みなさんこんにちは。

今日はお仕事モードです。



最近サイトの更新、修正に時間を使っていると
やはり「つきつめていく」という作業が多くなります。

そぎ落とすというか、本質をみつけるというか。


よさこい屋にはゆるぎない本質・目的があります。
迷ったとき、どっちの道をとろうか選択がせまられたときの指針。

「お客様が喜ぶかどうか」

です。


要はお客様が喜ぶほうを選んでいけば、間違いないと。


なので、サイトの修正も

「お客様が見ていてわかりやすいか」
「お客様がみていて楽しいか」
「お客様が望んでいることや抱えている問題を
　解決できると、説明しているか」


で、毎日アタマを悩ませております。


と、ここでも必要なのはデザインと編集能力だなあと思うのです。


よさこい衣装のうちあわせはすべてこれです。
お客様のイメージ（想像）している漠然とした形と
「こういうふうにしたい」という希望・好みを
どれだけくみとれて、それを形として提供できるか。


美大にいるころから私は

作家と産業デザインはやる人のタイプが違うなーと思ってまして、
作家＝芸術家・アーティストは自分の個性を強く出せないと
作家ではなく、
産業デザインは職人系で、コストや納期などの制限の中で
どれだけ能力を発揮できるか、という資質が重要だなーと感じ、
私は後者だなーと思ってました。


もちろん作家活動も好きなんですが、
私の場合、生きる糧というより、趣味でOK。
年賀状で遊ぶ程度で今は満足。


せまりくる納期と、ギリギリの柄データ作成、ここはあの技術を
つかってできそう、この形の実現はパターンナーさんと集中ミーティング、
なーんていう瞬間はまさにスリリング＆エキサイティングで、最大に
能力を発揮している感じがする＝生きている実感を得るんですな、私の場合。


３，４年まえ、ある方に
「マネージャーなんて肩書きつまんないよ。アートディレクターとかにしなよ。」

といわれ、へい、じゃそうします、と名刺につけたのですが、


どうやらその通りのお仕事になってきました。


なかなか楽しいお仕事です。