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カテゴリ:日本のこと
すっかりご無沙汰してしまいました。
9月に入り、日本では二度の台風で各地に被害がありましたが、ようやく秋らしい良いお天気になってきました。 さて、私はニッサン車に乗っているのですが、最近ディーラーに行ったときに、リーフ(Leaf)の試乗車があったので、ちょっと試乗してみました。 リーフ1 posted by (C)Nao リーフはご存知のように、100%電気自動車。 その乗り心地はいったいどんな感じなのか、とても興味がありました。 一般の化石燃料のエンジンで走る車とは、だいぶ操作方法が異なるため、運転前に読むパンフレットが用意されていました。今日はその内容に沿ってご紹介しましょう。 リーフ2 posted by (C)Nao まずは外観ですが、先進的な電気自動車の割には、それほど斬新なデザインではありません。 特徴的なのは、前方に大きなエンジンを積んでいないため、コンパクト。 センターにあるのが、給油口ならぬ充電口です。 ヘッドライトがボンネット上で盛り上がっているのも面白いですね。 車内へ乗り込んでみましょう。 インパネ周りで特徴的なのが、デジタルスピードメーターの下にあるインジケーター。 こちらは、電気を消費している状態か充電している状態かを示しているんですね。 リーフ3 posted by (C)Nao さっそく運転開始です。 まずはブレーキペダルを踏みながら、ハンドルの横にあるパワースイッチをON! エンジンをかけるスターターではなく、あくまでスイッチを押すだけです。 スタートアップ・サウンドが鳴ると、スタンバイ状態(エンジン車のアイドリング状態)になったということです。でも何も音がしないと言うのも、ちょっと不思議な感じですね。 リーフ4 posted by (C)Nao いよいよ発車します。 シートサイドにあるセレクトレバー(いわゆるシフトレバー)についている、Pボタンでパーキングブレーキを解除します。 最近はフットブレーキタイプが多いのですが、こちらもスイッチ一つです。 リーフ5 posted by (C)Nao セレクトレバーをDポジションに。 そしてアクセルを踏み込むと、車体は何も音がしないのに、すうっと動き出しました。 電気自動車の場合は、馬力とは言わないようですが、馬力に換算すると100馬力程度なんだそうです。それでも加速はかなりよかったですね。 走行中のモーター音もまったく気にならず、まさに静粛そのものでした。 リーフ6 posted by (C)Nao 充電は、家庭用の電気からもできるようで、200ボルトで8時間くらいだそうです。 走行中にも、回生ブレーキで充電する仕組みになっています。加速中は電力を消費しますが、ブレーキ中は充電するようです。 またコンビニなど、急速充電システムがある場所では、短時間での充電が可能だそうです。 一回の充電で走れる走行距離ですが、条件によっては200km程度走行可能だそうです。 今回の震災の影響で、電気の供給に不安がある中、電気自動車も多少考える場面もありますが、逆に家庭への電気を供給できるなど、メリットもあります。 気になるお値段の方ですが、上位グレードが約400万円、下位グレードでも約370万円、補助金が70万円ほどつくようですので、それを差し引いても、まだ300万円を超えるお値段で、まだまだ簡単に手が出る状態ではありません。 電気自動車は、これまでハイブリッドに押されていましたが、ようやく普及期に入るところまで来ました。 これからもっと低価格化が進めば、いつか購入できる日が来るかもですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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