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テーマ:中国&台湾(3303)
カテゴリ:杭州・蘇州旅行記
蘇州の旅の続きです。
盤門風景区を後にして、いよいよ蘇州最後の目的地である「双塔」へ向かいました。 この双塔は、どうしても見たいと言うわけではなかったのですが、場所がちょうど宿泊ホテルのすぐ近くだったので、戻るついでに見ることができると思ったのでした。 でも、特徴的な塔が対になって建つ様子はなかなか興味深く、できれば見てから帰りたいと思ったのも事実でした。 車は、干将東路を走って、鳳凰街のあたりで停まりました。 地図によれば、ここから伸びる「定彗寺巷」と言う路地を進めば、その先に「双塔」が建っているはずです。 この細い路地では、観光都市蘇州では珍しく、そこに住む人たちの生活感が感じられました。 きっと「双塔」自体が、あまり観光施設化していないということなんでしょうね。 小さなお店の並ぶ通りを、迷いながらようやく「双塔」の小さな門を見つけ、そこをくぐり抜けて中に入りました。 あまり広くない境内ですが、花などが植えられ綺麗に手入れをしてあるのがわかります。 そしてその左右には、8角7層の鋭い塔がふたつ、天に向かってそびえていました。 高さは30メートルといいますから、それほど高くないのですが、敷地がとても狭いので、結構大きく感じます。 この塔は、982年(宋の時代)に建てられた舎利塔だそうで、塔のほかには目立った建物もなく、ただ昔の建物の跡のようなもの(正殿らしい)が残っているだけでした。 再び双塔を出て、先ほどの通りを今度は来た方向とは反対に向かって歩くことにしました。 しばらく歩くと、やがて運河のある細い通りに出ました。 この運河に沿って北上すれば、間もなくホテルに着くはずです。 あたりにあるいろいろなお店を覗きながら、ホテルへ戻りましょう。 しばらく行くと、人が並んで何か買っているので覗いてみると、そこではお菓子のようなものを作っていました。 お店のおじさんが作っていたものは、ナンのような感じのものでしたが、いったい何と言う食べ物なのでしょうね、、、おっと、しょうもない駄洒落でした(笑)。 店頭には、あげパンのようなものがたくさん並んでいて、地元の人たちに売れているようでした。 そのお菓子屋さんの先には、小さな果物屋さんがありました。 入り口には、バナナやライチなどが、たくさんぶら下がっています。 他にもパイナップルやぶどう、マンゴーやももなど、いろいろな果物が並んでいて、なかなかバラエティー豊かでしたね。 地元の果物屋さんにしては、たいした品揃えだなあなどと感心しながら先へ歩いて行くと、そこには見慣れた通りが出てきました。 どうやらホテルのそばまで来たようです。 そのとき、歩道を駆け抜けていくバイクや自転車に、危うく惹かれそうになりました。 いやあ、あぶない、あぶない(汗)。 ふと時計を見ると、切符を買ってある上海行きの特急列車の時間が迫って来ています。 急いでホテルに戻ると、荷物をピックアップして、蘇州駅へと向かいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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