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テーマ:鉄道(22870)
カテゴリ:鉄道
横川駅でSLを撮影した後、帰路は渋滞している上信越道を避けて、旧中山道経由で軽井沢へ抜けることにしました。
その道は、正面に立ちはだかる碓氷峠を幾重にもカーブしながら登っていく、まさにワインディング・ロードと言うにふさわしい道でした。 でもこのルートの良いところは、途中で何度か信越本線の廃線跡や構造物と交錯することです。 横川駅には「碓氷峠鉄道文化むら」が併設されていて、懐かしい鉄道車両にお目にかかることができますが、そこを起点にして遊歩道「アプトの道」が整備されているんですね。 碓氷峠鉄道文化むら posted by (C)Nao 文化むらのご紹介はまた別の機会に譲りますが、こうした廃線跡を利用した遊歩道を歩くのも、きっと楽しいんでしょうね。今回は車での移動ですが、いつかチャレンジしてみたいです。 こちらは途中にある3号トンネル、中はとても涼しそうです。 3号トンネル posted by (C)Nao 遊歩道の終点が、こちらの「めがね橋」こと碓氷第三橋梁です。 明治25年完成の煉瓦造りのアーチ橋で、その大きさに圧倒されてしまいます。 ここをまたSLが走ったら最高でしょうね。 碓氷第3橋梁(めがね橋) posted by (C)Nao それにしても、覚悟していたとは言えすごいカーブの連続でした。 ひとつづつカーブに番号が付けられているのですが、その数なんと184もありました(汗)。 碓氷峠1(184号カーブ) posted by (C)Nao そうしてようやく碓氷峠の頂上に到着です。 峠からは、今来た群馬県側の眺望が素晴らしいのですが、樹木や雑草が生い茂っており、あまり見通せないのが残念でした。 碓氷峠2 posted by (C)Nao バイク・ツーリングのグループがやってきました。 駐車スペースもあまり広くないので、早々に軽井沢方面へ向います。 ここから軽井沢はすぐ目と鼻の先、道もほとんど平坦ですから、いかに軽井沢の標高が高いかがわかります。 避暑地らしいお洒落な家並みを見ながら軽井沢駅に到着すると、併設保存されている旧軽井沢駅舎を見てみることしました。 ここは現在、展示資料館になっているようです。 旧軽井沢駅舎1 posted by (C)Nao 駅舎の待合室を抜けると、そこには昔ながらのホーム。 駅名表示版は、かつてこの次の駅が横川駅だったことを示しています。 旧軽井沢駅舎2 posted by (C)Nao ここを走っていた信越本線は、1997年の長野新幹線開業に合わせて、軽井沢と横川の間が廃止されてしまったんですね。 そのホームの向こうには、現在、長野県内の旧信越本線を引きついでいる第三セクター「しなの鉄道」のワインレッドとグレーの車両が見えました。 しなの鉄道(軽井沢駅) posted by (C)Nao ところで、ここにはかつての駅舎だけでなく、貴重な鉄道車両も保存されているんですね。 こちらは、横川~軽井沢間の急峻な碓氷峠越えで活躍した、「峠のシェルパ」こと電気機関車EF63の2号機です。 EF63 2(旧軽井沢駅構内) posted by (C)Nao またかつてのアプト式機関車も保存されていました。 なんだかとてもかわいらしい車両ですね。 旧軽井沢駅舎4 posted by (C)Nao その向こうには、新幹線が停車する近代的な軽井沢駅舎が見えます。 ここ軽井沢駅は、新旧駅舎が対照的なとてもユニークな駅でした。 旧軽井沢駅舎3 posted by (C)Nao それにしても、先ほどまでのあの暑さがウソのよう、さすがに軽井沢ですね。 せっかくなので少し涼んで行こうと、旧軽方面へと車を走らせました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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