一期一会

最近、撮り鉄（いわゆる鉄道写真撮影）にハマッています。

先日は、その撮影修行？を兼ねて、信州の「大糸線」まで行ってきました。
大糸線は、松本を始点に新潟県の糸魚川までを結ぶローカル線で、北アルプス沿いに素晴らしい景観が広がっています。

こちらの写真は、大町市の少し手前（安曇沓掛～信濃常磐）での撮影で、列車のバックに雪を抱いた北アルプスの景観がとても映えます。
こちらの車両は、普通列車のＥ１２７系１００番台で、アーム式のパンタグラフがユニークでかわいいですね（笑）。


大糸線　Ｅ１２７系 posted by (C)Nao


次の写真は、白馬付近（信濃森上～白馬大池）での優等列車２５７系特急「あずさ」。
後方に見えるのは八方尾根スキー場、以前は冬になるとよく通ったところです。

新宿発着の中央線特急「あずさ」ですが、大糸線への乗り入れは一本だけなので、撮影時にはシャッターミスをしないよう、結構緊張ものでした（笑）。
大町では晴れ間が出ていたのに、ここまで来るとどんより曇っていて、田んぼもまだ雪で真っ白でした。


大糸線　Ｅ２５７系特急あずさ posted by (C)Nao


ところで余談ですが、この「あずさ」の車両の側面にあるデザインは何かわかりますか？
実はこれ、甲斐の武田氏の家紋である「武田菱」を模ったものなんだそうです。
そしてよく見ると、車両ごとに配色が違っているんです。
う～ん、なかなか芸が細かいですね（笑）。

さて、撮影の帰りに、ちょっと白馬駅へ立ち寄りました。
白馬駅前からは、正面に雄大な北アルプスが広がっています。
ここから、スキー場のあるペンション街までは、そう遠くありません。


白馬駅１ posted by (C)Nao


白馬は最近、観光都市として海外からの旅行客も多いらしく、このときもメインストリートや駅の構内には、欧米人観光客を何組も見かけました。
そして駅の構内では、こんな看板も見つけました。


白馬駅２ posted by (C)Nao


ご存知モーグル・スキーの上村愛子さんですね。
彼女は６歳のときからこの白馬で育ち、今では世界で活躍するトップアスリートとなりました。
この白馬のゲレンデが、今の彼女を育てたんですね。
実力のある彼女ですから、これからもきっと活躍してくれると思います。

ところで話を戻して、この大糸線は、白馬の先の南小谷までは電化区間でＪＲ東日本の管轄、南小谷から終点の糸魚川までは、非電化区間でＪＲ西日本の管轄となっています。

非電化区間は、気動車が走っているのですが、それもまた趣があっていいですね。
今回は雪も深いので、さすがにあきらめましたが、また夏場に撮影に行ってみたいです。




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