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高三の娘から、携帯にメールが来ました。
「内定決まりました。よかったよかった~」 企業の採用試験を受けて、結果待ちだった娘のところに、採用内定通知が来ました! 本人もこの二週間と言うもの、かなり神経質になっていたので、ようやくこれでほっとしました。 「よかったね、今夜はお祝いだ~」と返事をしました。 なかなか就職できないこのご時世、希望する会社に入れることは、本当にありがたいことですね。 残った高校生活を有意義に過ごし、健康で卒業してほしいものです。 そんな娘に、「働く人の夢」と言う本をプレセントしました。 さまざまな職業の33人の人が、自分の仕事、夢、きっかけについて語るものです。 これから働く人に読んでもらいたい本ですが、長年働いてきた自分にも、とても新鮮な言葉ばかりでした。 働く人の夢1 posted by (C)Nao その中で、新幹線の車掌を務める人の、こんな言葉に目が留まりました。 安全・正確に走って当たりまえの新幹線。 何十年も安全に時間通りいつでも走らせていても、たった一度のミスが、今までの積み重ねなんかまるでなかったかのようにしてしまう。 「夢は何ですか?」と聞かれたら、こう答えます。「これからも、いつもどおり新幹線を走らせることです。」 当たり前のことを当たり前のように。これからもずっと当たり前と思ってもらえるように。 それが自分の夢です。 働く人の夢2 posted by (C)Nao この言葉には、日本の鉄道マンの思いが込められているような気がします。 当たり前に行われているから、普段気づかないんだけど、何かあったときに、そのことがすごいことだと改めて気づき、評価されるんですね。 折しも鉄道事故が相次いでいる中国、先日起きた上海の地下鉄事故は、人為的ミスとも言われているようです。 事故後に原因究明も満足にしないまま、営業を優先し運転再開してしまう鉄道会社。 そしてミスを隠そうとする体質。 線路や車両は作れても、誇りや熱意では、まだまだ日本には叶わないですね。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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