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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:華南を歩く
昨日は、タイトル通りに仕事で華南を歩いておりまして、このブログ「華南を歩く!」を更新出来ませんでした。(笑)
と、いい訳はこのくらいに致しまして、「円明新園」もいよいよ今回が最後のエリア、「西洋楼」となります。 これまで来たのとは反対側の湖のほとりを歩いていくと、小高い所に「来鏡鳴琴」という建物が見えてきました。 階段を登ってみると、そこからは広い湖が一望に見渡せます。 湖の中央には島があって、やはり「蓮島遥台殿」という建物がありますが、ここには船でしか行けないようです。 先ほどまでいた場所を、はるか遠くに見ることが出来ます。 そこから林の中の道を歩いていくと、やがて白い石造りの建物が見えてきました。 どうやら、ここが「西洋楼」です。 すぐにとてもりっぱな建物が目に入りました。 建物そのものも素晴らしいですが、正面の階段の部分の大きな飾りも大した物です。 そこには、今までの中国風の風景とは、まったく別世界が広がっていました。 広場の庭園も、いかにも西洋式の整然とした形です。 広場の中央には、大きな像の噴水がありましたが、この時は水はありませんでした。 その広場を挟んで反対側にも建物があり、どちらもとても素晴らしい作りです。 こちらには、見事な階段が建物の入り口まで続いていて、その脇を水が流れ落ちてくるように出来ているようです。 実際に流れているところを、見てみたいものです。 階段を登りながら、ふと見ると、動物の像のようなものが並んでいます。 その顔ぶれは、どうやら十二支にちなんだもののようです。 あまりにリアルなので、一種異様な感じすらします。 階段を登りきると、この広場全体を見渡すことが出来ます。 ここは本当に中国だったのかな?と思うような風景です。 この建物は、いたるところに彫刻のような飾りが施されていて、とても目を引きます。 そのとき、ひとりの女性スタッフが、建物から出て歩いていきました。 この西洋風の建物にチャイナ服、微妙にミスマッチです。 そう、やっぱりここは中国でしたね。 広場には、いろいろな彫刻や置物などが、点在していました。 これなどは、ちょっと面白い飾りですね。 北京にある円明園でも、この「西洋楼」は、一部が遺跡のように残っているだけのようです。 復元には程遠い状態のようですので、これだけのものが見られるのは、けっこう貴重かもしれません。 その「西洋楼」を後にして、「円明新園」の最初の入口に戻ってきました。 既に夕方に近いせいか、人もだいぶまばらになってきました。 珠海の「円明新園」は、思った以上に広くてきれいで、よく再現されてると感じました。 皆さんも、もし機会がありましたら、一度訪れてはいかがでしょうか? なお、ここでは、朝11時から夜の9時まで、いろいろな場所でアトラクションやショーが行なわれているようです。 もし時間が許すなら、それらを観てみるのも、また一興かもしれません。 珠海 「円明新園」への行きかた 香港(中港城)から、珠海行きフェリーで九州港まで(約1時間、150HKD) 九州港からタクシーで「円明新園」まで (約15分、30元程度) 開場時間・料金 AM9:30~PM21:00、入場料 100元 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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