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保育園にも、”配慮が必要な子”が一定数いる。
先日、その中のひとりのZくんを含む数人の園児と遊んでいた時のこと。 他の子たちが、レゴブロックでつくったピストルで「ばーん!」と私を撃つので、「うう、やられた~!」という遊びをやっていたところ、Zくんが自分が手にしていたおもちゃで、私の頭を叩いてリアクションを求めてきた。 「いたいよ~!」 と言っても止まず 「やめて~!」 と言っても止まず、 「え~ん!(←泣きまね)」 と言っても止まないところに、担任の若い保育士がスタスタとやってきて、Zくんに 「Zくんだめだよ!これはちがうよ!」 と一喝。 そう言われてようやく攻撃の手を止めたZくん。 そして担任は私に 「Zくんは配慮が必要なお子さんなので、こういうときははっきり”違うよ!”と言ってあげてくだい」 反射的に「はい」と答えた私。 でも・・・”違う”ことだけ伝えて、Zくんは納得するんだろうか。 そもそも、何が”違う”のか。 おもちゃは人を叩く物ではないということが、か? 人を叩くこと自体が、か? その説明をしなければならないのと、何より気になるのは、Zくんが人からいちいち”違う”と指摘されないと、自分の行動を顧みられなくなりはしないだろうか、ということ。 その子の理解度に合わせた言い聞かせが必要なことは言うまでもないが、大事なのは、保育者(親も含む)が、何を伝えたいのかということに、意識的であることだと思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年03月21日 11時47分30秒
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