産、書類、レジでのお釣り、などなど、全ての物の受け渡しは、親しい関係ではない限り、片手じゃなくて両手でやります。一方の手で物を持ち、もう片方の手はひじのあたりに軽く添えるのが基本姿勢。これも、すっかり身についてしまいました。たまに日本に帰国したときに、コンビニで買い物をしてお金を渡すときなども、ついつい片手がひじの辺りに…。これは、何となく恥ずかしい。今、思いついたのはこのくらいですかね。。。でも、もっと色々染み付いてそうな気がします。

  2005/03/13

  コメント(0)

• スパイラル。

  この時期はいつもこんな感じだなぁ。家のことも引越しやら手続きやらでやるべきことがいろいろあるし仕事も最後の最後までやってる気がする。いつになったら落ち着いた生活ができるのでしょう、あたし。。。－－；今の時期はほんとに仕事が忙しい。年度末ってのは、なんでこんなに忙しいんだろう。しかも、送別会が目白押し。退勤時間になると、すぐさま帰らなきゃいけない場合が多い。送別会をパスすることは難しい。自分が送られる側だから、用意してくれた送別会をパスしちゃ申し訳ない。てわけで、仕事多い→でも残業できない→送別会で飲んだくれる→仕事なかなか終わらない→ひとり焦るというスパイラルに陥るのです。そして、こういうときに限って元来じぶんがやるべき仕事に加えて、同僚や外部から仕事の依頼がきたりするもの。ホントに全部終わるのか？と不安を抱えつつも、終わらせなきゃ悔しいので全部やります。自分がやるべきだった仕事を誰かに引き継ぐなんてもってのほかだ。恥ずかしい。てことで、がんばろ～っと。

  2005/03/12

  コメント(0)

• 韓国で暮らすと太る？痩せる？

  私が韓国に来て約2年経ったわけですが。日本人からは、「韓国人って痩せてる人多いね」という声をよく聞きます。なんか、韓国人は痩せてるイメージがあるみたいです。芸能人の影響でしょうか？（逆に、韓国人からは「日本人は細い～！」という話を聞きます。　確かに、日本人の最近の女の子はメチャクチャ細い。）実際のところは、韓国にはかなりデブな人も多い。…と思います。日本よりも多いかも。ファーストフードとか大好きな人が多いし、日本人だったら「ハンバーガーを頼んだら、飲み物はノンシュガーの紅茶」とかってカロリーを調整しながら食べるところを、韓国人は「ハンバーガーにはコーラ！ピザにもコーラ！コーラ以外はありえない！」と容赦なくカロリーの高いものを食べている気がします。最近は「Ｗｅｌｌ－Ｂｅｉｎｇ」が大流行したお陰か、低カロリーの商品なんかもあったりしますが、総じて韓国人は食べること大好き。間食大好き。特に、肥満の子供は多いです。これは、問題ですよね。最近は韓国でも一人っ子の家庭が増えて、親はきっと子供を可愛がりすぎるあまりファーストフードなどを食べたいだけ食べさせる。　　　　　　　　↓　　　　　肥満児誕生という図式が成立してるのではないかと想像できます。子供の肥満が問題になっているというのは、日本も似たようなものですよね。似たように少子化の社会ですし。ファーストフード店は溢れてるし。だいたい、高校生、大学生くらいまでの年頃に太ってる人が多い。ファーストフード好きの世代に太ってる人が多いのは、うなずけます。ファーストフード天国のアメリカが、肥満地獄に陥っているように。ただ、ある年齢以上になると、太っている人はあまりいません。普通に生活してると思われる世代（おじさんやおばさん）に太ってる人が少ないのは、確かです。その世代だけを比較すると、日本人よりも太ってる人が少ないようにも思います。さっきも書きましたが、韓国人は食べること大好き。間食も大好き。朝から、日本だったら夕食にもなるような量のご飯をしっかり食べ、もちろん昼食と夕食も日本人から見たら結構な量をお腹いっぱい食べ、間にはおやつもちょこちょこつまんでます。街ではそこらじゅうに食べるものが売ってあるので、小腹が空けば、ついつい買い食い。しかも、おやつってったって、こっちではラーメンもおやつに分類できちゃうくらいですから。飴を一粒、とか可愛いもんじゃないんです。重い重い～。美味しいんですけどねぇ。。。＾＾；；でも、そんなに太ってない。なんで？なんで？なんでだ？？ということを、ちょっと私なりに分析してみました。【あまり太らない理由】（１）野菜をいっぱい食べてる。　これは、ありきたりな理由ですが、日本と比べると食べる野菜の量が格段に多い。キムチなどをはじめとして、野菜がメインの料理が多い。体にはすごくいいことですよね。（２）揚げ物が少ない。　日本では、１日のうちに最低一度は揚げ物を食べる機会があるのではないでしょうか？弁当に入ってたり、居酒屋でつまんだり・・・と。でも、韓国では、あまり揚げ物を食べない。私、たまにホントに揚げ物が食べたい～という気分になって、とんかつ屋に行きます。そのときくらいですね、私が韓国の日常生活で揚げ物を食べる機会は。（３）運動するのが好きな人が多い。　週末などに公園へ出かけると、運動をしている人が本当に多い。これは、結構驚くほど多い。見ていてすがすがしいほどです。（４）ごはんと一緒に汁物を必ず飲む。　汁物というのはチゲなどですが、野菜がたくさん入ってる上に、火が通るのでかさばる野菜がたくさん食べれる。肉はそんなに入ってない。というわけで、総じてこういう食べ物は低カロリーに違いないのです。（５）・・・・虫！？？？？？　もしかして、虫がいる？　えーっと、お腹の中に・・・。です。　有名モデルなんかが、体型を保つために寄生虫をわざわざお腹に飼っているとかいう話は良く聞きますが（これホント？）、やっぱり韓国人も虫飼ってる？　実は、この話、冗談ではないような気もするんですが。前に、韓国人の友人が薬を見せてくれて「これ何かわかる？」と聞いてきたんです。わかんなかったので何かと聞くと「駆虫薬だ」って。で、「韓国人は、定期的に飲む人が多いよ」とも教えてくれました。　たしかにねぇ～。　生野菜いっぱい食べてるしねぇ。　豚肉も、生焼けかもしれないよ？ってこともあるしねぇ～。　生の豚肉をつついた箸で、そのまま平気でご飯食べちゃうしね～。。。てことで、いくつか思いついたことを書いてみましたが、（５）番、ちょっと怖いです。私も、こっちに来てから数々の暴飲暴食、間食をこなしてきましたがおかしなことに体重は減ったんですよね。。。。これは、、、もしや。。。。。｡･ﾟﾟ･(>_

  2005/03/10

  コメント(0)

• すっぴん談義。

  前回の日記はちょいと真面目に書きすぎたので、今回はかなり軽い話題です。しかも、あまり韓国には関係ありません。私は、大学生の頃からお化粧をしてたような気がします。ていうことは、かれこれ１０年間もの間、化粧のお世話になっているわけですが。そして、随分と長い間、化粧をしないと外に出るのが恥ずかしいわ、なんて思ってたんですが。ここにきて、何故かすっぴんに目覚めてしまいました。まぁ、もともと化粧しても化粧しなくても全然変わらないような顔なので化粧してたときだって「すっぴんですか？」と聞かれてガックリしてましたが。【すっぴんのいいところ】（１）朝、出かけるときに化粧しなくていいから時間がかからない。（２）夜、化粧を落とすクレンジングに時間がかからない。（３）外にほとんど化粧道具を持って出かけなくてもいい。グロスとパウダー程度があればいい。（４）服を脱ぎ着するときなどに、化粧が服につくことを心配しなくてもいい。（５）化粧をしていないので、化粧が崩れているかどうかの心配をしなくていい。（６）マスカラを付けてないので、目が痒いときにも我慢せずに目をこすれる。（７）化粧をしないほうが肌の調子がいい。吹き出物などがあまり出ない。うむ。。。。（１）～（３）くらいを読むと、単なるものぐさにしか思えませんが（６）～（７）は、ほんとにそうだなーと感じてます。ファンデーションを顔に塗りたくり、マスカラをバッチリつけることがなんだか不自然な気がしてくるのです。そもそも、人間はすっぴんで生きるのが自然なのでは、と思ったりし始めるのです。でも、一応、時と場合を自分なりに考えて化粧をします。どんなときにすっぴんで、どんなときに化粧をしてるのか、自己分析をしてみました。【自分的に、すっぴんでOKなとき】（１）運動をするとき。（２）近所へ出かけるとき。（３）飛行機に乗るとき。（長時間のフライト）（４）旅行先。（５）親しい女友達に会うとき。（６）親しい男友達に会うとき。（７）普通の男友達に会うとき。（８）初対面の男性に会うとき。（９）通常の出勤時。（１０）普通の飲み会。（１）～（３）は、常識的に普通の部類に分類してもいいかもしれませんが、（４）～（１０）は、普通はちょっとダメな部類ですかね？【自分的に、化粧をしないといけないと思うとき】（１）仕事で会社の外部の人に会うとき。（２）普通の女友達に会うとき。（３）初対面の女性に会うとき。（４）美容院に行くとき。（５）化粧品を買いたいとき。（６）冠婚葬祭。・・・・・う！す・・・少なすぎない？これ。我ながら、チョットびっくり。これ以上思いつきませんでした。ちなみに、（２）と（３）については、女性に会うときはやっぱりちゃんとしてないとちょっと怖いような気がします。＾＾；；；同性の目は厳しいのです。それにしても、どうして女性の場合、「すっぴんで仕事をすると、相手に失礼だ！」だとか「化粧をすることは、社会人として最低限の身だしなみ」などというようなことが言われてるのか不思議でなりません。なんで男性は化粧をしないのに、女性はすっぴんだと無礼になるのか。たしかに化粧をきちんとすると、キリッとした印象に引き締まるような気がしますが、やりすぎの化粧とかでは逆効果だし、すっぴんでも顔が変わるわけでもないし。（私の場合、ですが。－－；；）不思議不思議不思議・・・・。でも、帰国したら、ちゃんとします。多分。。。日本ってやっぱりそんな雰囲気・・・かな～。

  2005/03/08

  コメント(4)

• 韓国生活の終わり近づく・・・自分の送別会の季節。

  土曜日の夜、久々に会う友人やその友人など、６～７人で集まって飲んだ。私の送別会…というか、送別会と名のついた単なる飲み会のようでもあったが。なんだか、ここから私がいなくなるのが我ながら信じられない思いなので、いつもと変わらない飲み会気分で。中でも、約１年前に出会って仲良くなった友人達とあまり会えなくなるのはほんとうに寂しい。会ってる回数自体はそんなに多くないような気がするけど、気が合うというかなんというか、そういう人たちっているものだなぁと思う。最初の頃は、あの人たちが韓国語で喋ってても、私は韓国語があまりできなかった。仕事で使うような表現ばっかり知っていたので、少しは韓国語で仕事をしてたが、タメ口とかは使えなかった。友人が、日本語を勉強中なのをいいことに、日本語で喋ったりしてた。今では、気付けば私が韓国語を喋ってる。考えるんじゃなくて、自然に言葉が口から出てくる。この感じに、我に返ってチョット驚く。あの頃には、私の韓国語をいちいち直してくれてた友人が、「そのくらい喋れたらいいんじゃない？」と言ってくれる。当時と比べると私も喋ることがチョットはできるようになったんだなぁ。（でも、まだまだ語彙は全然足りないし、文法もホントに難しい。）１次会は行きつけの店で、２次会でカラオケに行って３次会でやっぱり我が家へ流れてきた。こうやって我が家へ遊びに来た人は何人いただろうか。幸か不幸か、私は１人暮らしなので、飲み会の終わりに人が押し寄せて来ることが多かった。一度しか会わなかった人もいるし、何度も遊びに来た人もいる。私がいなくなったら飲み相手がいなくなると友人が言ってくれる。こうした出会いは忘れられないものだ。韓国の生活を振り返ってみると、嫌なことや腹が立つこともたくさんあった。自分のことは割と楽観的な性格だと思うけれど、不安なことがなかったといえば嘘になる。２年前、韓国での生活は一体どうなるのか、友達はできるのか、仕事はちゃんとできるのか、韓国語がわかるようになるのか、期待と不安の入り混じった気持ちだったことを思い出す。１年前、本当に嫌なことがあって、残りの韓国生活がとても長く思えたこともあった。けれど、韓国での生活も終わりに近づいた今、「私の韓国生活、けっこう良かったんじゃない？」と思える。あと何年か経って今を思い出せば、「なかなかのもんだったね、あの頃」と思うに違いない。いろんなことや人に感謝したい。

  2005/03/07

  コメント(6)

