隣人(独身男性)引っ越す
シルバーウィーク明け。隣りの様子が変だ。ここ何日も駐車場に車はないし、決まった時間に漂ってくるタバコの煙もない。ふとベランダを見ると、物干し竿がなくなっている。これは決定的だ!でも、いつ引っ越したんだろう?子供たちと品川プリンスホテルで、イルカショーを見ているスキだったか?しかし、黙って出ていかれると、ちょっと落ち込むなあ・・・って、このアパートに引っ越してきてから、2回くらいしか顔を見たことないんだけど。挨拶もないってことは、ひょっとしたらウチの騒音が原因かもしれないな。小学生2人は、いつも風呂で歌ってたし、女4人の大爆笑は日常茶飯事だったし・・・そんなことをあれこれ考えていた数日後、ポストにハガキが入っていた。「202の室伏(仮名)です。よかったら使ってください。」ハガキと一緒に入っていたのは、「町指定・有料ゴミ袋」の束だった。有料のゴミ袋をもらったこと以上に、ウチのせいで引っ越したんじゃなさそうで嬉しかった。