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カテゴリ:中国のこと
天才と言われたF1レーシング・ドライバー、アイルトン・セナ。
今年はその生誕50周年の記念すべき年だそうですが、彼のドキュメンタリー映画「音速の彼方へ」が、昨日10月8日からロードショー公開されたようですね。 当時F1レースに特別夢中という訳ではなかった私も、セナの名前はよく知っているくらい、彼はとても人気がありましたよね。 1994年に起きたレース中での突然の事故死のニュースは、驚きとともにショックを隠せなかったのを今でも覚えています。 彼のF1レースでの戦績は、三度のチャンピオン獲得、優勝回数は実に41回と、まさに「世界で最も速い男」と呼ぶに相応しかったですよね。 そのセナの名前を一躍世界に知らしめたのが、1983年にマカオで初めて開催されたF3グランプリでの優勝でした。 マカオ・グランプリ博物館1 posted by (C)Nao 私がまだ香港にいた頃、マカオにあるマカオ・グランプリ博物館に行ったことがありますが、そこにはアイルトン・セナのゾーンがありました。 こちらは、優勝したときのセナのマシン、「ラルト・トヨタRT3」。 マカオ・グランプリ博物館4 posted by (C)Nao ブラジルのサンパウロで裕福な実業家の家に生まれた彼は、4歳の時に父親にレーシング・カートを与えられてカーレースに夢中になり、13歳の時にはすでにレーサー・デビューしたそうです。 その後ヨーロッパに移って、本格的に腕を磨きながら成績を残し、そしてF3レースの世界一を決めるマカオGPで優勝しF1の道に進みました。 マカオ・グランプリ博物館2 posted by (C)Nao そのマカオのレーシングコースは、市街地の一般道路を利用したもので、かなり難しいコースと言われています。 このF3・マカオGPで優勝することが、若手ドライバーのF1登竜門とも言われ、セナ(1983年)のほかにも、あのミハエル・シューマッハー(1990年)、佐藤琢磨(2001年)と言ったドライバーが後に続きました。 マカオ・グランプリ博物館3 posted by (C)Nao ところでセナはとても女性に優しかったんだそうです。 それはきっと彼の育ちの良さからにじみ出る紳士な態度だったんでしょうね♪ 1994年の没年から今年は16年、34歳はあまりに短かすぎる人生でした。 でも彼の記憶は、今もなお多くの人たちの心に刻まれていることと思います。 この映画「音速の彼方へ」は、そんな彼の記憶をもう一度改めて思い起こさせてくれる映画ですね。 また時間を作って、観に行けたらいいなあと思います。 マカオ・グランプリ博物館5 posted by (C)Nao にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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