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テーマ:鉄道(22882)
カテゴリ:鉄道
仕事やプライベートで都内へ行くときに、いつも利用するのがJR東日本の中央東線です。
先日も、いつものようにE351系「スーパーあずさ」に乗り込んで行ったのですが、ちょうど創刊されたばかりの鉄道雑誌「鉄道絶景の旅」を購入したところ、その特集がこの中央東線でした。 その本の中でも、まさにそうした絶景や沿線の見所などが紹介されていましたが、今日の日記ではその逆パターン、信州を起点に新宿へ向かうスーパーあずさ4号に乗って、中央東線の旅の車窓をご覧頂きましょう(笑)。 スーパーあずさ posted by (C)Nao ところで、以前の日記の中でご紹介しましたが、この中央東線からの車窓は素晴らしいの一言に尽きます。 信州・松本から、東京・新宿までの約2時間半の間には、北アルプスを皮切りに、八ヶ岳、南アルプス、富士山と言った日本を代表する山々が、次々と車窓に現れて来るので、とても楽しみですね。 鉄道絶景の旅 posted by (C)Nao さて、まずは北アルプスの玄関口松本駅をスタート。 まもなく塩尻駅で名古屋方面へ向かう中央西線と別れた後、塩嶺トンネルをくぐります。 その先の岡谷駅で飯田線とお別れし、列車は諏訪湖を見ながら一路東を目指して進みます。 茅野駅を過ぎた頃から、あたりは高原の雰囲気になり、進行方向左手には八ヶ岳、そして右手には南アルプスのパノラマが広がります。 ちょうど田植えが終わったばかりの水田の向こう、残雪の南アルプスがとても綺麗でした。 中央東線の車窓1 posted by (C)Nao 小渕沢駅のホームでは、小海線の汽動車キハ110系が停まっていました。 小海線は、日本で一番標高が高いところを走る路線ですが、日本で唯一ハイブリッド車両が走っている路線としても有名ですね。 小海線気動車 posted by (C)Nao 高原の林や野原の中を、右に左にカーブしながら猛スピードで走り抜けて行くのは、どことなく快感でもあります。 カーブが多い中央本線用に開発されたこのE351系車両は、その振り子列車の性能を存分に発揮し、左右にわずかながら傾きながら走って行きます。 12両編成と言う長大編成で運行されているので、こうしたカーブでは前の車両が良く見えるのも面白いですね(笑)。 中央東線の車窓2 posted by (C)Nao だんだん近くに迫ってくる南アルプスの甲斐駒ケ岳を眺めているうちに、韮崎駅を通過しました。 ここは小高い丘の上にある韮崎観音が有名で、その姿は駅のホームからも眺めることが出来ます。(以前の写真より抜粋) 韮崎観音 posted by (C)Nao ところで、新府駅を過ぎるあたりから甲府駅までの間は、運が良ければ、あの富士山の秀麗な姿を望むことが出来ます。 私もこの列車に乗ると、「今日は富士山が見えるかな~?」と何となくソワソワしてしまいます(笑)。 ただし夏場の時期には、富士山は雲の中に隠れてしまうことが多く、めったにお目にかかれません。 チャンスとしては、やはり綺麗に晴れあがった冬の朝でしょうね。(以前の写真より抜粋) 富士山 posted by (C)Nao やがてまもなく、列車は武田信玄の城下町、甲府駅へと滑り込んでいきます。 ここでは大勢のビジネスマンや旅行客が乗り込んできて、ほとんど満席となりました。 お隣のホームに停まっているワインレッドの総二階建て車両は、小淵沢へ向かうホリデー快速「ビューやまなし」。 まだ乗ったことはないのですが、二階席から見える風景は、きっと一味違ったものなんでしょうね。 駅の柱などのカラーも、ワインレッドで統一されていました。 中央東線の車窓3 posted by (C)Nao さて甲府駅を出発すると、列車は甲府盆地をひた走ります。 このあたりは、春になるといたるところに桃の花が咲き乱れ、列車の車窓もとても華やかなものになります。 そして、ぶどう畑の広がる勝沼を過ぎるあたりからは、トンネルが多くなってきます。 この辺りには、今は使われなくなった旧線の廃線跡が数多く残っていて、遊歩道として開放されているようですので、いつか途中下車して歩いてみたいものですね(笑)。 やがて列車は、大月駅を通過。 ホームの向こうに見えるのは、富士急行線のフジサン特急。 先頭が展望列車となっているので、旅の楽しみが一気に増えそうですね。 富士急行フジサン号 posted by (C)Nao この辺りは丹沢山系の山あいを走るルートで、雄大な河岸段丘や渓谷を越えて行きます。 特に桂川の河岸段丘を渡る新桂川橋梁は、雄大な景観が楽しめますね。 ただし、その後はトンネル区間が連続するため、車窓の方はしばしお預けとなってしまいますが、、 中央東線の車窓4 posted by (C)Nao やがて最後の小仏トンネルを抜け、高尾山で知られる高尾駅を通過すると、ほどなく八王子駅に到着です。 駅のホームでは、中央線快速列車を待つビジネスマンやOLの姿が目に付きます。 横浜線と別れて、豊田車両区の列車群を眺めているうちに、多摩川を渡り立川駅へ。 中央本線特急列車は、都内を500円のワンコインで気軽に乗れるサービスができてから、ビジネスの通勤の足としても活用されているようで、八王子や立川では大勢の人たちが乗り込んで来ました。 中央東線の車窓5 posted by (C)Nao その先、国立からは三鷹にかけては、ちょうど今は高架複々線化工事が進んでいるようです。 ご存知のように、中央本線では、過密ダイヤの中央線快速が走っているため、特急列車は八王子・三鷹間での追越しが出来ず、各駅停車とあまり変わらない鈍行列車(笑)に甘んじて来ました。 中央東線の車窓6 posted by (C)Nao でも、もしこの工事が完成した暁には、きっと特急列車のスピードアップが図られ、サービスも向上することでしょう。 とは言え、こうした工事には時間がかかるもの、完成にはまだもう少し時間が必要なようですね。 さて、そうしているうちに、列車は中野駅を過ぎ、新宿の超高層ビル街が見えてきました。 中央東線の車窓7 posted by (C)Nao 中央東線の旅も、いよいよ終わりが近づいています。 列車は、総武線各駅停車の黄色い車両と併走しながら、混雑する新宿駅の特急専用ホームへと滑り込んで行きました。 中央東線の車窓8 posted by (C)Nao さて、今回は長々と中央本線の旅にお付き合いいただき、ありがとうござました。 こんな車窓が見てみたいなと思われた方が、もしいらっしゃったら、是非ビールとおつまみでも買い込んで、中央本線に乗りこんでみてくださいね(笑)。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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