• 

  海で貝をたらふく食べる。

  本日は画像満載でいきま～す。こないだの週末、友人たちと3人で西の海の方へ行ってきました。チェブドというところらしいんですが、詳しい場所はわかりません。。。韓国の西側の海にある、江華島の近くらしいですが。。。目的は、貝、貝、貝～！海で焼き貝をたらふく食べる！！！・・・・これに尽きます。韓国の西側の海は、干満の差が激しくて干潟ができるので、貝がたくさん採れます。採れたてを、海で焼いて食べるのが最高に美味しいのだと前々から聞いており、私も、ぜひぜひ一度は食べてみたいと思っていたのです。ソウルを出発して約2時間。渋滞してなかったら1時間で行けるのですが、渋滞していたので2時間。周りに殆ど何もなかったのに、突然、焼き貝を売る食堂が軒を連ねる場所が現れました。ここが目的地。さて、たくさんある店のひとつに入り、念願の焼き貝をたらふく食べてやる～！！！と、モドゥムチョゲ（貝盛り合わせ）3万ウォンを頼みました。名前も知らない貝がたくさんあります。 そして、これを練炭で焼いて食べるのです。焼きすぎては、だめ。まだプルプルしている状態で、何もつけずに食べてみる。おおおおおお～～～～！！旨い！何もつけずに食べても、海水の塩分がほどよく染み込んでいる。そして、プルプルしている。貝殻の中に溜まった汁を飲んでみると、これまた味が染み出ていて旨い。旨い旨いとは聞いてたけど、ホントにソウルの街中で食べた焼き貝とは全然違う！そんで、焼酎（ソジュ＝チャミスル）にもよく合うのよね。ふふふ。貝の塩分が適度にきいてて、ソジュもクイ～っといけちゃうのです。貝を食べてるうちに夕陽も沈んできて、景色も最高です。そんなこんなで、貝を食べ続け、お腹いっぱいになりました。貝だけでこんなにお腹を満たしたのは、生まれて初めてだったな…。↓これが、残骸です。ゴミ箱いっぱいの貝殻。よく食べたなぁ。 お腹いっぱいになったところで、やっぱり締めが必要ですね。アサリのたくさん入った手打ちうどん「バジラクカルグクス」を頼んでみました。シウォ～ナン　マッ（さーっぱりした味）で美味しいんだけど、貝でお腹いっぱいになり過ぎて、ここで２人が惨敗。１人食べ続けてくれた兄さんに感謝です。 そしてこのあと、この場所から見えている島へ行ってみることにしました。島へ渡る道は、通常、海の下に沈んでいるんだけど、干満の差が激しいので、１日に２回、朝と夜だけ道が現れるのだそうです。それが午後８時２０分。外に出たら、道を渡って島へ行こうとする車が、すでに行列を作って待っていました。私たちも、道を渡りました。この道がいつもは海の下にあるのかと思うと、なんとも不思議な気分です。島に渡って、島の周りを２周ぐらいしてみましたが、ホントに何にもない島（笑）。けど、若者がたくさん遊びにくるらしく、民宿などの宿泊施設と食堂だけはいっぱいありましたね。。。。私たちは、島の中の唯一の娯楽施設と思われる場所へ行ってみました。ここで、バイキングに乗ったり・・・・・（乗ってる客が私たち２人だけだった・・・・！！　そのためか、おじさんサービスしすぎてて、怖すぎです。） 射撃をしてみたり・・・・・ 花火を見つけて、 冬の夜の海岸（＝氷点下１０度くらいだった。。－－；；）で花火をしてみたり・・・・ 私たちも、若者みたいに遊んじゃいましたよ、もう。；；；きゃぁきゃぁ言いながら。ああ、面白かった。そして、私たちは島を出てまた陸地へ戻り、チムジルバン（健康ランドのようなところ）へ行き、夜を明かすことにしました。チムジルバンは、入浴施設は男女別になっているものの、サウナや休憩室は男女一緒に使える構造になっているため、友達同士や恋人同士、家族で行っても、皆で一緒にお喋りができて、楽しいところです。また、私たちみたいに、ここを宿泊施設のように利用する人も多いです。ホテルよりも安いから。さてここで、何故か私が持参していた「花札」を持ち出して、やっぱり花札大会。これひとつあると、どこへ行っても退屈せずに楽しめるね、という逸品です。サウナの中にまで花札を持ち込んで、気温表示が７９度という暑さの中、汗だくだくで花札をしてみました。サウナの中でじっと座っているときって、手持ち無沙汰だなーと思ってましたが、花札があれば、退屈せずにすみますね♪（というか、サウナの中でまで花札やってる私たちって、ホントに馬鹿でした・・・＾＾；；；）さて、今回のペナルティーは、勝った人が負けた人の腕に「しっぺ」をするというもの。おかげさまで、私の腕は、真っ赤になりました・・・・。－－；；夜中まで楽しく遊んだあと、チムジルバンで寝て、翌朝早く出発してソウルへ帰ってきました。楽しいことはあっという間に過ぎるもの。｡･ﾟﾟ･(>_

  2005/03/01

  コメント(2)

• 車に貼るステッカーの話。

  今日、韓国語の先生に車にまつわるこんな話を聞きました。日本では、初心者運転者は車に若葉マークを貼らなければならないって決まってましたよね？たしか。けど、韓国では初心者でも特に決まった表示はないそうです。その代わりに、車の後ろの部分に自分たちで勝手にステッカーを貼ったりするそうなんですが…。その内容は、こんなかんじ。「初歩運転です」「ひよこ運転」（韓国では、幼稚園児のことを「ひよこ」と言ったりもする。みんな黄色いものを身に付けてるから。可愛い。）「完全初歩」「あなたも初歩運転者だった時期がありますよね？」（イライラしてる人に昔の自分を思い出させる？）ふーむ。でも、日本でも、似たようなステッカーはあるかも。。。と、ここまでは思いました。でも、次に聞いたこんな話はチョット日本にはないかも。韓国では、「女が運転するなよ。女は家で飯炊いてろよ。」って考える男性がまだまだ多いそうで。そんな話をしながら、先生は、こんなステッカーを貼って運転してるおばさんを見たことがあると教えてくれました。「家でご飯炊いてきました。」きゃはははははは～～～！！大笑い。先生と一緒に大笑いしちゃいました。これは、先生が見たことのある一番笑えたステッカーだったそうですが。でも、よく考えるとこういうステッカーは今の日本では無理だろうな。女は飯を炊け。女が車を運転してんじゃないぞ。っていう社会的意識が背景にあるためか、女性が運転するときは肩身が狭い思いをしてるってことですよね。日本だったら女性団体に訴えられますよ。笑い話だけど笑い話じゃない。韓国の女性の社会的地位は、昔に比べると随分向上してきたと思いますがまだまだだなって感じの印象を受けました。対する日本も、まだまだ色んな問題を抱えてるでしょうけども。

  2005/02/23

  コメント(0)

• イ・ウンジュの自殺

  今日の職場で事務所のスタッフが「今日、イ・ウンジュが自殺したんだって。」と教えてくれました。　『ブラザーフッド』の人気女優イ・ウンジュさんが自殺 イ・ウンジュは、日本でも昨年公開された映画「ブラザーフッド」に出演し、張東健の婚約者役を演じたほか、最近韓国で大人気だったドラマ「火の鳥」に出演するなど韓国でも人気があり、美人で演技の実力もある女優でした。２５歳の若さでの自殺でした。私は、彼女の出演作はブラザーフッドくらいしか見てませんがとても雰囲気があって、美人で、知的な感じもして、印象的だなーと思っていたので、このニュースを聞いて今日とてもショックを受けました。韓国は、本日、このニュースでもちきりです。家に帰っていろんな記事を見てみたところ、彼女は最近軽い鬱の症状と不眠症に悩まされていたとか。自宅には、家族に宛てた血文字の遺書が残されていて、「お母さん、ごめん」「お母さん…さよなら」などと書かれていたそうです。　イ・ウンジュさん遺書「誰も恨みたくなかった」人気絶頂ともいえるこの時期に、何故彼女が自殺をしなければならなかったのか。あんなに綺麗で若くて才能もある人が。今はまだ、原因ははっきりとわかってません。一般人にはわからない芸能界ならではの苦悩もあったのかもしれません。イ・ウンジュさんのご冥福をお祈りいたします。　【フォトアルバム】映画『ブラザーフッド』の女優イ・ウンジュ ************************************昨日の夜から今朝にかけて、ソウルでは雪が降っていました。今朝は、雪が地面にうっすらと積もっていました。こちらの雪は、気温のせいなのか湿度のせいなのか、ぱらぱら、かさかさ、きゅっきゅっという感じです。東京の雪みたいにべちゃべちゃしていなくて軽い感じ。でも、午後になって雪は雨に変わってしまいました。なんとなく、春が近づいて来ているような気がしますねー。

  2005/02/22

  コメント(0)

• さすがに疲れた…。

  今週は、わが社の社長が訪韓された関係で、それに関係する仕事があったため、毎朝早くに家を出てホテルまで行き社長一行をお出迎えし、夜遅くまで仕事をして、またホテルへお送りするというする日が続き、とても忙しかったです。こんな忙しいときに限って断れない誘いが入るというのが世の常。社長が来韓されている真っ最中に随分会ってなかった友人から「是非会いたい。今日じゃないと時間がない」と連絡が入りました。ヒマなときには、とことんヒマなのに、忙しいときは、どんどん忙しくなるのは何故でしょう。友人達が飲んでいるというので、夜の10時に仕事が終わったあと、鐘路へ駆けつけました。（文字どおり、ホントに駆けつけた！）友人達は私を待つためにすでに2次会へ突入していたので、駆けつけソジュ（ああ、これまた文字どおり駆けつけだった！）をぐいぐい煽り、話をしているうちに、この人たち、我が家へ来るって勝手に話を始めてしまいました…。ーー；；翌日は、朝7時過ぎには家を出なくちゃいけないのに、今からこの人たちが家に来たら、いつまで飲むことになるのやら…。と思いつつ、やっぱり我が家へ。今週は、やたら忙しかったので、家の中がメチャクチャだってのに。＾＾；；「ちゃんと、普段から掃除しておくように」などと友人は言ってましたが、ホントに忙しかったのよ。＾＾；；；我が家に到着して、この間私が日本から買ってきた日本酒を飲みながら始まってしまいました、花札大会…。3人以上集まれば、始まってしまう花札大会。韓国人ってやっぱり誰でも花札できるんだなぁ。花札の恐ろしいところは、時間の経つのを忘れるほど熱中してしまうこと。これは別の友人の話ですが、昔、卒業旅行でスキーに行ったのに、花札を始めてしまったばっかりにスキーに一度も乗ることなく、数日間部屋の中で花札を打ちっぱなしだったことがあるとか…。そんな恐ろしい魔力が花札にはあるのです…。＾＾；；この日、結局夜中の3時まで花札をしてました。勝者は誰だったかな。私かな。ここんとこ、ちょっと強いのです。ふふふ。散々遊んで、朝6時に目覚まし時計をセットして寝ました。起きれるかどうかかなり心配でしたが、仕事が仕事なので緊張してたせいか、5時45分には眼が覚め、友人達を起こし、朝ごはんを適当に用意して食べてもらい、仕事へと出かけました。こんなことをしてたせいか、昨日も今日もなんだか胸がムカムカして食欲はないし、ものを食べたら胃が痛くなる始末。体力にはかなり自信があるほうですが、今週はさすがにダウン気味。ですが、明日は久々にインラインに乗ろうなどという誘いも入ってきたので、気合入れて行ってきます。残り少ない韓国生活、こちらの友人達と会う機会も残り少なくなってきたので、こういう日々もまた良しですかね。東京生活最後の頃を思い出します。あの頃もしょっちゅう皆で朝まで飲んでましたね。

  2005/02/18

  コメント(0)

• 逆カルチャーショック。

  前回の更新からまたまた間が空いてしまいました。あっという間に２月中旬。時間の経つのが速い速い。光陰矢のごとしとは、ホントによくできた言葉です。２月８日～１０日は韓国の旧正月で連休となったので、私はしばらく韓国を離れて羽を伸ばしてきました。海外に住み始めると、最初は異国の文化や習慣などに戸惑って「カルチャーショック」を受けるという話はよく聞きます。そして、反対に「逆カルチャーショック」というものも存在します。海外での生活が長くなると、そちらでの文化や習慣に慣れてしまったり、自分自身が成長したり、人間関係が変わったりすることによって、帰国したときに慣れていたはずの自分の国に対して受けるカルチャーショックのことです。私は、この旧正月の連休中に、目的地への経由地として東京近辺にも少しだけ立ち寄ったのですが、見事に逆カルチャーショックの嵐でした。自分でも、韓国の生活にすっかり慣れきっていたんだなーと改めて感じることだらけ。もう、ほんとに些細なことが全て珍しいっていうか、日本にいた頃には当たり前だったのに、全部忘れちゃってる自分がいるというか。外国人が日本に来たときのカルチャーショックに比べると微々たるものかもしれませんが、こんなことを感じた自分を覚えておくために、ホントに小さなことばかりだけど書いてみます。●そういえば車って左側通行だったね。　これ、超当たり前のことなんだけど、こんなことすら当たり前ではなくなってます。　日本では、車は左側通行。韓国では、車は右側通行。これ、車を運転しなくても、歩行者の立場として大いに関係があります。車道を横断するときに、日本では右側から車が来るので、まずそっちを確認しますが、韓国ではこれが逆になります。ついうっかり、日本でも韓国と同じように左側だけ確認して車道を渡ってしまいました。ちょうど車が来てなかったから大丈夫だったけど、もし車が来てたら轢かれてた。命に関わるカルチャーショック。＾＾；；●タクシーの扉は自動ドアだったのね。　これまで、いろんな国でタクシーに乗りましたが、私が経験した限りタクシーの扉が自動ドアになってるのって、日本だけでした。（他にもあるのかな。）　タクシーのドアを開けようと、手を出したら勝手に開いたので、超ビビりました。降りるときも、勝手に開くんですね。荷物とかたくさん持ってたら、すっごく便利だろうな。ああ、もうこんなことも忘れちゃってる。●タクシー代が高い～！　やっぱり日本のタクシーは世界的に見ても激高い。なんでこんなに高いのか。むしろ他国が安すぎるのか･･･。●車が綺麗。　新車が走っているかと思うくらい、みんな車をピカピカにしてますなぁ。「いや、そんなに綺麗じゃないぞ」と思われるかもしれませんが、外国に比べたら日本の車は新車同然にピカピカ。●電車が小さい。　韓国の電車の幅は、日本の電車より広いです。これに慣れると、日本の電車はおもちゃみたい。向かいに座っている人との距離が近すぎて、目線のやり場に困りました。＾＾；；●電車の中でおじさんが漫画雑誌を読んでてびっくり。　これも、外国人が見て驚く光景のひとつらしいですが。日本にいるときは「おじさんだって漫画読むよねー。日本の漫画って面白いし。」って思ってましたが、私も久々に見て違和感を感じてしまいました。韓国では、電車の中で漫画を読んでる大人をほとんど見かけません。毎朝、駅の前で無料で配られる新聞（フリーペーパー）を読んでる人が老若男女問わず多いですね。●電車に乗り降りするときのマナーが抜群。　降りる人がちゃんと降りきるまで待つのが基本。でも、こんな当たり前のことが韓国では当たり前ではなかった。「私が先！私が先だぁぁ！！」と言わんばかりに、降りる人そっちのけで人を押しのけて掻き分けて乗車しようとする人ばかり。その点、日本では皆が降りるまで乗り込まずにちゃんと待ってる。素晴らしい。●夜、お酒を飲もうと思ったら。　「付き出し」が頼んでもないのに勝手に出てくるくせに、３００円くらいとられてるのにムカ。さらに、お酒を頼んだら氷も出てきて、氷代まで会計されてるのにムカムカ。やっぱり日本で酒を飲もうと思ったら高い。その点、韓国ではつまみなども、サービスである程度出してくれるのでお得な感じ。でも、やっぱり日本の料理はものすごく美味しいし、お酒も美味しいし種類も多い。　韓国と日本、どっちで飲みたいかって言ったら･･･いろんなことを総合的に考えると、うーん、悩ましいところです。どっちも捨てがたい。●紙幣や貨幣の価値、ピンと来ないのです。　韓国では、１０００ウォン（約１００円）から紙幣があるため、貨幣を使うのは５００ウォン（５０円）以下の場合のみ。これに対して日本では、５００円硬貨があるため、小銭は小銭でも１０倍の価値がある。この辺の感覚がいまいちズレているままです。ホントは、５００円硬貨があれば結構色々なものが買えるんだけど、「小銭じゃん＝あんまり使えない」と一瞬思ってしまう。まぁ、５００ウォン硬貨と５００円硬貨、外見も大きさもよく似てますしねぇ。●日本人のおじさんたちが、なんか優しそうに見えてしまう。　日本人のおじさんが、小柄で色白で華奢で、なんかすごく静かで温和な民族に見えた。（言い方を変えれば弱そうにも見える。＾＾；；）韓国のおじさんたちみたいに大声でぎゃーぎゃー喋ってない。態度もでかくない。韓国では、年上が偉いし、男が偉いって考え方がまだまだ残ってるので、おじさんは概して態度がでかいような気がする。全然違うなーって印象を受けました。日本人の男性は、なんか穏やかな感じがするのね。●女の子がみんな同じに見える。　東京の銀座あたりを数時間プラプラしたのですが、ちょうど退勤時間に重なってたこともあり、会社帰りと思われる女の子をたくさん見ました。日本にいるとき、「外国人が日本人の女の子を見たら皆同じに見える」って話を聞いて、「えー。でも皆がちょっとずつ違うじゃん」と反感を覚えてましたが、久々に見ると、髪型もメイクも服装も靴もバッグも、なんだか皆同じように見えてしょうがない。特に、黒のロングブーツ履いてる人の率が高かったのが目に付きました。流行ってるのかな。それとも、基本？●テレビに出てる人がわからない。　ホテルでテレビのチャンネルをかちゃかちゃと回しながら色んな番組を流してみたんですが、２年間も離れてると知らない芸能人だらけですねー。日本で流行ってた歌もあんまり知らないし、私にとって空白の２年間になるでしょう。うーん、思いつくままつらつらと書いてみましたが、ホントにこんな些細なことでいちいち違和感を感じました。今回の日本滞在は、ほんの少しだけだったけど、完全帰国したらもっとすごい逆カルチャーショックがあるに違いないですね。

