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カテゴリ:日本での生活
現在、松本で開催されているサイトウ・キネン・フェスティバル、我が家の小学6年生の息子も招待されて演奏会に行ってきました。
1992年から始まった、このサイトウ・キネン・フェスティバルは、日本に西洋音楽を広めた齋藤秀雄に師事した演奏家や、彼が教鞭を取った桐朋大学出身の演奏家が集まり、音楽祭のために臨時に編成されるサイトウ・キネン・オーケストラが演奏するもので、松本から始まり今では世界の各地から招待を受け活動しているようです。 この祭典は、単なるクラシック音楽の鑑賞の祭典ではなく、若手音楽家の育成に力を注ぐとともに、子供達に音楽と言う「心の宝物」をプレゼントすると言うのが趣旨になっています。 SAITO KINEN FESTIVAL posted by (C)Nao 松本市が会場となり、例年この季節に行われていて、総監督と指揮は、あの世界の小澤征爾が行っています。 小沢さんは、昨年ガンを患い入院していたそうですが、今年は脅威の復活を遂げて、サイトウ・キネンには何回か指揮を執るんだとか。 演目は、オーケストラ、オペラ、室内楽と幅広く、また県内の小学6年生をコンサートに、中学1年生を青少年向けオペラに招待しています。 「子どものための音楽会」では、抽選により県内の小学校から、288校16500人の児童が招待されて鑑賞したようです。 今年の曲目は、ベートーウェンの交響曲第五番ハ短調作品67 「運命」 でした。 松本文化会館 posted by (C)Nao ところで我が家は、私以外みんな吹奏楽をやって来ていて、家内がクラリネット、長女はフルート、次女がコントラバスと言う具合。 その影響からか、息子も中学に行ったら吹奏楽をやりたいと言っているらしいのです。 そんな我が家では、日頃から音楽の話題も多いのですが、こうした素晴らしい機会を与えていただいたことに感謝すると同時に、より音楽が好きになってくれたらいいなと思います。 さて、音楽会の終わった後は、近くの松本城見学をしてきたようです。 息子に聞くと、松本城は戦いのために作られたお城で、石垣を登ってくる敵を防ぐ「石落し」や、鉄砲を打つための「鉄砲狭間」など、いろいろ工夫されていて面白かったようです。 松本城 posted by (C)Nao 松本城と言えば、現存する日本最古の木造天守(1593年頃)が有名ですが、黒壁の精悍な天守閣は、どこから見ても素晴らしいですね。 春には残雪をいただく北アルプスをバックに、とても絵になりますね。 息子も今回は、素晴らしい音楽と歴史に触れることができ、とても有意義な一日を過ごせたようです。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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