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今年の夏、友達と家でTシャツを作ったのですが
その時作った版で他にもいろいろ刷ってみました。 何にでも刷れるのがシルクスクリーンのいいところ。 <布のバッグとペーパーバッグ。このほか封筒やはがきも印刷しました。> 時はもう11月。そろそろ頭を悩ませるのが年賀状。 昨今出さない傾向も強まるけれど、私は「出す」派。 なぜなら好きだから、...宛名書きが。 パソコンで打ち出し?しないしない。 毎年どの筆ペンにしようか悩む。 小さい頃雑誌をみると「自宅でお仕事、宛名書き」なんて 広告がよくあった。「これ、やりたいなあ、コドモって バレるかな」って思ったもの。 でも宛名を書くためには年賀状を作らなくちゃ。 私が小さい頃の年賀状作りは毎年恒例、シルクスクリーン使用、 おうちでプリントごっこ...。いや、「プリントごっこ」 ができる前からプリントしてた。なぜならうちは製版屋。 <こういう紙だとインクがしみた感じになってよろしい> 冬、ヒーターのついた室内ではインクが版につまりやすい。 だから「あまり細かい柄にするなよ」って父から指示がでる。 父特製の刷り台に版をつけて、年賀状の位置を決め、妹と私で アシスタントに入る。刷り手は父。 私が年賀状を置く。版をおろして父が刷る。妹がテレホンカード でピッと年賀状をはがし、じゅうたんに並べていく。部屋中あっ という間に年賀状で埋まる。でも暖かい室内では乾きも早い。 端から母が集めていく。 会社の分も個人の分もあわせて何百枚も刷った。でもノッて くると意外に早くてみんなマシーン化する。作業は数時間で終了。 年末といえばもちつきよりおせち作りより、年賀状刷りを思い 出す。今年は我が家でもコレを再開するつもり。 う~ん、柄は何にしよう。...宛名書きまでまだ遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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