国立白十字
病院の話ではありません。国立(くにたち)のケーキ屋さん「白十字」です。ノイ・フランクでドイツビールを飲みながらランチを堪能したあと、生まれ育った国立の駅前をぶらぶらと一橋大学のほうへ散歩に行きました。その途中には、小学生の頃に通ったピアノの先生の家があったのですが、近くまで行ってみたものの、すっかり家並みが変わってしまって、当時の面影は残っていませんでした。一橋大学正門前の信号を渡って駅のほうへUターンすると、これまた懐かしい「白十字」があったので、食後のデザートを・・・と入ってみると、古色蒼然、旧態依然、崩壊寸前・・・”レトロ”ではなく、”オンボロ”という印象の喫茶スペース。置かれたテーブルや椅子に統一性が無く、それらの配置やパーテーションなど、もっと考えればもっとあか抜けた雰囲気になったはず。せっかくフリーWi-Fiが使えるようになっているのに、若者が一人もいませんでした。『おおかみこどもの雨と雪』で登場して、ちょっとは儲かったはずですから、思い切って改装したほうが良かったですね。柔らかすぎるスポンジと、イチゴを固めたゼリーが安っぽく見えて残念。