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テーマ:鉄道(22878)
カテゴリ:鉄道
ゴールデンウイークのある日、春まだ浅い北信濃へ「飯山線」を撮影しに行ってきました。
飯山線は、長野県の豊野駅から新潟県の越後川口駅の間(96.7km)を走るJR東日本のローカル線で、一帯は全国でも有数の豪雪地帯となっています。 千曲川(新潟県に入ると信濃川となる)に沿って走り、沿線には寺の街として有名な飯山市や、野沢温泉などの温泉地やスキー場があります。 冬には大雪で大変なこの飯山線一帯ですが、春のこの時期になると、あたりはのどかな山里に一変し、ローカル線ならではの、旅情豊かな雰囲気が楽しめます。 いつものように、まずは最寄の駅へ行って、情報収集と駅舎の撮影です。 立ち寄った飯山駅は、いかにも寺の町らしく、寺社のような重厚な屋根が印象的でした。 駅のとなりにある観光案内所も、外観は古い民家風の作りで、とてもいい雰囲気でしたね。 飯山駅1 posted by (C)Nao 駅の改札や待合室は、さすがにこじんまりしてはいますが、とても明るい感じでした。 これからの列車撮影のため、まず時刻表をチェックした後、入場券を買ってホームへ入りました。 飯山駅2 posted by (C)Nao ところで、この時期の飯山と言えば、菜の花がいたる所に咲いていて、それはもう見事なのですが、この駅の構内にも菜の花が咲いていたのには驚きました。 島式のホームへは、昔ながらの歩道を渡って行きます。 飯山駅3 posted by (C)Nao 列車はちょうど行ったばかりで、次は一時間ほど待たなければ来ないようです。 そこで駅での撮影は諦めて、ポイントを探しながら、もう少し先へ行ってみることにしました。 ちょうど飯山では今、長野新幹線の延伸工事が真っ最中で、飯山駅付近でもその姿が見られました。 飯山駅4 posted by (C)Nao 飯山駅をあとにして、飯山線と平行して走る国道117号線を、新潟方面に移動しながらの撮影場所探しですが、なかなかいいポイントが見つかりません。 一時間に一本しかないと言うあせりの中で、ようやく菜の花の中を走る列車が撮影できそうな場所をみつけ撮影を開始しました。 ここでは逆光でしたので、列車の方はいまひとつはっきりしませんが、逆に菜の花がより鮮明にクローズアップされました。 その撮影場所には先客がいたのですが、一緒にシャッターを切りながら、初対面にも関わらず、しばし鉄道談義に花が咲きました(笑)。 飯山線キハ110系 posted by (C)Nao そしてそのまま車を走らせて、さらに北上します。 戸狩を過ぎる頃から、あたりの風景は平地から山間に変わり、線路も千曲川に沿って進むようになりました。 飯山線と千曲川 posted by (C)Nao その千曲川をバックに、遅い春の信濃路を行く飯山線キハ110系。 のどかなその風景に、とても癒された撮影の旅でした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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