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前回の日記の続きです。
軽井沢本通りを旧軽井沢方面へ車を走らせると、さすが避暑地軽井沢だけあって、涼を求める人や車で渋滞していて思うように進みません。 通りの両側には、おしゃれなブティック、レストランなどさまざまなお店が並んでいます。 軽井沢1 posted by (C)Nao ようやく旧軽ロータリーまで来ると、旧軽銀座の人込みを見ながら、三笠通り方面へと向かいました。 とにかく軽井沢らしい涼しい場所へ行きたかったのです。 軽井沢2 posted by (C)Nao 1888年(明治21年)に、英国人宣教師のA.Cショーが別荘を建てたことで、その歴史が幕を開けた避暑地・軽井沢。その中でも旧軽井沢は歴史あるエリアで、古き良き避暑地の面影を残しています。 2011年夏 旧軽井沢-1 posted by (C)Nao 賑やかな通りに別れを告げ、ところどころに別荘の建つカラマツ林を進むと、やがて現れたのは瀟洒な洋館の「旧三笠ホテル」です。 ここはこれまでにも何度か前を通ったことがありましたが、立ち寄ったことがなかったので、ちょっと入ってみることにしました。 旧三笠ホテル1 posted by (C)Nao この建物は、実業家の山本直良によって1905年(明治38年)に建てられたホテルで、文化人や財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていたそうです。 旧三笠ホテル2 posted by (C)Nao 1906年(明治39)に営業を開始し、その後1925年年(大正14年)に経営母体が変わって三笠ホテルとなります。 この間、多くの上流階級の人がここにつどい交流していたようです。 旧三笠ホテル5 posted by (C)Nao 戦後は、米軍に接収されて進駐軍の施設になりましたが、その後三笠ハウスの名称で営業を再開し、1970年(昭和45年)まで営業を続けました。 旧三笠ホテル6 posted by (C)Nao 現在は軽井沢町の所有となっており、国の重要文化財に指定されています。 旧三笠ホテル3 posted by (C)Nao 30室あると言う部屋は、とても落ち着いた感じで、調度品なども素敵なものでした。 旧三笠ホテル4 posted by (C)Nao 窓の外には緑の森が広がっていて、とても爽やかな気分で滞在できそうです。 旧三笠ホテル8 posted by (C)Nao さてお腹もすいたので、お向かいにある「三笠茶屋くんぺい」で食事にしました。 ここは裏庭にテラス席があって、自然の中で食事などが楽しめます。 すぐそばに小川も流れていて、せせらぎが聞こえて来ました。 三笠茶屋くんぺい2 posted by (C)Nao このときは、とても涼しげな夏季限定メニュー「氷そば」を注文。 これは始めて見たのですが、その名の通り、おそばの上にかき氷がかかっているのです。 生姜焼き風の濃厚なゴマだれでいただくと、身体からひんやりしておいしかったです。 氷そば posted by (C)Nao 苔むした庭には山野草が咲き、小鳥のさえずりが聞こえる心安らぐお店でした。 懐かしい水車と冷やしたラムネ、日本の夏らしい風景ですね。 三笠茶屋くんぺい posted by (C)Nao にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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