  2005/02/11

  コメント(2)

• 

  春川は、やっぱり冬ソナで押せ押せ～なのかなー。

  今回は久しぶりの更新なので、画像満載でいこうと思います。＾＾；；出張で江原道の春川市へ行き、今日帰ってきました。春川市といえば、「冬のソナタ」のロケ地で有名となったところです。実は私は、「冬のソナタ」は前半は全然見てなくて、後半のほうしか知らないんですが、春川市のロケ地は、ドラマの前半に登場することが多かったみたいですね。＾＾；；でも、仕事の合間を縫ったり、汽車待ちの時間を使ったりしてしっかり見所も見物してきました…。＾＾寒い気候のせいか、日本人観光客が思ったより多くなかったように思います。それとも、冬ソナブームも下火になりつつあるのかな。。。お土産屋の人に聞いたところでは、ピーク時と比べると実際に観光客が減少しつつあるというような話もあるそうです。すこーしずつではありますが。一方で、江原道や春川市の「冬のソナタ」をはじめとしたドラマや映画を前面に押し出した観光PRが目に付きました。あちこちに「冬のソナタ」の文字の入った看板があるし冬ソナ関連の観光パンフレットも何種類も作成していました。到着した最初の日、春川ミョンドンで昼食を食べようとウロウロしていたのですが、目ぼしい店がなく、やっと見つけた市場の入り口の小さな食堂に入りました。何の変哲もない食堂だと思ったのに、入ったらこの貼り紙…。 ここは「冬のンナタ」の撮影でペ・ヨソジュソさんがラーメソを食べた店です。てっきり、ロケの合間にでも皆でラーメンを食べた店だと思ってたら、ちゃんとドラマの中に出てきた場所なのだそうです。しょっぱなから、冬ソナショック。思わず写真撮っちゃいました。うむ･･･そういえば、貼り紙の「ン」と「ソ」の文字が入れ替わってるのが少し笑えます。＾＾；；このお店で「トッポキに天ぷらを入れて炒めてください」とお願いしたら、おばちゃんにたいそう不審がられました。ソウルではけっこう普通にやる食べ方なんですが。。。（あとで聞いたら、江原道でも若者はこうやって食べるらしい。おばちゃんだから知らなかったようで。）でも、おばちゃんは、こっちの注文に合うように作ってくれました。味は、すごく美味しかったんですが、量が・・・・ソウルと比べて3倍くらいはあったような。全部食べきれなくて、おばちゃんに申し訳なかったです。何度も「包んであげる」といわれたのに、仕事があったから断りました･･･。食べ物の神様、お百姓様、おばちゃん、ゴメンナサイ｡･ﾟﾟ･(>_

  2005/01/26

  コメント(2)

• 漢江が凍った！＆三十路って言わないで～。

  今日のソウル、最低気温が氷点下10.8度まで下がったそうです。体感温度は氷点下20度とかいう予想が出てましたが（みずん氏、教えてくれてﾄﾞｳﾓです＾＾）、なんだかもう、想像もつかない世界。氷点下20度って何？？！（※　体感温度＝風が吹いて肌が熱を奪われる程度を気温で表したものだそうです。）そして、今日、漢江の水がこの冬初めて、とうとう氷結しました。私、今日たまたま漢江沿いを走るバスに乗ったので見ることができたんですがやっぱりあれだけ大きな川の水面が凍りついてるのって、壮大っていうか･･･。日本では（北のほうはわかりませんが私の故郷では）見られない光景なので、感動しました。こんな寒さにも関わらず、私の服装は、日本に居たときと全然変わってません。いや、むしろ薄着かも。スカート履いてますし････。うむ、慣れるもんですね。*******************************************************さて、もう一つの話題。できれば、忘れたままでいたかった話題でした…。＾＾；；というか、意識的に触れないようにしてたんだけど･･･。こないだ、久々にちょっと飲みすぎて、大事な時計をなくしたりしたんですけど（結局、時計はあとで見つかった）。後日、その旨を友達に話したんです。「いやいや～。久々に酔っ払っちゃったわぁ。」って。そしたら、「あなたも、もう三十路なんだから、気をつけなさい。」って言われたわけです。････は？三十路ですか？え？誰が？･･私が？？･････うそーん。え？まじ？そうだったっけ？てことで、２００５年１月１日をもって、私、三十路を迎えてしまいました。あくまでも、韓国の年齢（数え年）で、です。ちなみに、日本の歳では、私はまだ28歳です。なんで2歳も差があるのよー。え～い。ーー；；もう少ししたら誕生日が来るので、そしたら日本式でも29歳になりますが。年齢を数えるときは、韓国式は無視して日本式のままいくのがベストでしょう。＾＾日本では、赤ちゃんが生まれた瞬間を「誕生」として数え始めるので、誕生した時点で０歳。これが、いわゆる「満年齢」ですね。一方、韓国では、生まれた時点で1歳です。これが「数え年」です。「数え年」は、昔は日本でも使われていましたが、今はあまり使われることもないので、数え方を説明しておきます。「数え年」では、新年を迎えると、みんながいっせいに１つずつ歳をとっていきます。･･･てことは？例えば、12月31日に生まれた子供は生まれた時点で1歳なので、翌日に新年を迎えて、また１つ歳をとり、あっという間に2歳になってしまうというわけです。「数え年」は、生まれた年と今年を使って、次のような簡単な式で計算できるそうです。〔数え年〕＝〔今年〕－〔生まれた年〕＋１また、「満年齢」を使って換算するときには、次のような式となります。○今年の誕生日が済んだ人（今日が誕生日の人も含める）〔数え年〕＝〔満年齢〕＋１○今年の誕生日がまだ来ていない人〔数え年〕＝〔満年齢〕＋２この式で計算すると、私は、今年の誕生日をまだ迎えていないので、〔数え年〕＝〔満年齢〕＋２これに私を当てはめて〔３０歳〕＝〔２８歳〕＋２ああ、数式で数えなおしてみても、まぎれもなく三十路でした。がっくり。´д｀;;でも、私はまだマシなほうでしょうね。1月生まれなので、満年齢と数え年の差が2歳という時期がとても短いです。12月生まれの人は、ほとんど一年中、満年齢＋2歳の数え年で暮らすことになるんだなー。いやはや。昔は、歳のことなんてどうでもいいやと思ってましたが、「三十路」という言葉が急に現実になり、今日はこんな話題にさせていただきました～。

  2005/01/10

  コメント(4)

• 「ＪＵＭＰ」の公演を観に行きました。

  今日のソウルは寒かった～！！天気予報によると、最高気温が－4度、最低気温は－11度でした。外に出たら、凍ってました、あらゆる水分。そういえば、昨日も美容室にいたときに、外では雪がたくさん降ってたな～。積もりませんでしたが。にもかかわらず、私は今日もインライン乗りに出かけてしまいました。もう、インライン馬鹿と呼ばれても仕方がない。行った公園の池はカチカチに凍ってましたよー。最近、こんな風景を見ることもなかったから、これは気分よしです。でも昨日のパーマの後、「２日間は帽子をかぶっちゃダメです」と言われたので帽子もかぶらず出かけたら、耳がちぎれるかと思いました。寒すぎ！で、あっという間に寒さに負けてすごすごと引き上げてきてしまいました。－－；；弱いな～。*****************************************さてさて、先日、タイトルにも書いたとおり「ＪＵＭＰ」という公演を観に行ってきました。外国人がソウルでよく行く観光コースに入ってる公演で有名なものには「ＮＡＮＴＡ」や「トッケビストーム」がありますが、まぁ、概ねその路線のものといっていいかも知れません。私はどちらも観ましたが、今回観た「ＪＵＭＰ」が一番面白かったです。笑えました。テコンドーやテッキョンなどの韓国の伝統武芸を使ったアクロバティックな舞台です。そのストーリーは、「武術家族」（なんと、家族の武術の段数の合計が、１１７段！）とその家に忍び込んでしまった２人の泥棒とが繰り広げるドタバタのコメディ。そのコメディっぷりは、結構コテコテで、私は、なつかしくも「８時だよ！全員集合」を思い出してしまいました。くだらないけど、笑えてしまうという。観客層は、「ＮＡＮＴＡ」や「トッケビストーム」では外国人が大半だったような気がしますが、この「ＪＵＭＰ」では、韓国人のほうが多かったようです。「ＮＡＮＴＡ」、「トッケビストーム」がパフォーマンス重視で台詞がほとんどない反面、「ＪＵＭＰ」では、舞台の中で韓国語の台詞があり、台詞で笑える場面もあるからでしょうか。もちろん、台詞がわからなくとも十分笑えそうです。あとで、パンフレットを見てみたら、ここに出演している役者達の中には全国武術チャンピオンや、元国家代表の器械体操の選手まで含まれているそうです。どおりで動きが凄かったわけだ･･･。公演場所は世宗文化会館パフォーマンスホール、公演期間は２００５年３月３１日までとなっていますがこれまでも、劇場を変えて転々と公演を続けてきたみたいなので４月以降もどこかでやる可能性大です。韓国旅行のコースのひとつとしていかがですか～。ＪＵＭＰ（日本語ページ） ＪＵＭＰ（韓国語ページ）

  2005/01/09

  コメント(4)

• 韓国の美容室体験談。

  今日は、半年振りくらいに美容院に行ってきました。久しぶりすぎ。＾＾；；ここ数年、黒色のストレートのまま髪を伸ばしてるので美容院に行かなくてもあまり変化がないっていうかそれなりに普通だった（と思ってる）のです。でも、今日は久しぶりに暇だったしそろそろ行っておくかな～と美容院に出かけました。行ったのは、いつも通勤途中で見かけて気になっていた大きな美容院。どうやらチェーン店らしく、あちこちで見かけるのですがお客さんも結構入ってそうだし、安そうだなと思ってました。今日、私がやったのは、「マジックストレートパーマ」です。コテで髪の毛をはさんで全体を丁寧に伸ばしていき、ツルツルのストレートにするというもの。韓国人の女の子の髪がツルツルぴかぴかのストレートなのは、このパーマのお陰でしょう。＾＾韓国では、何回か美容院に行ってますが、すっごく安いです～。いつもは、カットだけするために、カットの上手なお兄さんのいる「モッズヘア」に行ってたんですがここは半年前に行ったときはカットが15,000ウォン（約1,500円）でした。これでも、韓国では高い方らしいですが、日本だとカットで最低3,500円くらいはするので、かなり安いと感じます。でも、もっと驚きなのが、今日の「マジックストレート」の値段。30,000ウォン（約3000円！）ですよ～。しかも、カットもこの代金に込みになってるから驚きです。日本のカット代でカットとストパーができてしまうなんてｗｗちなみに、まったく同じやり方で日本でストパーかけたときは17,000円位しました。（そのときと今と髪の毛の長さ変わってないから比較してＯＫでしょう。）いや～ん、もう日本でストパーかけれない。もったいなくて。ちなみに、午前中に行くと『モーニング価格』でさらに安くなる美容室もあります。値段に対して、その質は？ってのが気になるところですが、ストパーの仕上がりも文句なしだし、仕事のスピードもなかなかです。椅子に座ったとたん、2人がかりでパーマ液を塗っていきあっという間にパーマ液の塗布終了。雑誌を読みながら待っていたらシャンプー台に連れて行かれました。シャンプーを受け持ってるおばさんは、私に「水がちょっと冷たいですよー」と言ったんですが、いや、まじで。ものすごい冷たい水でシャンプーされてしまいました。「すっごく冷たいですか？」って聞いてくるから思い切り「はい！」って言ったのに暖かくしてくれなかったし。これ、すごい不思議です。冷たい水でシャンプーしなきゃいけない理由でも！？？そのあと髪を乾かして、いよいよコテで髪の毛を伸ばします。髪をブロッキングして、全体的にホントに丁寧にやってくれます。髪を引っ張られてチョット痛いけど。我慢我慢。ここが一番時間がかかるしめんどくさいところですね。そして、2回目のパーマ液を塗布。待つ。シャンプー。乾かす。そして。。。つるつるピカピカのストレートに変身しましたー♪(｡･_･｡)ﾉお姉さんに「毛先だけちょっと整えてください」って頼んだのでチョキチョキとカットしてくれました。よそ見しながらカットしてたから結構不安でしたが、普通の仕上がり。全部終わるまで、ジャスト3時間。んで、くどいですが、30,000ウォン。日本で同じことやると4～5時間以上は当たり前ではないでしょうか？いや、下手すると半日以上美容院にいるはめになるかも。私、日本へ帰国した後も、美容院に行くために韓国へ来たいです。むふふ。

