なおこ屋バスの移動販売日記　～破産へのケータリング目録？～

土曜や、休みや、万歳や・・・。

で、今週末の遊び予定は京都に来ているという木下大サーカスを観にいくという予定。

実は先週の土曜にサンダー号から電話があり、取り損ねたワケだがコレに誘おうと思って電話をくれていたらしい。

聞いた時、めちゃショック。

あぁ～～行きたかった～～～！！
ゾウさんが、ゾウさんがァ～～～！！！



・・・で、じゃ来週もまだやってるから来週の日曜に行こうか、というハナシになってたの。

うーー楽しみだぁーー♪


夕方６時頃、仕事帰りのサンダー号から電話があった。

私「オツカレ。どしたん？？」

サンダー号「いや、明日サーカス行くやん？今晩中に出ようかな、と思って。」


今晩中に出る？
サーカスは朝・昼・夕方の三回公演。
出発は明日の昼で間に合うのだ。
せっかく京都まで行くんだから、何か他にも遊びのアテでもあるのかな・・・。

私「いいよ。何時にする？お風呂入って着替えするよね。
まぁ何時でもいいから電話頂戴。」

サンダー号「家を出る時にでもまた事前に電話するわ・・・」


しかして、サンダー号は午後７時半くらいに迎えにきた。

私「どうするの？わざわざ今日出るんだから、何か遊びに行くアテがあるんだよね？」

サンダー号「いや、何もない・・・。」

私「・・・。
アンタ・・・・。

アレやろ、京都に行くって事で小旅行気分を味わいたくてわざわざ前夜に出るんでしょ。
分かるよ、逃避行願望は・・・。」

サンダー号「そやねん。そうやねん。ちょっとでも旅行気分を味わいたいねん・・・」

私「しかし、マジ余る時間をどうすんのよ・・・。京都タワーに登っても、３０分で遊び終了するっちゅーハナシやで・・・」

サンダー号「・・・どうしよう・・・。もう心が京都から離れたトコロに行き始めてるんやけど・・・」

私「鳥取砂丘に行って、ラクダに乗るとか・・・」

サンダー号「あかん、雪で行かれへんで・・。大体、俺ラクダに乗った事あるし。」

私「私は無いのよ！！・・・じゃあ、白浜に走って行って、アドベンチャーワールドでイルカと触れ合うとか・・・」

サンダー号「泊まるトコあるか～？」

私「じゃあどうするのー。」

サンダー号「・・・・。」


その時、午後７時半。




・・・日付が変わった午前１時過ぎ。


我々は広島県は広島市の広島駅近くのワケわからん所にいました。


一体何があったのでしょうか、我ながら「我々はバカ」だと思います。


サンダー号「・・・広島に牡蠣と広島焼きを食いに行こうか。」

私「いいんじゃない？じゃ、行こっか。車は・・・ケロ吉よりサンダーの方が適当だね。」

そして我々は西名阪に乗って走って行ったのデス。


道？知りません。

宿？取ってません。

道中、「あれ、瀬戸内海側にあるのは山陽道やっけ？中国道の方やっけ？」という素朴な疑問にブチ当たり一時、下道に出たりコンビニで地図チェックしたりしたけど。

ゴハンは素麺の揖保あたりのサービスエリアで摂った。


北海丼ていう、鮭・いく丼とうどんのセットやね・・・。

あー冷凍うどんはフツウに美味しいなぁ。
素晴らしい技術やわ・・・。

サンダー号はせっかくなんで丹生麺を食べてはったわ・・。


岡山通過。

私「なぁ・・・シケた事言うけど、明日の帰りに渋滞とか遭ったらどうすんの・・・。
帰られへんやん。岡山あたりで妥協って手もあるよ。
て言っても、遊びネタが無さそうだけど・・・」

サンダー号「うん、確かに渋滞の可能性はあるけど、俺はもう広島に行く気マンマンやで・・・。」

私「あ、そう・・・。さすがやわ。アナタは・・・」


途中、運転を交代して久しぶりに乗ったアメ車のフラフラ感にビクビクしつつも、まぁ仲の良いサンダー号となんで、実に楽しく到着したわ・・・。


環状線→３号神戸線→第２神明→加古川バイパス→姫路バイパス→山陽道と通って、実に適当に広島インターで墜落。

実に適当に「広島駅方面」の標識に従って適当に走る。


時は午前１時過ぎ、ようやく助手席の私は宿探し開始。

携帯サイトで宿を探す。広島市内にも宿は結構あるようだが、いかんせん「○○町３丁目」とか言われても○○町が分からんがな・・・。


広島市！！コンビニあらへんがな！！真っ暗や！！


イヤにポプラとファミマしかない広島市のコンビニに寄り、携帯サイトと広島市マップを照らし合わせて宿の場所チェック。

同時に地図入手の意味も含めてるるぶみたいな広島市遊び雑誌を購入。

無事に宿に着いて、翌日の遊びを相談しつつ就寝。
時は午前５時。