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カテゴリ:シンガポール&マレーシア
今日は、以前シンガポール出張の時に通った「コーズウェイ」をご紹介しましょう。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この「コーズウェイ」はシンガポールとマレーシアの国境地帯にある海上道路です。 シンガポールは、マレー半島からジョホール水道を挟んだ対岸にある島なのですが、このコーズウェイによってマレーシアと陸路で繋がっていて、鉄道や車、それに歩いても国境を越えられるので、とても便利なんですね。 香港に住んでいたときは、毎週のように深センとの境界(同じ中国なので国境ではない)を越えていましたが、イメージ的にはそれに近いものでしょう。 ただし、ここのように海を隔ててはいませんけどね(笑)。 さてこのときは、チャンギ空港で日本からの連れと待ち合わせて、マレーシア側からやってきた迎えの車で、コーズウェイを目指しました。 タンビネス高速道路は豊かな緑の中を走り、およそ30分ほどでシンガポール国境に到着しました。 コーズウェイ1 posted by (C)Nao ところで、こちらの方のお話しでは、コーズウェイの渋滞はかなりひどいものらしく、特に通勤時間になると、通過するのに2~3時間かかるのはざらなんだとか、、、 ですから通勤にここを利用する場合は、その時間を計算に入れて、相当早めに移動しないと間に合わなくなるようです。大変なんですね(汗)。 さて、パスポートチェックをしていると、何やらここで車の燃料計もチェックしています。 どうやらここでは、車の燃料計で4分の3以上の燃料が残っていない車は、通過できないらしいのです。 いったい、それは何故なんでしょう? コーズウェイ2 posted by (C)Nao そうなんですね。 マレーシアのガソリン価格は、シンガポールの約半額。 ですから、何も規制がなければ、シンガポールの人たちは、みんな高いシンガポールを避けて、マレーシアへ行って給油してしまいます。 そこで、それを阻止するべく、シンガポール政府が考えた秘策なんだそうです。 でも私だったら、燃料が少なくても、ついうっかり忘れて行ってしまいそう。 それにしても、こんな面倒なことをしてまでチェックするとは、シンガポール政府も税収確保に必死なんですね。 コーズウェイ3 posted by (C)Nao さて、無事シンガポール側を通過した車は、コーズウェイを走ってマレーシア側へ向かいます。 この時は、日曜日の夕方ということもあり、道はガラガラに空いていて助かりました。 コーズウェイ4 posted by (C)Nao このコーズウェイは、両サイドが海なので、気分よく走れるのですが、それほど距離があるわけではないんです。 あっという間にマレーシア側国境の建物の屋根が見えてきました。 そして、ここでまた車を停めてパスポート・チェックです。 コーズウェイ5 posted by (C)Nao 何台かに一台は、抜き打ちで車の中をチェックされるようですが、我々の車は大丈夫でした。 ここの国境ゲートは、乗用車が多かったのですが、多分大型は別のゲートになっていたのでしょうね。 コーズウェイ6 posted by (C)Nao そして無事マレーシアへ入国することができました。 国境を抜けると、そこはジョホール・バルの街です。 イスラムのモスクなどを見かけると、マレーシアへ入ったことを実感しますね。 街を抜けて、海沿いに走りホテルへと向かいます。 ジョホール・バル posted by (C)Nao 今夜の宿は、郊外にあるリゾートのようなホテル。 そのホテルに到着して、窓から外を眺めてみると、黄昏に霞んだ海の上には、先ほど通ってきたコーズウェイが細く長く見えました。 コーズウェイ7 posted by (C)Nao さて今回は、コーズウェイを通って、シンガポールからマレーシアへと渡って来ましたが、いかがでしたか? そして次回は、いかにも南国リゾートな、マレーシアの様子をご紹介したいと思います。 ジョホール・バル1 posted by (C)Nao お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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