  2005/01/08

  コメント(2)

• 

  鐘路で新年を迎えました。

  明けましておめでとうございます。あっというまに２００５年ですね。ミレニアムだぁと騒いでいた頃がもうあんなに遠い昔へ。。。きゃ～。この年末年始は、生まれて初めて外国で過ごしました。韓国なんですけども。韓国では、正月が「陰暦の１月１日」になるので年末年始とはいえ普通の人は、まとまった休みもないし、日本のような「正月気分」は味わえず、新年を迎えてチョット騒ぐ程度でしょうか。（いや、ホントはチョットじゃなかった。ーー；後で書きますが。）私も、普段と変わらずインラインスケート乗りに行ったり（寒かった～！）テレビで映画を観たり（ロード･オブ･ザ・リング。韓国語の吹き替えは辛い）家でごろごろと本を読んだり（ダヴィンチコード、天使と悪魔。）そんな感じで過ごしました。あ、我が家では、契約もしてないのになぜかNHKのBSが入るので（ダメじゃん）紅白歌合戦も観たりしました。知らない歌手がけっこういましたねー。2年も日本を離れると、すっかり浦島太郎ですな。噂のまつけんサンバも、紅白でやっと実物を見れました。そんな感じで紅白歌合戦を見てましたが、途中で切り上げて新年を迎えるためにソウル市の中心部「鐘路」へ出かけました。鐘路には、その名のとおり鐘があるんですがこれを、日本で除夜の鐘を鳴らすように、新年を迎えるときに鳴らすんです。何回鳴らすのかは、勉強不足でチョットわかりませんが。このため、鐘路にはものすごくたくさんの人たちが集まっていました。私が着いたときは、夜の11時半を回っていました。地下鉄の駅から地上に出ようとすると、階段の途中から、立ち込める火薬の匂い。一体何が起こってるのかしら？と、地下道から地面に上がったらもう、人、人、人。人だらけです。どこからこんなに湧いてきたんでしょう？そして、果てしなく打ち上げられる花火。。。。。花火売りが花火をあちこちで売っていて、それを皆が買って、手に持って空に打ち上げていました。危なーい。花火の音で、かなりうるさい。けど、すっごく綺麗でしたね。そして、ついに新年を迎えたその瞬間。鐘路の鐘が鳴り始め、周りからは一斉に拍手が巻き起こり歓声が上がりました。さらに激しくなる手持ちの打ち上げ花火。目の前のビルの屋上からは、本格的な打ち上げ花火が立て続けに上がり始めました。花火の音と人のざわめきで、もう、鐘の音なんて全然聞こえません。上から雨のように火薬の粉が落ちてきて、目に入って前も見えません。火花と火薬で、戦争が起こったかと思うような光景でした。でも、終わりはあっけなかったです。15分くらいすると、あっという間に皆が帰ろうと動き始めました。山のような人ごみが、一斉に同じ方向に動こうとするものだからぎゅうぎゅう押されて、これまた、危ない危ない。それでも、なんとか人ごみから脱出して、新年の乾杯をしに居酒屋へ行きました。乾杯して軽く飲んで、そろそろ帰ろうかと外に出たら花火売りが売れ残った花火を自分でパンパンとあげていました。嵐のあとの静けさ・・・。なんだか物悲しさを感じました。｡･ﾟﾟ･(>__

  2005/01/06

  コメント(2)

• NHK第1の「地球ラジオ」へちょっぴり出演します。

  あっという間に年の瀬ですね。この１年間、本当に早かったです。皆さん、よいお年をお迎えください。*＾－＾*さて、私事ではありますが、前の同僚の知り合いだというNHKラジオ局のディレクターに頼まれて２００５年元旦に放送予定のNHK第１のラジオ番組「地球ラジオ」の中の「ジーオ情報局」というコーナーに５分くらい出演することになりました。「地球ラジオ」は、海外在住の日本人が参加し、世界の動きを伝えるという番組です。ラジオ日本で全世界に放送しています（韓国でも聞けるらしい）が、インターネット→地球ラジオhttp://www.nhk.or.jp/grで聞くことも出来るそうです。私が出演する部分の放送予定時刻は、２００５年１月１日（土）の午後６時半ごろでほぼ確定だそうです。しかし、この日午後１時半からの「サッカー天皇杯決勝」の中継が延長となった場合、この日に放送されず、１月８日（土）午後６時半過ぎになる可能性もあるそうですが。内容は、「日本人が見た韓国での韓流ブームのとらえ方」と「２００５年日韓友情年」をテーマとして報告形式で喋ってます。（実は、すでに収録済み。）付け焼刃の知識で、緊張しまくって、とんちんかんなことを喋ってますが。しかも訛ってますが。ーー；；お時間のある方は聞いてみてくださいませ～。それでは、よいお年を～！････最近やっと「冬のソナタ」見ています。＾＾；；遅すぎですな。

  2004/12/30

  コメント(2)

• 強烈な寒さが。。

  私の会社は、昨日で仕事納めも終わり、今日から年末年始の休暇に入りました。通常、韓国では日本みたいにまとまった「年末年始の休み」がないため３１日まで仕事をするところが殆どだと思いますが。今日のソウルは、朝の最低気温がマイナス８．３度まで下がって今年の一番の寒さを記録したそうです。そういえば、今朝は分別ゴミの収集日だったので朝６時ごろにゴミを捨てに外に出たのですがあっという間に手足が冷え切りました。（部屋着にフリースを羽織っただけで出たせいもありますが。）いつも私が遊びに行ってる漢江沿いの公園では、運動をしてたおじさんが、突然滑って漢江に落ち亡くなるなどという事故も起きてます。地面が凍ってたんでしょうかねー。恐ろしい。でも、ホントに寒いときには漢江の水面も凍るので寒さはまだまだなのかもしれません。私にはこれでも十分寒いんだけどな。最近は昼間でも氷点下になってることも多いので道を歩くと、ありとあらゆる水分が凍りついています。ただの水？洗剤の混ざった排水？誰かの吐き捨てた唾？正体不明の水分たち。。。ーー；；ベランダに洗濯物を干しても、日中に多分凍っているのでしょう。なかなか乾かず、洗濯物が冷たくなるばかりです。－－；でも、外の寒さに比べると、家の中は本当にポカポカです。オンドル（床暖房）のお陰で、部屋中が暖かくて私は今でも半そでＴシャツで過ごしています。こんなときは、部屋でのんびり本でも読んでいるのがいいかも知れませんねー。

  2004/12/29

  コメント(2)

• メリ～クリスマス＆ペ・ヨンジュンって本物のナイスガイ（笑）！？

  メリークリスマス～。約半月ぶりの日記です。－－；あっという間に年末ですね。１２月はまさに師走だと実感します。この間、台所の修理、いくつもの忘年会と飲み会、友達の結婚式、釜山への日帰り出張などなどバタバタと過ごしていました。日記に書いてないことが山ほどありますが。。。－－；；さて、昨日のクリスマスイブは、日本から来られた共通の知人を迎え事務所の皆と一緒に過ごしていたのですが、食事→２次会→３次会と、いつものコース。で、行きつけの飲み屋に行きました。日本でいう「スナック」みたいなところです。この店にはよく行くので、顔見知りのお姉さんたちが何人かいるのですが、昨日はそのお姉さんの友達が一緒に来ていました。この人の喋りがものすごく面白かったので、場は大いに盛り上がりました。話の中で、「ヨン様～ペ・ヨンジュン」の話題になりました。このお友達、１９９９年、ペ・ヨンジュンが韓国でもまだそんなに人気ではなかった頃に一緒にお酒を飲んだことがあるそうなのです。直接の知り合いではないものの、知り合いの知り合いにテレビ局のディレクターがいて、その人がペ・ヨンジュンを連れてきて一緒に飲んだのだとか。このお友達が言うには、ペ・ヨンジュンは本物の紳士だったそうです。（笑）その１：お酒がめっぽう強い。　爆弾酒を１０杯飲んでも全然変わらない。　※爆弾酒とは、基本的にはウイスキーとビールを混ぜて飲む酒で、これを飲みすぎると普通つぶれます。＾＾；その２：女性に気を遣う。　女性が酒を何杯飲んでいるのか、さりげなく数えていて、飲みすぎてる女性には「大丈夫ですか？」と気を遣う。その３：優しいうえに、愛敬もある。　皆でゲームをし、負けた人が酒を一気しなければならないというルールだったのだが、ペ・ヨンジュンは飲めない女性の分を全部代わりに飲んであげた。その代わりに女性には「ほっぺにチュ」をしてくれるよう頼む。などという話を聞きました。ふーん。やっぱり、日本での噂どおりの人ってわけですか。私は、別にペ・ヨンジュンに興味はないのですが、この話には、大いに興味を持ちました。＾＾；；なかなか普通にはいないタイプの人なのは、確かなようです。さて、このお店で働くお姉さんたちの中には「キム・レウォン」と付き合ったことのある人もいますし、密かに芸能人の裏話を聞ける場でもあります。芸能人情報通の集まる酒場。世間って本当に狭いわー。さて、本日は本物のクリスマス。昨日のイブは、こんな話をしながら夜が更けましたが今日は何をしようかなー。ケーキは昨日食べちゃったし。とりあえず、またインラインですか。ってゆうか、それしかすることないや。スキー行きたいスキー行きたいスキー行きたい。。＾＾；；けど・・・。ではでは、寒いけど汗かきに行ってきますかね～。

  2004/12/25

  コメント(0)

• よりによって、こんなときに？｡･ﾟﾟ･(>_<;)･ﾟﾟ･｡

  今日、家の掃除をして、台所のシンクで雑巾洗ってたらシンク台が壊れました。ヾ(･･;)うそーん。シンクには洗剤とか調味料とか置けるようにシンク台と壁の隙間を使って長さ２メートル×幅１０センチくらいの台が付けてあったんですが、それが、突然「かぱ～ん」と音を立ててシンク台と壁の間に落ちてしまいました。ついでに、台の上に載せていた調味料や食用油や洗剤なども全部一度に下に落ちてしまいました。隙間が深くて狭いため、調味料は何個か救出しましたがまだ半分くらいは隙間に落ちてるはず。落ちた衝撃で蓋が開いて、垂れ流しになってたりすると嫌だなぁ。というか、何でこの台が落ちるのか。理由がわかりません。雑巾を洗っただけなのに～。何にもしてなかったのに～。そして、よりによって、どうして今！？今週末は、日本から来る友達が家に泊まるらしいのに。いや、友達はいいや。こっちは、どうにでもなりますわ。困るのは、あれだ。来週の初めには、私が日本に帰ってからこの家に住むかも知れない人達がこの家を見に来るっていうのに。ああ、「綺麗に家を掃除して、ちゃんとした部屋を見せてこの家を引き継いでもらおう～♪」と、普段しない大掃除をし始めたのがまずかったのか。－－；；あーあ。明日、午前中は仕事休んで不動産屋さんに相談に行ってきまーす。やれやれ。早く直してもらえるといいなぁ。まぁ、韓国の修理屋さんって超適当だけど、超スピードでやってくれそうな気がしますし。＾＾；；そもそも、作るときに超適当にやってるからこんな事態になるんですけどねぇ。きっと。

  2004/12/08

  コメント(4)

• 雨の日は。

  今日は、雨が降らないと思ってたのに、仕事が終わって退勤したあと降ってきました。ってことで、本日の夜はモドゥムジョンとスンデとドンドン酒っていうコース。ホントはパジョンのほうが良いんでしょうか。よく分かりませんけど。　　※モドゥムジョン＝豆腐や肉などに小麦粉をつけて焼いたもの。　　※スンデ＝豚の腸詰。形がグロテスクなため、苦手な人も多い。　　※ドンドン酒＝韓国のにごり酒。　　※パジョン＝一般的に日本で「チヂミ」と言われてる食べ物。韓国人は、雨が降ると「パジョンを食べながらドンドン酒を呑みたくなる」のだそうです。理由は色んな説があるらしく、ハッキリわかりませんが、私が聞いたことがあるのは「パジョンを焼くときの音が雨の降る音に似ているから」というもの。なんか情緒的ですね。日本では「雨が降れば、この食べ物と飲み物を！」ってのはなかったように思いますが･･･。韓国ならではって感じで面白いです。私、今日は朝晴れてたから全然そんな気分じゃなかったのに夜には雨が降ってたので「モドゥムジョンとドンドン酒だ！絶対！！」と自然に考えてました。とうとう、ここまで来たか･･･。１年半もこっちに住むと、考え方も多少変わるもんでしょうかね。＾＾；；ところで、インラインスラローム同好会についに正式加入してみました。こんなに寒くなってから･･･。＾＾；；でも、熱心な会長さんに丁寧に教えてもらいながら徐々にできなかったことができるようになってて楽しいです。（というか、訓練ですね、訓練。体中痛い痛い！！宿題出たし～。）この土日も、乗ってきましたが、風がものすごく強くて超寒かった～～～！けど、会長さんは何故半そでＴシャツで頑張れるのか。やはり気合ですかね。真冬に向けて私もがんばります。そして、今年の年末年始は、インライン練習のため日本に帰らないことにしましたぁ。だって、「年末年始も乗ります？」って聞いたら「乗る。」って言うんだもん、こっちの皆さんが。それを聞いて「私も私も！」と言ってる自分に、かなりハマってるなぁ～と、我ながら驚きでーす。正月に実家にいないってのは、生まれて始めてかも。こんな年もたまにはいいでしょうね。（どうせ、実家に帰っても、家には寄り付かずスキー三昧だったし。＾＾；；）

