川崎祥悦先生に捧ぐ
わが母校(中学校)は創立40年近くなるのだが、開校当時にできた校歌は「混声四部合唱」。作詞は「さっちゃん」などで有名な阪田寛夫、作曲は「山のいぶき」などの合唱曲で有名な川崎祥悦。赴任してきた音楽教師が感動して、校歌の指導にも熱が入っていたものだ。あれから35年目に、次女が私の後輩となった。入学式では久しぶりに聞く懐かしい校歌に、アルトパートだった私は在校生に混じって歌い出したら・・・アルトパートを歌っている生徒がいない、ってかテノールもバスもハモッてない!!まさかと思ったが、いつのまにか「混声二部」に成り下がっていたのだ。さっそく音楽教諭のもとに出向いて説明を求めると、「私が赴任してきたときに、”校歌は混声二部で指導”という申し送りでしたから」いつの時代にそんなことが許されたのかわからないが、卒業生としては簡単に納得できる内容ではない。元校長に会う機会があったので、「校歌の原曲は混声四部なんですよ」と言うと、「確かにそうでした。そういうことは今の校長にどんどん言ってください」ってブルータスお前もか。しかし、なんの影響力も持たない卒業生が言ってもすんなり通るとは思えない。強力な卒業生がいないものか・・・と思って探したら岩隈久志がいた!!彼が一緒に立ち上がってくれたら、学校も動いてくれるかな~。 『青空を指さすもの』