40代で補聴器
最初に耳の異変を感じたのは、12年ほど前、三女を妊娠中の事だった。次女を保育園に送りに行ったとき、園庭で誰かに後ろからパタッと両耳をふさがれたようになり、目の前にいる先生の声もよく聞こえない。あとでわかったことだが、こう言った”突発性難聴”は、一週間以内に治療を開始しなければ、回復は見込めないんだそうだ。私が総合病院の耳鼻科で精密検査を受けたのは、それから3年たっていて、検査の結果、特に低音が聞こえにくい「低音性感音難聴」という診断だった。「原因は何でしょうか?」「ストレスですね」”あ~、やっぱり”と思った原因はもちろん元夫だが、現代医学では、原因不明の病気はストレスが原因だということらしい。実際は、その後かなり聴力は回復して、生活にはほとんど支障がないくらいになった。しかし、ぼそぼそ話す男性の声は聞こえにくいし、騒がしい中での会話はかなり難しい。今では、カラフルでファッショナブルな補聴器もあるみたいなので、見に行ってみようかなと思う。荒川静香さんがイメージキャラクターを務める【シーメンス補聴器】