  2004/12/06

  コメント(4)

• 結婚するオンニ。

  韓国で知り合ったオンニが結婚することになりました。最初は「私、カナダに行くことになったよ。新婚旅行だよ～。」と報告を受けました。「カナダに行ったら、スキーかボードに乗って～･･･。」「ええ～いいなぁ、カナダでスキーですか！？しかも、新婚旅行！？わぁ～。」さらに、もっと聞くと、「彼氏とハネムーン展示会を見に行って、たまたま抽選会してたから応募したら、一等に当選してカナダ旅行が当たった。だから、新婚旅行行かなきゃならないし、結婚するんだ～。」などと話してました。なんて羨ましい。一石二鳥ですか？（使い方間違ってるかもしれないけど。＾＾；）「結婚式はいつですか？え？１２月？？私も行きたい～！招待状ください！！！」と、図々しく（笑）お願いし、私も結婚式にお呼ばれすることになりました。オンニは、既にウェディング写真も撮ってしまってて自分のサイワールドに写真を載せてたんだけど、めちゃくちゃ綺麗でしたわ。もともと綺麗な人だけど、さらに磨きがかかって･･･。ところで、私は韓国で結婚式に２回行ったことありますが、どちらも「友達の友達」の結婚式だったため、全然知らない人でした。もちろん招待なんてされてませんが、行って結婚式を見て、ご飯を食べて帰ってきました。日本とは違い、韓国の結婚式は「人が来れば来るほどイイ」と言われてて、招待を受けてない人が行っても全然構わないのです。結婚式自体は最初の１５分くらいであっという間に終了し、残りはみんなでビュッフェ形式のご飯をもりもり食べて解散。友達同士は、この後２次会、３次会へと続くらしいですが。今回は、初めて「招待状」をもらって結婚式に行くことになったのです。招待状をもらうために、オンニと会う約束をしました。ところが･･･。会ってすぐ、オンニから衝撃の告白が。「わたし、ガンにかかっちゃったの。」って、えええ～～～！？聞いた側はビックリです。オンニのほうは、あまりに淡々というものだから、全然重大そうじゃなかったけど。聞けば「ガンだけど、まだ小さいから切らずに治療できる状態」で、「彼氏とは、付き合って１年経ってないけど、病気なら早く結婚した方がいいって話もあって結婚することになった」そうです。オンニが言うには「付き合って間もないから、まだお互いのことを良く知らないし、だから結婚してくれるのかも（笑）。私のことよく知ったら、結婚してくれないかもしれないしね。」だそうです。もちろん、旦那さんになる人は、病気のことは知ってるそうで。オンニが言ってるのは「性格」の問題で、です。＾＾；；オンニの性格は「ハッキリした姉御肌。活発でリーダータイプ」のようですが、これに対し、旦那さんになる人は「静かで騒ぐのが苦手」なタイプ。（私、一度しか旦那さんになる人に会ってないですが、飲み会だったのに喋ってる姿を見ていない･･･。）見ただけでは、オンニは病気のこと全然わかんないし仕事も普通にしてるし、飲み会には出てくるし（酒とタバコはやめてたけど）、ご飯はもりもり食べてたし、踊ってたし（笑）･･･。そんな状態でした････。それに、今は「ガン」といっても早く発見したら治る病気だし。ダイジョウブ。ダイジョウブ！あの優しそうな彼氏と結婚して、ぜったいに幸せになってね。という気持ちです。

  2004/12/01

  コメント(4)

• 

  上達するには順番が大切。

  先日書いたインラインが上手になってた友達に連れられ、インラインスケートスラローム同好会の練習に行ってみました。ソウル市を離れること１時間ちょっと･･･。＾＾；；遠いなぁ。てゆうか、わざわざ行く私も、けっこうハマってるわ。到着したら、パイロン（小さいコーン）を並べて練習してる人たち数人。みんな、やっぱり上手ですなぁ。女の人も一人いました。中でも、その同好会のリーダーと思える人は、別格で、パイロンの間をすごいスピードで、でも滑らかにグニャグニャと縫って行きます。膝の関節がこんにゃくかと思うくらい自由自在に動いていました。そんなレベル高い練習に私が参加するのも･･･。＾＾；；と最初はチョット戸惑いましたが皆さん、いい人たちばかりで私にも丁寧にいろいろと教えてくれました。インライン（スラローム）をちゃんと習ったことがなかったので最初は、何をやってもできないことだらけ。でもこの日、最終的にはヒール＆トゥというのができるようになりました。しかも、けっこうあっという間にできちゃって、拍子抜け。↓こんなのです。写真は私じゃないけど。 これは、見たことは何度もあったけど、私には到底無理だと思ってたことです。でも、このときの練習の過程を思い出すと「最初にあれをやって、次にこれをやって･･･。」と、まさに適切な順序で練習をさせてもらったことに思い当たりました。あの順序で練習したから、できるようになったんだ。。。基本と基本の組み合わせ。逆に、自分だけで適当にやってたら、永遠にできなかっただろうなー。（しかし、この技はかなり簡単な部類に入るとのことです。＾＾；；）上達の道には、順番が大切だと実感したのでした。にしても、こんなに寒くなってきてからインラインにハマってどうする？私。同好会の人たち、寒くてもＴシャツで練習してましたけどね。本気でやると、真冬でも汗かくかも。んで、汗が凍っちゃったりするかも･･･。（ありえそうで、怖いです。）

  2004/11/28

  コメント(2)

• ショッキーング。顔ってホントに変わるのね。。。。

  今日のソウル、初雪が降りましたｗｗいえ～ぃ。ああ、もう心が躍ります、うきうき。韓国では、初雪はとてもロマンチックなイメージがあるそうで、雪が降ると、恋人達は連絡をとりあって「今日は初雪だから」と、雪の中で会ったりするそうです。また、初雪が降ると、初恋を思い出すものだとか。私には、それよりも「スキーが恋人ｗｗｗ」ってことで♪つーか、今日、初雪が降ったこと知らない人もいましたしね。ーー；あいごあいご。***********************************さてさて。今日は、人生の中でこんなにびっくりすることがあったっけ！？ってくらい、わたし的にショッキングな出来事があったのです。私が韓国に来た頃から知ってる韓国人の女の子（私と同い年くらい）と、今日、２ヶ月ぶりくらいに会ったのです。ちょっと離れたところで気付いて、「あ～こんにちわ～～。＾＾」と近づいたのですが。・・・・・・・・・・・！？んんんんんん？？私、人まちがいしたっけ？なんか、目がぜんっぜん違う。ああ別人だ。しばらく、私は本気で人をまちがえたと思って気まずく黙ってたんですが、シルエット（笑）をよーく見たら、やっぱり間違いなくその子なんです。ええええ～！！まさか！！！！まさかアレやったの？？サンコップルススルを！？だとしたら、それも気まずいじゃない。私、なんて反応したらいいの～？？？私の頭の中、大パニック。こんなこと考えながらも、まだ「やっぱり別人かも」とも思える。だって、ホントに全然前と違うんですもん。目の大きさが３倍くらいには見える。私がどうやって声を掛けようか脳みそをフル回転させてると、彼女の方から声を掛けてきました。「（目を指差しながら）これ、どおですか！？＾＾」って。。。わぁぁぁ。やっぱり人まちがいしてなかったんだ、私。この子、やったんだ！二重まぶたの手術を～。私は、内心ドキドキしつつ（笑）「あ～、すっごい変わった！すごい綺麗になった。目が、お人形さんみたい。キラキラしてるし～。」などと、答えたんですが。これ、けっこうショックだったんですよね、私には。だって、顔が変わった人を目の前で見たの初めてだったんだもん。しかも、よく知ってる子なのに、別人だと思っちゃうくらい違ってた。もとの目の形を活かして、自然な二重に、とかそういうのではなくて、もう、全く違う目になってる。そして、目を変えただけで、こんなに顔が変わるもんなんだって初めて身をもって知りました。＾＾；；；でも、私の内心のパニックに対して、この子はとても気軽でした。まるで、「パーマかけたんだけど、どう？」ってくらいのノリで「この目、どお？」って。。。。うわぁ・・・・。噂には聞いてましたが、ホントに韓国人って気軽に手術しちゃうのね。その後は、私も興味津々で「いつやったの？痛かった？腫れなかった？手術の方法は？お金はいくらかかった？」と質問攻めにしてしまいましたが。彼女は、とっても嬉しそうに答えてくれて、こう言いました。「第二の人生を楽しむの！」と････。（笑）仕上がりも、なかなか気に入ってる様子。確かに、これだけ顔の印象が変われば、人生も変わるかも。（念のため書いておくと、その子はもともと目が一重でしたが、それも可愛かったんですよ。）ところで、気軽な反応だったのは、この子だけではありませんでした。この子の友達（男の子）は、チラッと顔を見ても全然驚きもせず、からかい気味に「あ！サンコップルススル（二重まぶた手術）したね！」と軽く言っただけだったのです。それに対するその子の反応も「やだぁ～！エヘヘ（パシンと肩を叩く）」くらいの日常会話レベルのやりとり。そうなの！？ホントにそんなに日常的なの！？ああああああああ。全てにおいて、カルチャーショック（と言っていいのだろうか）を受けました。こういうことって、今まで文章でさんざん読んでよく知ってましたが目の前で起こると、全然ちがうものですね。しかも、自分のよく知ってる人がですよ。韓国に来て、初めて受けた大カルチャーショックと言っても過言ではないくらいです。そして、私にはやっぱり絶対無理だなーと改めて思いました。全然顔が変わるって、怖い！私が私じゃなくなるみたいです。本日の出来事でした～。

  2004/11/26

  コメント(2)

• やられたぁ～｡･ﾟﾟ･(>_<;)･ﾟﾟ･｡

  スキーってわけじゃないけれども、多少関係するかなと思ってこのテーマへ投稿します。この土日は、しばらく会ってなかった友達とインラインに乗って遊びました。（そんなんばっかりだ～最近。ここんとこ、人付き合いが悪かったのです。）私は、もともと日本でインラインを「スキーのオフトレだ！」と始めたのですが韓国に来て、やっと「インラインそのもの」の面白さに目覚めたのでした。「インラインに乗りすぎると、スキーのフォームが悪くなるよ」という指摘をいただいたこともありましたが、「もう、いいや！インライン面白いんだもん！」の気持ちで乗ってます。スキーのフォームが悪くなるのはそりゃ嫌ですが、だって面白いんだもん、しょうがない～。てゆうか、そもそもスキーのフォームがいいわけでもないですしね。＾＾；；で、この久々に会った友達、私と会ってなかった間にインラインを始めてたのです。乗り始めて約１ヵ月半とのこと。（対する私は、実質乗車？時間は短いものの、買って数年経ってます。＾＾；；）何度も「一緒に乗ろう」と誘われてたけど、予定が合わず、やっと今回一緒に乗れました。ソウルの漢江公園を１日２０kmは走ったと思います。しかも、２日連続で。てことは、２日間合計４０kmなわけで。いやー、疲れました。足にマメができたし（靴が合わないのが問題）、本日は、全身筋肉痛です。｡･ﾟﾟ･(>_

  2004/11/22

  コメント(0)

• ああ、もうホントに久しぶりの花札大会～。

  先日の日記にも書きましたが、友人のジュンが韓国に帰国してたのでそれに合わせて、久々に花札仲間で飲み会しました。メンバーは全部で４人。御飯を食べてから飲みに行ったのは仁寺洞のいつもの店。「チルレッコッピヌンマウル」です。（うーん。カタカナ表記には無理がある。＾＾；；）私はいつもよりもソジュ（焼酎）が旨く感じて、やっぱりこの人たちと飲むのは楽しいなーと思いました。というのは、顔が勝手にニコニコしてくるし、皆に「はやすぎ！ゆっくりゆっくり～！」とたしなめられるほど、ソジュをゴクゴク飲めるから。普段だとソジュを「えぃ！」と気合を入れて飲めば、「っ～～～！」と顔をしかめてしまう感じなのですが。（文章だと、どんな感じか伝えがたいですが＾＾；；　ソジュは得意なほうではないということです。）ひととおり飲み終わったので、皆で我が家へ行くことに。このメンバーだと、お決まりのコース。我が家は溜まり場で～す。ヾ(･･;)うちに来て冷蔵庫をあけると、ありとあらゆる種類のお酒が入ってたので（笑）、「やっぱり、居酒屋だな。」などと言われつつ、山ほど買い込んだ食糧をつまみ、皆で夜中までたわいもない話をしながら飲みました。近況や今後の予定について喋ったり、くだらないことを喋ったり。でも、やっぱりこれでは終わらなかったんだな。だって、私たち、元祖花札仲間なんだもん。わはは。花札大会が始まりましたよ～。久々にやるので、最初は札の配り方も忘れてましたが、何回かやってるうちに思い出してきました。私たちのやってる花札の遊び方の種類は「ゴー・ストップ」です。ある人の持ち札が３点以上になったときに、そこでその人が「Ｇｏ」するか「Ｓｔｏｐ」するか決められます。これが、名前の由来。「ストップ」すれば、そのときの点数であがりになるけど、「ゴー」すると、点数が上がっていきます。「３Ｇｏ」すると、持ち点の２倍。「４Ｇｏ」すると、持ち点の４倍。「５Ｇｏ」すると、持ち点の８倍・・・。となるのですが、ここで違う人に一発逆転されると、最初に「ゴー」した人は「全員分の点数×２倍」を一発逆転した人にとられちゃうことになります。「ゴー」したら、勝ったとき大きいけど、リスクも高い。けど、ある程度「ゴー」をしないと盛り上がらないのです！＾＾；「喰えずとも、ゴー！」（「これ以上いい札を取れないとしても、ゴー！」）と言いながら。慣れれば、札の絵柄も全部覚え、表になっている札を見て残りの札を予想できるようになります。だから、ちょっとは勝ちを予想しながら「ゴー」するのですが、実際は予想が外れることも多い。でも、あの冷や冷や感が面白いんです～。そして、勝てば次も勝ちたくなるし、負けたら負けたで次は絶対勝つぞ！と思ってしまう。勝っても負けても、やめられなくなってしまうのです。＾＾花札は、韓国ではとてもポピュラーな遊びです。映画を観てると花札をしてる場面が良く出てきます。行楽地に行っても、ゴザを敷いて花札遊びしてるおじさんおばさんを良く見ます。正月に親族が集まったときに、花札することも多いそうです。そうそう。花札って、次の札を予想したり計算したり、相手の手を読んだり駆け引きしたり、何かと頭を使うので、韓国では「ボケ防止」としても役に立つとも言われてる遊びなのです。＾＾；；でも、お金を賭けたりしちゃ、いけませんよ。そういうハマり方は、ダメ。お金のためにやるのではないんです。＾＾；；韓国では、この花札にはまりすぎ、大金をつぎこんで家や財産を失う人だっています。花札も、やり方によっては立派な賭博ですからね。結局わたしたちも、明け方４時くらいまで「ゴー！」「ストップ！」してました。これやってると、時間が経つのがはやいのです。気付いたら２～３時間はあっという間。私たちの連続ゴーストップ最高記録は１４時間くらい？　･･･はまってた当時は。十分、ハマりすぎてましたね、あの頃。(｡･_･｡)ノ今回は･･･、最終的に勝ったのは私だったかなぁ。だって、私のところイイ札ばかり来たんだも～ん♪　むはは。ともあれ。久々に皆と遊んでとても楽しかったです。ジュンは「行ってきま～す」と、また東京へ行ってしまいました。今度、みんなで一緒に会えるのはジュンが次に帰ってくる３か月後の２月くらいかな？次も楽しみです。＾＾

