被災地DV深刻 仮設逃げ場なく
夫のDVは、仮設住宅に移ったから始まったわけではありません。そういう人は、ずっと以前からそういう危険をはらんでいたのに、当事者の夫も妻も、その問題から目をそらしてきただけです。”生活さえ安定すれば・・・”確かにそうかもしれません。でも、一度そういう目に遭った妻の気持ちは確実に冷めていくことでしょう。気持ちが冷め切ったときのために、経済的自立の準備をしておくべきです。尊重されてしかるべき妻の人生と、子供にDV被害が及ばないためにも。”そんなこと言ったって働き口がない”でも、諦めてはいけません。今は生活保護を受けることに風当たりが強いかもしれませんが、暴力(精神的も含む)を受けながら生きていかなければならない理由はひとつもありません。こういうときに一歩踏み出すのが、本物の勇気だと思います。きっと味方が現れます。自分の人生を諦めないでください。