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August 27, 2004
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学生の時、たしかあれは「にっけいでざいん」だったと
思うが、見出しにこう書かれていた。
『デザイナーも営業を』それ以来、常に私の中にある言葉。


最近、ある企業のデザインのお手伝いをすることになった。
単なるデザインだけでなく、それを製版し、どうプリントするか
まで考えてのデザイン。うちあわせの段階から常に意識するのは
最終プリントへの表現方法。デザインもできなくてはなら
ないが、製版やプリントのことにも精通しなくてはならない。

勉強すべきことは山ほどあるが、学生の頃心に残ったあの言葉
は、今まさにやろうとしていることだと痛感している。
今まで営業も多少したけれど、何かが足りなかった。私に足りな
いものが今はっきりわかる。

小手先ではなく、プロになる為の一歩。そう感じる。
パソコンという道具を使いこなせることも大事だが、デザインは
もっと幅広いものだとようやく実感した。依頼のあったデザイン
を作ったりプリントしたり、それらの作業は同じでも、そこへの
「ひらめき」を得るためには自分の宇宙(ひき出しともいえる)
をひろげていなければ多分得られない。そしてひらめきの源泉
を絶やさないため、自分はスポンジのような吸収体でいなければ
ならない。

その「ひらめき」が出た時は、あの金メダルをとった時の
「超キモチイイ」感覚とちょっと似ているのではないかと思う。
考えて考えて、脳をふりしぼって、ある瞬間「コレダ!」と
うまれ出る興奮。

デザインは深い。一種の哲学だ。
デザインが怖い、と思う頃もあったが、今は迷いがない。

昔、有名デザイナーの田中一光さんが話していた。
「プロセスからして考えなくてはいけない。全部を“みている”
デザイナーが必要。これからはある一人のデザイナーが全部の
過程を最後まで見ていて、その商品が社会に生きるか生きないか
というリスクを追う。そうすればデザイナーの社会的な評価も
きちんと確立される」

本当のプロフェッショナル。
めざすべきものはコレだ。






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最終更新日  August 27, 2004 02:32:31 AM
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