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テーマ:鉄道(22865)
カテゴリ:鉄道
以前から観たいと思っていた、映画「阪急電車」 のDVDが出たので、先日レンタルして観てみました。
タイトルの阪急電車(阪急電鉄)は、言うまでもなく神戸・大阪・京都都市圏を結ぶ大手私鉄で、あの「えんじ色」の車両は、ご存知の方も多いでしょう。 阪急電車1 posted by (C)Nao 映画の舞台となるのは、「西宮北駅」~「宝塚駅」を結ぶ今津線。 この15分ほどの路線の中での、見知らぬ人同士の触れ合いを通して、さまざまな人間模様や人のつながりの温かさを感じさせてくれる、ほのぼのとした素敵なお話です。 映画のステージは、電車の車内や駅が中心ですので、私のような鉄道好きにはたまりません。 登場する主役の多くが女性で、そのストーリーから女性が楽しめる映画でもありますね。 阪急電車6 posted by (C)Nao ところで、関西にほとんど縁がない私にとって、「阪急電車」はあまり馴染みがないのですが、7月に京都へ行った際には、この電車に乗りました。 市内の移動にも、タクシーを使わず阪急電車を利用したので、その時の写真などをご紹介しながら、阪急電車について少し触れてみたいと思います。 阪急電車7 posted by (C)Nao 阪急電車の「えんじ色」のカラーは、正式には「マルーン色」と言うそうですが、100年以上前の開業時(1910年)から現在にいたるまで、このカラーリングは変わっていないと言うから驚きです。 阪急電車10 posted by (C)Nao 日本の鉄道各社が、シルバーの無塗装車両が主流となっている昨今、あえて手間を掛けて「マルーン色」塗装を施すのは、伝統とは言え大変なことですよね。 その「マルーン色」と同じく、阪急電車が伝統を守り続けているのがレトロな「内装」。 車内は木目調に統一され、緑色のシートが並んでいます。 阪急電車3 posted by (C)Nao 内装に木を用いることがなくなった今でも、わざわざ木目印刷を施して、暖かみのある車内を演出しているんですね。シートも色だけでなく、生地やクッションの具合など肌触り・座り心地にもこだわっているんだそうです。 阪急電車2 posted by (C)Nao 頑固なまでに伝統にこだわるその姿勢は、なかなかマネできるものではないですね。 こうしたこだわりのある車両は、利用する多くの人たちの心に浸みこみ、きっとこれからも愛されていくんでしょうね。 阪急電車9 posted by (C)Nao ところで、この映画「阪急電車」の公式サイトには、 「電車にまつわる私のドラマ」 と言う投稿コーナーがありました。 これを読んで、妙に納得したり、思わず微笑んでしまうのは、私だけではないでしょうね(笑)。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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