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テーマ:香港!!!!(945)
カテゴリ:音楽
今日は、久振りに香港の話題です。
皆さんは、この歌を聴くと「香港」をイメージするって言う歌、何かありますか? 私にも、そんな歌がいくつかありますが、その内のひとつは、香港の女性ボーカルユニット「Twins」の歌った「下一站天后」です。 これはまた、皆さんに「意外!」と言われてしまいそうですね(笑)。 Twinsのまだ初期の頃の歌ですが、歌詞が香港を思い起こさせてくれるのと、メロディーがとても綺麗なので、私の好きな歌のひとつです。 この歌は、Twinsの一人、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)が演ずる、キュートな女の子が主役の同名映画の主題曲。 この歌の最初と最後に出てくる、MTR(地下鉄)のアナウンスを聞くと、すぐにでも香港に行きたくなってしまいますね(笑)。 ところで、ご存知の方も多いと思いますが、「天后」は香港島にあるMTR(地下鉄)港島線のひとつの駅名ですね。駅の近くには、香港でも歴史の古い「天后」があります。 「下一站」は、中国語(広東語)で「次の駅」と言う意味なので、天后のお隣の駅である銅羅湾(Causewaybay)から天后に向かう列車の中でのアナウンスは、「下一站天后」となりますね。 さて解説はそのくらいにして、この歌の出だしに出てくる「大丸」ですが、これはかつて香港にあった日系デパート「大丸」のことですね。 この歌自体が、少し古い歌となってしまっていますので、既になんだかとても懐かしい叙情的な歌になっています(笑)。 銅羅湾(Causewaybay)では、今でも行き先が「大丸」のままになっているミニバスが走っていますよね。 香港に「大丸」がなくなっても、香港の人たちの心の中には、大丸への思いが残っているんでしょうか。 Causeway bay posted by (C)Nao この写真は、以前に銅羅湾(Causewaybay)で撮影したものですが、後方に映っている工事中の三越デパートも、今はもう撤退してすでにその姿は見られません。 かつて香港に日系デパートがひしめいていた時代は、既に遠い過去のお話となってしまい、今では「そごう」「西武」(とはいっても地元資本)やジャスコなどのスーパーを残すのみとなってしまいました。 日本の小売店が縮小したり、撤退してしまうのは、日本人としてやはり寂しいものがありますよね。 でも、その時々の記憶が、こうした歌や写真として、香港の人たちの心に、刻まれていってくれれば嬉しいですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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