  2004/11/21

  コメント(0)

• 久しぶりに会った友達（思い出話）。

  今日は、約３か月ぶりにジュンに会いました。久しぶりにお昼ごはんでも一緒に食べようと、清渓川路沿いにある「ファンソコジブ」に行ってきました。（ファンソコジブは２００４年８月２５日の日記参照。）久々に行きましたが、やはり美味しいなぁ～。この店では、韓国人が行列を作るという珍しい光景を見ることができます。＾＾；；；ジュンは、４歳年上の韓国人で、知り合ってから９か月経ちます。今は、プログラマーとして日本で仕事をしているため、たまに帰国をするときに、ご飯を食べたりお酒を飲んだりするだけですが。私にとっては、いとこのお兄さんのような存在です。ちょっと遠くにいて、たまに会うと嬉しい気持ちになるお兄さん。そして、ある理由（ジュン以外には言ったことがない）から私が一方的に親近感を感じてる人です。久々に会って懐かしかったので、ジュンと出会った頃の思い出話でも書こうと思います。甘酸っぱい話（笑）は全くないので、あしからず。出会ったのは、今年の２月ごろ。そのころ、私は韓国生活１１か月目を迎えていましたが、仕事上、韓国人の知り合いはそこそこ増えても、休日に気軽に遊べるような同年代の韓国人の友達がまだほとんどいなくて、「これじゃぁ、いかん！」と思っていました。そんなある日、とある「韓日交流サークル」のメンバー達と知り合うことになり、飲み会に誘われました。その日集まったのは韓国人３人、日本人４人くらいだったでしょうか。そこにジュンもいました。私にとっては全員が初対面。その日は、緊張してあまり喋れずじまいでしたが、何故か翌日も同じメンバーに会うことに。翌日会ったら、今度は、次に会う約束。しかも、「次」ってのが「あした」とか「あさって」のレベル。ほとんど毎日会って酒飲んでるじゃん、私たち！＾＾；；てな状況で、私たちは急速に打ち解けました。結局、毎日のように会うようになったのは、割と近くに住んでいた私とジュンともう一人の韓国人。その頃、私以外の２人は、仕事を辞めたり休んだりして、次の仕事を探している状態だったので、かなり暇人でした。＾＾；；私たちは、私の仕事が終わったら、ほとんど３人で一緒に遊んでいました。外でばかり遊んでいると、当時休職中だった２人はお金も続かないしある日「そんじゃ、家でご飯でも作って食べようか～？」と、我が家に招待し、確かカレーライスを作って食べました。そして、それからは、殆ど我が家でご飯を作り、酒を飲みました。ご飯は、私が作ることもあったし、彼らが作ってくれることもあったかな。彼らは、皿洗いもしてくれるし、部屋は汚さないし、ゴミの日にはゴミを出してくれるし、とても模範的な客人たちでした。＾＾韓国の花札「Ｇｏ Ｓｔｏｐ！」を教えてもらって、花札をするようになると、花札が面白すぎて、夜中になっても終わらない！連日、酒を飲みながら夜中の２～４時まで花札をし、彼らは我が家で雑魚寝して、翌朝の私の出勤に合わせて家に帰る生活。ほとんど、「花札合宿」の状態でした。＾＾；そして、夜になると彼らは再び我が家に「ただいまー」とやって来て、深夜まで「ゴー！ストップ！」大会を繰り広げるのです。私はこんな生活してても、もちろん仕事もしてましたよ。あの頃は、仕事もけっこう忙しかったので、我ながら「体がよく持つな～」なんて思ったりしてましたが。土日も殆ど３人一緒にいて、お弁当を作ってピクニックに行ったり、山に登ったり、ホントによく遊んでもらいました。私の親友とその彼氏が東京から遊びに来たときも、皆一緒に遊んで夜中まで大盛り上がりだったなぁ。そのうち、就職が決まったジュンは東京へ。約１か月間の「花札合宿」生活は終わったのです。ああ、ホントに濃い１か月だった。しかし、この１か月がなければ、私の今の韓国生活はなかったと言っても過言じゃありません。全てはここから始まった！☆(ﾟ∇ﾟ☆)(☆ﾟ∇ﾟ)☆その後ジュンとは、ときどきＭＳＮでチャットをしたり、３か月に一度、ジュンが帰国するときに会うだけですが、ずっと昔から仲良かったお兄さんに会うみたいに、懐かしい気分になります。そして、みんなで再会を祝って飲むと、みんな揃って我が家に転がり込むことも多いのですがそんなときはやっぱり「ただいまー」と言ってます。あはは。ジュンは東京で、あの頃に韓国に遊びに来た私の親友とその彼氏と一緒にちょくちょく飲みに行ってるようです。私は、この親友とは昔から「人の好み」が似てます。そんな親友が、東京で働き始めたジュンと連絡を取って飲みに行ってると聞き、私も嬉しくなりました。ああ～楽しそう！いつか、私もそこに参加しなくては！以上、とりとめもない思い出話でした～。おっと。読み返すと、久々にジュンに会ったせいで随分ジュンに重点を置いた書き方になっていますが、ジュンだけではなく、あの頃に同じく一緒に遊んでたもう一人の友達にもたくさん楽しいこと面白いことを教えてもらいました。ホントに感謝です。(｡･_･｡)ﾉ

  2004/11/18

  コメント(6)

• 

  ワタリ蟹、ケジャン大好き。

  今日は家で、こないだロッテマートで買ったケジャンを食べました。ケジャンというのは、カニを生のまま、コチュジャンベースのタレに漬け込んだものです。言い換えれば、カニのキムチですね。韓国語で「ケ」とは、カニのこと、「ジャン」とは味噌のことです。生まれて初めてこのケジャンを見たとき、「わー！なんて真っ赤なんだ！しかも生のカニのキムチ！？なんか気持ち悪～い。」などと思ったものですが、今となってはもうホントにホントに大好物。これがあるだけで幸せになれるのです。生のカニを甲羅ごと丸々漬けてあるので、食べるのはちょっとめんどくさい。ここで、カニの身を上品にお箸でつついて食べようとしてはいけません。殻にかぶりついて、中身をちゅうちゅうと吸い出す！（笑）すると、ぷりぷりのカニの身が出てきて、まじで旨い。ちょっと透き通った生のカニの身は、ほんのり甘い味。とろけます～。また、殻についている甘辛いタレも旨いのです！そして、全てをしゃぶり尽くし、殻だけを捨てるのです。ああ、うっとり。（遠い目･･･＾＾；）どんなものかというと、↓こんなかんじ。ああ、一番美味しそうなところ！（お腹の部分の断面図。＾＾）ぷるぷるの身だぁ。 韓国では、「ケジャン」のことを「ご飯泥棒」とも言うそうで。日本にも似たような表現がありますが、つまり、「ケジャン」さえあれば、ご飯がいくらでも進むってことですね。また、お酒のつまみにもよさそうです。それから、ワタリ蟹（韓国語でコッケ）を醤油に漬け込んだ「カンジャンケジャン」という料理もあります。「カンジャン」とは「醤油」のこと。普通のケジャンよりもカンジャンケジャンのほうがずっと美味しいという人もいます。私はどっちも好きですがｗｗｗｗでも、カンジャンケジャンのほうが味付けが淡白な分、カニ本来の風味が生きているような気がします。それから、カンジャンケジャンの醍醐味は、甲羅の部分にご飯を入れて、カニ味噌と混ぜ合わせて食べること。これ、絶品です。　　※カンジャンケジャンについて丁寧に書かれたものを見つけたので、　　　詳しくはこちらへ。（画像有り）↓　　　http://www.e384.com/imadoki/002korea/korea_02.html また、ワタリ蟹の料理でもうひとつ代表的なものといえば、「ワタリ蟹の鍋（コッケタン）」があげられます。ワタリ蟹を辛めの赤いスープで食べる鍋。シンプルですが、カニのダシたっぷりのスープが美味しいことは容易に想像がつきますね。以前、こちらで料理教室に通ってたときに、この「コッケタン」を習ったので、友達が来たときに家で作ってみたこともあります。そのときの写真ですが。↓自分で作って言うのも･･･ですけど、美味しかったで～すｗ友達の評判もまずまず。見栄えはともかく。＾＾；； さてさて、私の大好きなこの「ワタリ蟹」ですが、唯一の難点は、「値段がけっこう高い！」ってこと｡･ﾟﾟ･(>_

  2004/11/17

  コメント(4)

• 今日もタクシーネタですわ。

  今日は、初めて「レッドマンゴー」に行ってきました。レッドマンゴーとは、最近韓国で流行っているヨーグルトアイスのお店で、ずっと行ってみたかったのですが、やっと今日食べました！チョット前に日本で流行ったようなヨーグルトアイスをソフトクリームみたいにして、その上に数種類の果物などをトッピング。下に練乳をかけたカキ氷の入っている「ヨーグルトピンス」もさっぱりしていて美味しかったです。日本にもこんな店あったらいいなぁ。レッドマンゴーについて書かれたブログを見つけたので、詳しくはこちら↓へ。http://blog.odn.ne.jp/seoul/archives/000532.html ***********************************今日もタクシー乗りました。めっちゃタクシーっ子です、私。(｡･_･｡)ﾉ今日のおじさんは、先日の「アルバイト運転手さん」とは違って道はよく知ってそうでしたが、ものすごくよく喋る人でした。私は、地下鉄やバスにはない安らぎを求めてタクシーに乗るところもあるので＾＾；；；こういうタクシー運転手さんにあたると、面白いのは面白いけど、疲れます。２０～３０分間、相槌打つのって、けっこう気を遣う。相槌に合わせて首を「うんうん」と振りすぎて、首や肩まで凝ってきます。＾＾；；；（というか、相槌打ちすぎてる気もしますが。日本人的に。）この運転手さん、長い間話をしてくれたので、せっかくですからここに書いとくことにしましょう～。最初に私の韓国語の発音のせいで私が日本人だということがわかると、まずはいつものように、なんだかんだと根掘り葉掘り質問攻めです。「韓国に来てどのくらい経ちましたか？」から始まり「どんな仕事してるんですか？デザイナー？」（←何故デザイナー！？）デザイナーではないと言うと、「じゃ、何の職業？仕事の内容は？どうして韓国に来たの？？」そして、お決まりの質問。「年齢は？」私が「29歳です（韓国の歳で）。」と答えると、「えええええええ！？見えません！21歳くらいかと思いました。」と運転手さん。････またですよ。実際の私をご存知の皆さんには後ろから蹴られてしまいそうですが何故か私は韓国で若く見られやすいのです。運転手さんは続けて「日本人の女の子は、大抵若く見えますね。そして、可愛い人が多い。」と話し始めました。「日本人、韓国人、中国人は似てるようで違います。日本人は、美人っていうよりも、可愛いっていうタイプの人が多い。それに比べて韓国人は美人タイプだ。ところが。中国人は全然ダメ！中国人の女の子は男だ！」私は中国人が一番綺麗そうだと思うんですけれども…。この運転手さんは、どんな中国人の女の子に出会ってしまったのだろう。そして「お客さんが日本人だから言うわけではないんだけれども。」と前置きをして、日本を褒める話をしはじめました。「日本は、経済力でも世界一だし、全てにおいて韓国は日本にかなわないんですよ。電化製品なんかは、ソニー、日立、東芝などが世界的なブランドになっているし。世界中で『MADE IN JAPAN』と書いてあるものは、それだけでブランドになりますね。我が家も、電化製品はソニーで揃えています。値段は高いけど、高いだけの価値はある。」「でも、ただひとつだけ日本が韓国にかなわないものがある。それは『人情』です。日本人は、道で誰かが刺されたとしても、それを見ながら知らない振りして通り過ぎると聞いて驚いた。韓国人なら、我が身を捨ててでも助けに入るでしょう。韓国人には日本人よりも『情』があるんです。」ふむふむ･･･。この話を聞いて、日本で何年か前に地下鉄の線路に落ちた人を助けようとして結局、一緒に亡くなってしまった韓国人の話を思い出しました。このとき、一緒に助けようとして亡くなってしまった日本人もいました。一概には言えませんが、確かに最近の日本では「他人への無関心」が問題になってる部分が大いにありますね。そして、こんな話も。「そういえば、日本人は、支払いを『割り勘』でやると聞いたが、これもなんか変ですね。こないだ、日本人の女の子4人を乗せたんだけど、代金が5000ウォン（約500円）くらいになった。私の考えでは、たかが5000ウォン、誰か一人が払ってやればいいのに、その子たちはきっちり千数百ウォンずつ出し合って払ったんですよ。欧米でも、割と『割り勘』方式で払うやり方が主流だと聞いたこともあるけど、韓国人には理解しがたいことです。」『割り勘』という方法は、慣れてしまえばとってもわかりやすいんですけど、韓国人から見ればなんかケチ臭い雰囲気が漂うんでしょうかねぇ。そして運転手さんのウンチクはこんな話で締めくくられました。「こんな話を知ってますか？１人対１人だと日本人は韓国人には絶対勝てない。しかし、３人対３人になると、韓国人は日本人に絶対勝てないと言います。韓国人は人と協力するのが苦手。逆に、日本人はお互いうまく人に合わせながら力をあわせることができる。これが日本が成功している理由ですかねー。」タクシーに乗りながらこんな話をずーっと聞いてたのでとても疲れましたが、なかなか考えさせられる話でしたね。本日の朝の説法でした～。

