カラヴァッジョ展
きのうは父のお供で『カラヴァッジョ展』へ。油絵を習い始めた父は、絵画の前に張られている足元の規制線がゴム紐なのをいいことに、ちょっと前のめりに絵の細部を鑑賞。いつまでもひとつの絵に見入っているかと思えば、順路を無視して縦横無尽に観て回るのですぐ行方不明。カラヴァッジョのことはテレビで知っただけの私だったが、一昨年発見されて真筆と認定された「法悦のマグダラのマリア」を目にしたときは、魂が吸い取られるようだった。展示を観終わって外に出ると、父が 「一見の価値があったな~」 と一言。そんなに感激するなら隣でやってる『若冲展』 も観る?と思ったら【240分待ち】の行列だった。(もちろん断念) 国立西洋美術館『カラヴァッジョ展』