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Jun 7, 2009
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テーマ:鉄道(22880)
カテゴリ:鉄道
久し振りに、昨年行った北海道旅行の続きとなります。

旅行も3日目、宿泊した富良野のペンションを出ると、花人街道(富良野国道)を日高目指して、一路南下しました。
途中、北の国からでおなじみの麓郷の近くを通り、南富良野を過ぎる辺りからは、すっかり周りは山の中です。
でも道路がよく整備されているので、とても快適なドライブでした。
並行して走る根室本線は帯広方面へと向かうため、このあたりでお別れです。

この近くには、高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」でおなじみの幾寅駅(映画の中では幌舞駅)があります。
今回は時間の関係もあって、立ち寄れませんでしたが、いつか行ってみたいですね。

やがて「道の駅占冠(しむかっぷ)」に到着。
このあたりは、本当にまわりが山ばかりで街もなく、この道の駅は休憩を取るのに助かりました。

占冠を出て、またひたすら山の中を走り、日高峠を越えるとそこは日高町です。
R237も日高国道と名を変えて、沙流川の美しい渓谷に沿って下っていきます。

日高の渓谷
日高の渓谷 posted by (C)Nao


さらに先に進むと、振内(ふれない)と言うところに、鉄道記念館があるのを発見。
やっぱり鉄の血が騒ぎ(笑)、ちょっと寄ってみることしました。
そこは1986年に廃線となった「富内線」と言うローカル線の駅を利用した記念館で、他にも線路や当時の駅ホーム、機関車(D51 23)や客車などが静態保存されていました。

富内線鉄道記念館(旧振内駅構内)
富内線鉄道記念館(旧振内駅構内) posted by (C)Nao


その富内線とは、いったいどんな鉄道路線だったのでしょうか?

富内線は1922年に、沿線から産出されるクロムや石炭の鉱物資源の運搬、森林開発を目的として開設された鉄道路線で、日高本線の鵡川から振内までの58.4kmで営業していました。
戦後はその路線をさらに延伸し1964年に振内・日高町間が開通して、最終的には82.5kmとなりました。(全線非電化)

しかし、その後の国鉄分割民営化に伴い、北海道内の他の多くの路線と同様に、1984年に廃止が決定がされ、1986年11月1日をもって廃線となってしまったのです。
廃止直前の運行状況は、一日6往復の運転(約2時間に一本)で、ほとんどが苫小牧まで乗り入れていたようです。(約3時間の旅程)

富内線1
富内線1 posted by (C)Nao


ところで、北海道の鉄道の廃止路線と言うと、あの幸福駅で有名な広尾線などは知っていたのですが、この富内線の存在は正直のところ全く知りませんでした。
ホームに停まったまま、動くことのない客車の中を見ていると、そこはまるで時間も止まってしまったようでした。

富内線3
富内線3 posted by (C)Nao


忘れ去られたように草生していた蒸気機関車は、もっと走りたい、どこかで活躍したいと言っているようで、ちょっとつらいですね。
また、赤く錆びついた鉄路は、途中からぷっつりと途切れたままで、その先には対照的に新しく出来たばかりの綺麗な舗装道路が続いていました。

富内線2
富内線2 posted by (C)Nao


この富内線は、全線開通からわずか22年で廃止されてしまったのですが、その沿線は山や渓谷が美しく、かなり風光明媚な車窓が楽しめたようです。
廃線の時に実際に走っていたのは、オレンジカラーのキハ40で、もし今だったら、ローカル線人気にあやかって、もっと賑わっていたかもしれませんね。

富内線4
富内線4 posted by (C)Nao


こうした廃線跡が数多くある北海道ですが、そうした列車に乗ることはもうできません。
あの頃の私には、北海道はとても遠い地だったのですが、今思うと当時なぜ乗って見ておかなかったのかと悔やまれてなりません。

そう言えば、あの映画「鉄道員(ぽっぽや)」も、まさに廃線となった鉄道駅を舞台にしたお話なんですね。
ネットで探してみたら、こうした廃止路線の当時の様子などが紹介されているHPがありましたので、せめてそちらで当時の富内線の様子を偲んでみたいと思います。

皆さんもよろしかったらご覧くださいね。


北海道の廃止線のご紹介サイト

富内線のご紹介サイト



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Last updated  Jun 7, 2009 05:03:42 PM
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