  2004/11/16

  コメント(3)

• 久々に～困ったタクシーおじさん。

  今日は、夜にちょっと遠出したのですが、帰りが遅くなったのでタクシーに乗りました。これまで韓国で面白いこと言う運転手に何度も会ったことあるけど、今日の運転手さんは結構な困ったチャンでした。タクシーを拾って、駐車場（？）からまず出なければならなかったので、出口らしきところに向かいました。出口にはバーが降りてたため、運転手さんがタクシーをその前に止めて待つこと数秒。バーが上がらない・・・・・・・。－－；；運転手さんはキョトーンとして「････出られないみたいですよ？」･････っておいおい、そんなわけないじゃんー。それじゃぁ周りを走ってる車は一体どこから入ってきてるの？あなたはどこから入ってきたってゆうの！！？私が「どっか他のところから出られますよー多分。」と言うと運転手さんはようやく気付いたように車を回したんですが、今度はＴ字路でどっちに曲がれば良いのか、わかんない様子。私も、その辺全然詳しくないですが、とりあえず、車が来てる方向を見て「左側じゃないんですか？」と言ってみました。道は間違ってなかったようで、駐車場から無事脱出。でも、ここからハプニング続出。どうも運転が怪しい。酔っ払ってるとかそういうのじゃなくて、道を知らない様子です。分岐路があると、周りには結構なスピードで車が走ってるのに道の真ん中に車を止めて表示を確認してます。「怪しい～。この人ちゃんと目的地まで連れて行ってくれるの？」と思ってたら、運転手さんが「実は････道よく知らないんですよね。これ、アルバイトだから。」いやーん！やっぱり！？｡･ﾟﾟ･(>_

  2004/11/12

  コメント(2)

• ペペロディかぁ。

  本日、韓国はペペロディでした。ペペロディとは、韓国の国産のお菓子「ペペロ｣を友達同士や恋人同士でプレゼントしあう日。バレンタインディみたいなものですかね。「ペペロ｣ってのは、日本のポッキーと似てます。（てゆうか、ほぼ同じ。）てことで、１１月１１日がペペロディ。「１」という形がペペロに似てるから、今日がペペロディなんだそうです。ちなみに、ペペロディについて詳しくはこちら↓を･･･。http://www.seoulnavi.com/area/area_r_article.html?id=380 今日の朝、職場に行ったら机の上にペペロが置いてありました。非常勤職員の韓国人の女の子が置いてくれたらしく、日本語で「ペペロを召し上がりながら、楽しい一日を送ってください」って書いてありました。なんだか、ニンマリ。可愛い～。休憩時間中にお返しのペペロを買ってプレゼントしました。女同士なのに、何故か照れ照れ。ちょっと、バレンタインディの男の人の気持ちを味わった気分です。義理ペペロでもやっぱ嬉しいなーっと。あはは。あと、さっき、他の韓国人の友達から、メールでペペロをいただきました。「本物をあげれたら良かったけど･･･。」って、↓こんなのを。＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝これまた、可愛らしい。今日、私が「チョット落ち込んでるよー｡･ﾟﾟ･(>_

  2004/11/11

  コメント(6)

• 韓国の男性像。

  雨が降って、ソウルはまた少し寒くなるようです。が、外の寒さとは逆に、室内や電車内では暖房が効き始め、暑いくらいかも。電車の中でコートを着たままだと、汗が出ます。コート脱げばいいんだけど、すぐ降りるし、めんどくさくてそのまま。そういえば、昨年の冬は外がマイナス何度って世界なのに、室内では半そでを着てたなぁ、と思い出します。外に出るときに厚手のコートがあれば、部屋の中は半そででも十分。**********************************日本で「韓流」がブームになり、韓国のドラマに出てくる登場人物を見て「韓国の男性は、優しくて情熱的だ！」とか「韓国の男性は、ロマンチックな愛の言葉を囁く！」とか「韓国の男性は、マメである！」なんていう声を聞きます。ああいう男性って現実にいる？ドラマの中だけの話？・・・・・・というのは、やっぱり人によるんでしょーね。全然、そんなことない人もいるし。でも、そういう男性の割合は、日本人に比べて多いような気もします。私の周りを見てみると・・・。韓国人の男の子とインライン滑りに行くとき、私がインラインを担いでいると、自分もインライン持っているのに、必ず私の分まで持ってくれます。私がいくら「ふたつも持つと重いから持たなくてもいいよ。」って言っても、断固として、「持つ！」って。ひとつだけでも重いんですけどねぇ、結構。日本人だと、恋人でもなければ、そんなこと滅多にしてあげないんじゃないですか？いや、恋人でもしないかもね。重いし。それから、ご飯を食べに行ったとき。韓国では、焼肉とかでは肉が大きなまま出てきて、はさみで切り分けながら食べる場合が多いのですが、普通、日本の感覚では女性が肉を切って、取り分けて･･･ってしますよね。けど、私、韓国で男性と食べに行って、切ったことありませーん。韓国人の男性相手だと、その人が切ってくれ、取り分けてくれる。ちょっと食べるのを休憩してたら、「なんで食べないの？」ってお皿にいろいろと入れてくれます。私は、巣の中のヒナみたいに、目の前に食べ物を出してくれるのを待ってるだけ♪楽をしすぎですかね？あはは。それから、韓国では男の人が女の人に花束を贈るなんて、結構日常です。日本ではありえないんじゃ！？よっぽどのことじゃないと、日本の男性は女性に花束を贈ったりしないような気がします。韓国では、道端でよく花束を売ってますが、私も道を歩いていて、花束を買ってもらったことが何度かあります。そういえばうちの会社で飲み会があり、それが終わったあとで、会社の韓国人男性職員（上司といってもいい立場の人）がプラっとその辺の花屋さんに入り、女性職員全員にバラを一輪ずつプレゼントしてくれたこともありました。私たちみんな「おおおおおおお！！！」って感じ。＾＾；；；なんか、花束を持って歩くのも気恥ずかしいんですが。けど、やっぱり嬉しいものです。バラの花。こないだ、仕事関係でいつもお世話になってる人たちと飲み会しました。そこで私の目の前に座った韓国人男性が「こんなに綺麗で素敵な女性と一緒に呑めるなんて、本当に幸せです。」と言ったんですよね。それまで、真面目な雰囲気で呑んでいた方だったのに突然そんなこと言われたので、大笑いしちゃいましたが。もちろんお世辞だとはわかってますが、こんな台詞を普通に言う人が多いのも事実かも。もっとほかにも色々とあったような気がしますが、この辺で。こうやって思い出してみると確かに、日本人男性と韓国人男性はちがうなーと思います。韓国人男性は言葉や行動や表現がハッキリしている。曖昧な部分がない。日本人だとやらないだろうなーと思うことをいろいろやってくれるので、女の側としては気分よし。ただ、全部が全部こういう人たちばかりだとは限らないです。女性に対してそんなに優しくない人だっているでしょうし。そして、いくら韓国人男性が優しいからといって１００％いい人だと信じるのも、危険です。何しろ、韓国の性犯罪率は日本よりずっと高いですからね。ネットを通じたり、街で声を掛けられたりして知らない人と安易に会ってしまうのは日本と同じように危険な場合もあることを頭に刻んでおかなければなりません。

  2004/11/10

  コメント(6)

• オールドボーイ。

  今日は、日本は文化の日でお休みだったんですね・・・。私は仕事してました～。勢いあまってガッツリ残業まで。あーあ。こういうとき、日本の休日が羨ましいです。今年の韓国は休日ハズレ年。土日にかぶってしまう休日が多くて、しかも振り替え休日にもならない。いやーん。***************************************今日は、映画のお話。去年の１１月に韓国で封切となった「オールドボーイ」は３３０万人の観客を動員し、興行に成功した映画です。一方で、過激な内容と残酷な描写のため、社会的な議論も呼び起こしました。詳しい内容などは、フリーページの「オールドボーイ」カンヌグランプリ受賞のほうに書いていますが、私もこれを見に行き、すっかり虜になりました。なによりも、主な登場人物（チェ・ミンシクとカン・ヘジョンとユ・ジテ）の演技は素晴らしかったし他にはないストーリー展開の奇抜さ、セットや衣装の雰囲気も良かったです。見終わったあと、なんともいえない感じ（良い感じではない）を味わうけれど何故か「また見たい」と思ってしまう映画でした。暴力シーンもかなり残酷だったけれど（指の間から見たシーン、多数あり。＾＾；；）一番残酷なのは復讐の方法でしょうね。ああいう方法を考え付くのがすごい。監督さん、すごいです。けど、実際にあったらホントに怖い。これが映画であるから楽しめるわけですが。日本でも１１月に公開されるそうですので詳しくは書きませんが興味のある方は、映画を是非ごらんになってください。最近ブームの「韓流」とはひと味もふた味も違う韓国映画の世界です♪ホームページはこちら。→オールドボーイ

  2004/11/03

  コメント(0)

• 外国語習得の前に･･･？

  韓国で仕事をし始めて1年半が過ぎました。最初に来たころは、韓国語に全く自信がなかったため外部の韓国人と仕事の話をするときには職場の韓国人職員の助けを借りることばかりだったのですが（個人的な用事だったらいいけど、仕事だし、間違いがあったら大変だし）だんだんと、自分でも韓国語で仕事をすることも多くなってきました。下手でも、やっぱり自分でやらないとここで仕事してる意味が半減するし。FAXやメールはいろいろと考えながら書いて修正して･･･という作業ができますが、電話はそうはいきません。最初は、電話も事前に日本語で内容を考えて整理して韓国語に直してまた考えて･･･なんてしながら、かけるようにしていましたが、最近では、なんかもういきあたりばったり。「えーい！とりあえず電話しよう、そのほうが早い！」って感じです。「ちゃんと喋れなくっても、文脈で相手がわかってくれるかもしれないし！」って相手頼み。（･････････だめじゃん。ヾ(･･;)）で、韓国語喋るときに、自分に面白いことが起きるのです。ふと気付くと、無意識に喋ってるはずの韓国語の癖が、普段、自分が喋ってる日本語の癖と全く同じになってるんです。外国語を勉強されてる方って、そういう人多いんでしょうか？（私の場合だけかもしれない。）例えばどういうことかというと。私、日本語で喋るとき、「うーん、多分･･･。」とか「～かもしれない。」とか「～みたいだよ。（自分のことなのに）」とか「～のような気がする。」とか「よくわかんないけど、～じゃないかなと思う、多分。」とかとにかく「こりゃヒドイ！」ってほど曖昧な表現ばかりをたくさんたくさん使ってしまう悪い癖があるんですが、これが、韓国語喋ってるときにもそのまんま出てしまうのです。特に「多分（＝韓国語で아마：アマ）」って言葉は、ホントに口癖になってます。韓国人の友達に「また、なおは『アマ』だ～」などと言われたことも多々あり。ま、友達相手に喋るときは、そんなこともあんまり気にしないんですが。こりゃダメだってのは、仕事の電話なのに「～に決定すると思います、多分。」とか「○○日までが締め切りですが、まぁ、次の日でも大丈夫でしょう、多分。」とか「とりあえず、そういうことにしておいて下さい。また後で変わるかも知れませんけど。」とか社会人としてダメダメ表現の多いこと！なんでこうなっちゃうの？ダメだぁ～～～！！！｡･ﾟﾟ･(>_

  2004/11/02

  コメント(4)

• またまた犬の話。

  今日の話も、犬好きの方向きではないかもしれません。犬好きの方ごめんなさい。昨日、犬を食べた話を書いてこんな話を思い出しました。韓国では最近、ペットとして犬がよく飼われていますがある日突然、犬がいなくなることがあります。そんなときは、誰かが犬を料理して食べるために持って行ってしまったのではと疑うそうです。人のペットを盗ってまで、犬を食べたいって人もいるんだよ、って話。こういう話をよく耳にしてましたが、いくらなんでも人が飼ってる犬を持っていって料理して食べるか～？ホントにそんなことってあるの～？都市伝説っぽい話だよな～。くらいに思っていました。だって、食用犬じゃないし、普通のペットですよ。でも、１か月ほど前に、韓国でホントにそんな事件があったんです。ある飼い主が会社近くの駐車場に犬をつないでいたのですが、見に行ったら犬がいなくなっていて血痕が残っているのを発見しました。飼い主は、駐車場の管理人がその日の朝に電話で「犬に味噌を塗ろう」と話していたことを思い出し、警察に通報しました。駐車場の管理人は、警察に連行され「犬を殴って殺して、同僚と一緒に食べた」と供述したそうです。普通はペットの犬を連れて行かれて食べられてしまったとしても新聞記事になるほどの扱いは受けなかったかもしれませんが、（日本なら動物虐待とかでニュースになるかもしれないけど、ここは韓国。）今回の事件で問題だったのは、この犬が「珍島犬」だったことです。「珍島犬」とは、韓国固有の犬として天然記念物に指定されており、韓国珍島犬保護育成法で保護されています。しかも、食べられてしまった犬は、２歳のメスで、５代に渡る純血種の血統書付き。年齢的にもまだまだこれからたくさんの子供を産めるため数千万ウォン（数百万円）の価値があったというのです。純血種の珍島犬のオスと交配して子供を産ませたら、子供も途方もない値段になったことでしょう。飼い主はさぞかし無念でしょうね～。可愛がってた犬がいなくなったのもそうだし、珍島犬の価値を考えてもそうだし。この飼い主は、「民事訴訟を起こし、犬の価値分の賠償金を支払ってもらう」と話しました。まぁ、当然ですね。腹立ちや悔しさは消えないでしょうが。一方、珍島犬を食べちゃった駐車場の管理人とその同僚はこの犬が「珍島犬」だと知って食べたわけじゃなかったんでしょう。思わぬ代償にこっちもビックリでしょうね。それにしても、人の飼ってる犬を盗んで食べちゃうなんてホント信じられない。いくら犬が美味しいとしても、ありえない話です。飼い主の気持ちがわかんないんでしょうか。大人なんだから、その辺の分別は持ってて欲しいですな。「珍島犬」についてはこちらを参照。珍島犬問題のニュースはこちらから見れます。朝鮮日報2004/09/16

