歯科医院にて
次女(小6)が、「歯医者さんに行こうかな」と言い出した。毎年、学校の歯科検診で、何本もの虫歯を指摘され、そのたびに私と口論になり、結局は頑として治療を拒否してきた次女がそれなら・・・と、気が変わらぬうちに、アポなしでかかりつけの歯科医院に向かった。待合室で改めて次女の歯を見ると、奥歯に大きな穴があいている。親の管理能力の低さを示す、動かぬ証拠だ「お母さん、“都市伝説”って知ってる?」と次女。「あ~、なんかいろいろあるよね」「じゃあ、”虫歯になると死ぬ”っていうの知ってる?」「虫歯で・・・!?」この時点で、ようやく次女が自ら治療をする気になった理由がわかった。せっかくなので「そうね、そんなこともあるかもね・・・」と言っておいた。