|
カテゴリ:日本でうまいもの
北海道は十勝・帯広の銘菓「三方六」(さんぽうろく)をいただきました。
ちょっと聞きなれない名前のこのお菓子、箱の中に入っていた説明書きにその由来が書かれていました。 三方六 3 posted by (C)Nao 「三方六」とは、北海道での薪の割り方の呼称なんですね。 北海道開拓時代、開墾のための伐採が各地で行われましたが、まっすぐな木は建築用にされ、そのほかは薪に割り、厳しい冬の燃料となったそうです。 三方六 1 posted by (C)Nao その薪の割り方は、木口のサイズ三方がそれぞれ六寸(18センチ)であったため、三方六寸で「三方六」と呼ばれたのだそうです。 当時の人たちは、この「三方六」の薪があかあかと燃える火を囲み、開拓の疲れを癒したんだとか。 お菓子の「三方六」は、そんな薪の形を再現したユニークなお菓子で、薪の形をしたバウムクーヘンにホワイトチョコレートとミルクチョコレートをかけ、白樺の木肌を表現しています。 三方六 2 posted by (C)Nao おいしいチョコレートに包まれた、しっとりとしたバウムクーヘンが、とても上品な味でした。 発売からすでに40年が経過しているというこのお菓子、これまでに世界菓子博覧会(モンドセレクション)で最高金賞を受賞し、世界的にも絶賛を浴びているものです。 100年ほど前の北海道開拓時代を思い浮かべながら、おいしくいだきました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日本でうまいもの] カテゴリの最新記事
|