  2004/10/30

  コメント(6)

• 

  犬と鶏と漆を食す。

  犬好きの方にはごめんなさい。犬好きの方は、この日記は読まれないほうがいいかも知れません。昨日、犬と鶏を食べに行きました～。実は、犬は前にも一度食べたことがあったので、これが初めてではありません。ただ、今回チョット違うのは、漆も食べちゃったってこと！漆って、あのウルシですよ。山で、知らないうちに触っちゃって皮膚がかぶれちゃったりする、あのウルシです。あれを食べるっていうんだから、びっくりびっくり。いえ、実際には漆の本体をもりもり食べるっていうよりも、ウルシを入れてグツグツ煮込んだ犬鍋と鶏鍋って感じでしたが、スープにも具にも漆エキスたっぷり出てました。料理名。「옻개（オッケ）」と「옻닭（オッタク）」。直訳すればそれぞれ「漆犬」、「漆鶏」。うーん。面白いほどまんまのネーミングだなぁ。それぞれ別の料理です。別々の鍋に入って出てきました。実際に、どんな料理だったかというと、こんな感じ↓です。画像が荒くてちょっと見えづらいですが、左上から時計回りに「漆犬」、「漆鶏（鶏をほぼ食べつくしちゃった後。漆の木が存在感出してます。）」、「漆犬（ちょっとズーム。）」、「お品書き（字がつぶれて何も見えない～。）」です。漆は、やっぱり体に合わない人がいるらしく、「漆にあたった（＝やはり、かぶれるらしい）」って話も聞いたことがあります。というわけで、漆を食べ始める前に、薬をもらって飲みました。青い色の不思議な錠剤２粒。「本当に大丈夫かな～？」と半信半疑。さて、スープの中で煮えてる肉を、タレに付けて食べるのですが、このタレが凄いのです。ショウガ、山椒、エゴマの粉、ニンニク、ごま油など、匂いのきついものが大集合。「やっぱ犬肉の匂いを消すためなんだわ。」と推測しました。でも、色んなものをミックスした味が意外な美味しさで、「このタレがあったら、何でも食べられそう！」って感じです。いよいよ実食です！肉の味はというと～。鶏肉は、いたって普通です。鶏肉の味でした。美味しい～。犬肉は、皮→皮下脂肪→肉と、層になっていて、見た目はなんとなく豚ばら肉に似てます。が、色がちょっと濃いかな。「イノシシの肉です」と言われたら、私の場合信じてしまうでしょう。味は、やっぱり今までに食べたことのない種類の味です。これが「犬の味」ってやつでしょうね。でも、思ったほど臭みもないし、美味しいですよー。漆エキスのたっぷり出たスープは、渋みがあって、食べると口の中がちょっとピリピリする感じ。塩茹でピーナッツの薄皮みたいな味というか、漢方薬みたいな味というか・・・。結局、犬肉も鶏肉も完食しました。肉を食べ終わったら、お店の人が残ったスープでポックムパブ（焼き飯）と、雑炊を作ってくれました。雑炊が美味しい～！！おなか一杯のはずだけど、あっという間に食べつくし、最後の最後に漆焼酎。食べる前に飲んだ薬が効いたのか、漆にかぶれた気配もないし、よかったよかった。お店の人によると、この料理は「胃腸や肝臓にいいし、冷え性にもいい。皮膚も綺麗になる。というわけで、男性より女性にもっと効果的。」なんだそうです。体にものすごく良い料理だということを強調していました。ところで。犬を食べるってのは、韓国の食文化のひとつですね。日本でも鯨や馬を食べたりしますが、これが日本の食文化となってるのと同じこと。外国人から見るととんでもないものを食べてるように見えても、その国では普通に食べられている食べ物って、どこにでもあります。韓国では、犬は元気の出る食べ物だといわれています。日本人が土用の丑の日にうなぎを食べるように、韓国人は土用の丑の日に犬を食べます。もちろん、韓国人の中でも「犬は食べない！」って人も結構いますが。日本も「鯨を食べる」ってことで欧米諸国から色々言われたりもしてます。そんなとき、こんなことを考えます。嫌だったら無理やり体験しなくてもいいけども、世界には色んな文化があるってことを知って、理解できないことがあってもいいけど、排除はしないっていう姿勢が大事だよなぁと。国それぞれ、色々な文化があるから面白いんですから。

  2004/10/29

  コメント(2)

• ブラの話。

  いったい本日の題名は何なんでしょ。ブラってもちろん下着のブラです。ハイ。全然シモネタじゃないので、ご安心ください。（逆につまんないかも知れませんが。）こんな話を書くことになったのは、いつものとおり韓国語の授業が発端です。韓国語の先生は、たいてい私と同年代の女性だからネタの宝庫！しかも私の場合、1対1の個人レッスンだし進級のための試験もないので、のんびりのんびり。気付いたら、いつも教科書が進まずに雑談に明け暮れてしまうのですが。今日は、「韓国で一番印象に残っている場所は？」という先生の問いに「えーっと。慶州ですかね。やはり、韓国のほかの場所と比べると文化財が独特でうんたらかんたら・・・・」と話していたはずなのに、気付いたらなぜか違う話になっていました。まぁ、よくあることです。先生の所属する韓国語学院には、講師として若い韓国人女性がたくさん働いているのですが、みんなでお昼ごはんを食べていたときのこと。女同士だから、普通に（？）「ブラ」の話になったそうです。そこでの話題は、もっぱら「ブラのカップの日韓差」について。「韓国のブラはほぼＡカップだが、日本のブラにはABCDEって種類がいっぱいある。」って話だったそうです。確かに！確かに確かに確かに～！それは、私も常々感じていたんですよね。韓国で下着売り場に行ってブラを見ても、アンダーの種類はいっぱいあるのに、カップは殆どＡ。あってもB。C以上もあることはあるけど、数も少ないし、あまり一般的とはいえないようです。何で？？？？？？といつも不思議に思っていました。韓国人は、太ってても痩せてても、胸の大きさ（正確に言えばカップの大きさ）が同じなのか！？と。てゆうか、皆、あわないブラをしてるんじゃないのか？とも思っていました。で、そういうことを先生に聞いてみたんですが。「あわないブラをしてるわけではない」そうなんです。「ほとんど皆が、ホントにAカップ」なんだそうです。「どんなに体型がちがっても、ほとんど皆Aカップ」だ、そうです。うーん。なんか信じがたい。けど、先生が力説していましたから。「韓国人は、胸が小さいんです」って。「なんで、日本人のほうが背もちっちゃくて細いのに、胸は大きいの？」って。確かに、今の日本の女の子は、BとかCカップくらいは普通にゴロゴロいますね。EとかGとか言ったら、うげげ！って感じだけども。ちなみに、韓国と日本では、ブラの値段はあんまり変わんないみたいです。（道端で叩き売りしてる、一個1000ウォンとかそういうのは抜きにして。）最近、日本で流行ってる機能「寄せて上げる」ってやつも、韓国でも流行ってるみたいです。（この「寄せて上げる」ってのを喋ってるとき、先生と同時にジェスチャーをやってしまって、2人ともかなり間抜けな姿でした。　こんなことを一生懸命に説明するために韓国語を勉強してるのではないはずだぞ～。ーー；；）そういうところは、日本とほぼ同じとしても、カップの日韓差はなんなのだ！？一体どうして韓国にはAカップのブラばっかり売ってるんだろう。結局、私の中では結論が出ずじまい。さて、「寄せて上げる～」のジェスチャーだけじゃなく、言葉までピッタリ同じ調子でかぶってしまった2人はうきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃ～～～と笑い転げたのですが、ふと我にかえりました。「・・・・・・ん？何の話からここにきたんでしたっけ？」「・・・・・・慶州の話に戻りましょう。」「わー！一体どこからブラの話が出てきたんでしょ！？」・・・・・・・・まったくもって、不思議です。それにしても、やっぱりホントにホントに韓国人の女性はAカップが主流なのでしょうか。先生が力説するにはそうなんですが。どなたか実態を知ってる方いらっしゃいませんか？知ってたらどうか教えてください～！・・・・・・・て、あたし気にしすぎかも？

  2004/10/26

  コメント(6)

• オッパという呼び方。

  この土日は、久々に時間があったので、約1か月半ぶりに漢江公園でインラインスケートに乗りました。陽の光が夏に比べて落ち着いてきて汗もそんなにかかないし、運動するのに最適な気候です。漢江公園は景色もよいので気分爽快。秋っていい季節ですねー。寒くなる前にたくさん乗っておかなければ！（というか、寒くなってもスキー服着て滑れば平気かも～などと考えたりもしてますが。＾＾；）***********************************************************さて、韓国語には人の呼び名の種類がものすごくたくさんあるように思います。特に、親戚の呼び名の多さにはびっくりします。日本だと、父母の兄弟、姉妹を「おじさん、おばさん」と言います。（叔父さん、叔母さん、伯父さん、伯母さんと、漢字での書き方に違いはありますが、発音は一緒なので、喋るときに混乱はしませんね。みんなに「おじさん、おばさん」って言ってればいいわけですから。）これに対して、韓国では、全員それぞれ違う呼び名があります。さらに、その配偶者に対する呼び名も全部違うそうです。てことは、親戚が集まったとき、全員の関係（家系図のようなもの）をちゃんと頭に入れた上で正しい呼び名を使わなくちゃいけないので、韓国人と結婚した外国人は、この呼び名を覚えるだけでホントに大変だろうなぁと思います。韓国人の場合でも、遠い親戚で数年に1度しか会わないような人に会えば、「・・・・この人誰だったっけ？？？」と、呼び名を考えるのが難しいこともあるという話も聞きました。親戚づきあいではなく、韓国人が友人・知人との付き合いでよく使うのが、「オッパ、ヒョン、オンニ、ヌナ」っていう言葉です。オッパ（오빠）･･･女性が年上の男性に対して使う呼び方。「お兄さん」ヒョン（형）･････男性が年上の男性に対して使う呼び方。「お兄さん」オンニ（언니）･･･女性が年上の女性に対して使う呼び方。「お姉さん」ヌナ（누나）･････男性が年上の女性に対して使う呼び方。「お姉さん」日本人の場合だと、「○○さん」と名前で呼ぶことが多いと思いますが韓国人の場合、親しくなれば「お兄さん」「お姉さん」と呼ぶのが一般的です。私の職場でも、韓国人職員同士では「オッパ」、「ヒョン」、「オンニ」、「ヌナ」などと呼び合っています。このほかに男女問わず使える言葉として「先輩」というのもありです。ここで、私の場合は女性用の「オッパ（お兄さん）」または「オンニ（お姉さん）」という言葉を使うことになるのですが、私はこの「オッパ」という言葉がどうも苦手で苦手で、一度も「オッパ」って使ったことがありません。「オッパ」には、単純に親しい男性に「お兄さん」って意味でも使いますが、恋人や旦那さんに対して使うことも多いため、この言葉には甘えたようなニュアンスも入ってます。日本語に直せば「おにぃちゃ～んｗｗｗ」とか、そんな感じでしょうか。うげげ。｡･ﾟﾟ･(>__

  2004/10/25

  コメント(8)

• 

  寒い。

  今朝はそうでもなかったのに、夜、仕事を終えて家に向かうときには随分寒くなってました。そういえば今朝、今月末には韓国の上空に寒波が入り込むため、冬のような寒さになるだろうという記事を読んだのを思い出しました。韓国の秋は短い、と思います。９月に、ノースリーブとサンダルという格好してたと思ったらそれから１ヶ月ほどでブーツ履いてましたね、私。ちょっと極端ですが。でも、そんな感じです。１０月の終わりくらいからコートが欲しくなってきて家ではオンドル（韓国の床暖房。ぬくぬく♪）をつけ始めます。１２月ともなると氷点下の日々。私、去年はちょっと水気の残った髪の毛で通勤したところ、１０分歩いただけでバリバリに凍りました。(｡･_･｡)ﾉ同僚に「そういうスタイリングかと思いました。」と言われてましたが。気温が緩むのは、日本と同じ３月末くらいとしても、韓国はだいたい半年くらいは冬なんじゃないでしょうか？すごいなー。長い冬だなー。冬のブーツやコートや洋服は大好きだけど、寒いのはイヤ。冬のオンドルは幸せだけど、寒いのはイヤ。スキー狂だから、雪が降るとワクワクわくわくするんだけど、寒いのはイヤ～！寒いのが苦手だからストーブの前にくっついて動けないけど、冬は大好き。四季の中で一番好きかも。・・・・・うーん。ヾ(--;)自分でもよくわからなくなってきました、何書いてるんだか。とにかく、そんな冬がもう間近に感じられるような時期になりました。もっと寒くなれば、おでんを食べながら熱燗をいきたいところです。そういえば、２週間ほど前にソウルを離れて田舎の方へ行く機会がありました。確かソウルから車で１～２時間のところだったと思いますが、ちょうどお米の収穫期を目前にして、田んぼが見事に金色でした。 この風景、ホントに日本にそっくりですよね。韓国だと言わなければ、多分日本に見えてしまうのではないでしょうか。韓国も、日本と同じく四季がはっきりしているので、季節ごとに美しい風景が広がります。金色の草原を見た後は、そろそろ紅葉の季節ですかね。長い冬が始まる前の短い秋の風景を楽しみたいです。

  2004/10/21

  コメント(2)

• 

  たまには・・・。

  なんだか仕事忙しくて、家に帰ったら夜も遅くなってました。てことで、こないだ入手した「出前一丁」作って食べました。ネギとニラをいっぱい入れて♪でも３分でできるから超簡単。便利だなー。久々に食べると、とっても懐かしい味がするけど、何かが、何かが物足りん～。｡･ﾟﾟ･(>__

  2004/10/20

  コメント(0)

全109件 (109件中 1-50件目)

1 2 3 >