昨日の経験で気付きました。私はおばちゃんから買いたい
んだなあ、と。（昨日の日記の続編です）

おばちゃんとは他人です。特に何か深い話をしたわけでも
なく、毎週行って顔をみて、ちょっとした世間話をして。


でも数ある注文品は絶対間違えない。変更をしてもその
次は「今日はこれ１本ね」とでてくる。何もみてないのに。

で、ちょっとおせっかいやき。買うって言ってるのに
「週末セールで安くなるから、今かわんほうがいいって」
帰って夫に「売ってもらえなかった」と笑って話したことも。

セールにいけばおばちゃんの手作りの煮豆やふかし芋が
用意されています。「美味しい！」っていうと、「これ、
この出汁つかってるんや」と教えてくれるます。よく考えて
みたら商品の「宣伝」かもしれない（買ったし）。でも
こちらは「宣伝」とはとらない。美味しいものを教えてくれた、
という感じです。


たまごと牛乳は朝４時に入ってくるそう。たまごの仕分けは
何十年もおばちゃんが毎回仕分けています。

たまごについても以前、真夏に買った時に割ったら水っ
ぽい時がありました。「たまごおかしかった」というと、
「放し飼いにされている鶏だから、夏はよく汗が出て水分も
多量にとるようになる。そうすると卵も水っぽくなる時が
ある」んだって。

牛乳は、私はシチューを作るときに牛乳で作るのだけど、
足りなくなったときがあって、途中スーパーで買って
入れたらその牛乳が水っぽくてなかなかシチューになら
ないってこともありました。


「なんとかして売ってやろう」という商品や売り方が多い
せいか、個人商店のこのおばちゃんの売り方は気になります。
「おばちゃんに頼んでおけば大丈夫」という信用と、店の
商品の品質と、おばちゃんの姿勢。それに、おばちゃんの
世話好きな人柄が加わって、みんなお店に来るようです。


これってネット通販の世界でもできることかな。同じことかな。

復帰してお客（←私）に泣かれる（うっとーしいかな＾＾；）
おばちゃんってすごいなあ、って他人事みたいに思ったの
でした。