カテゴリ:おうちをたのしむ
子供の頃、「算数の おもちゃ箱」とかいう古い本が何冊か私の本棚にあった。母が小さい頃好きだった本で、論理パズルの類いの本である。母は銀行に務めたあとウチの会社の経 理をひとりでこなしてきたので、かなり数字には強いけれど、入金の出入りが複雑な案件でいっこずつ分解して起票していくのを見ていると、あの本が根底にあ るのではないかと思える。 先日ネットで、ある論理パズルの問題をみつけ、ひとりといてみた。「川 があります。父と母と息子2人と娘2人、メイドと犬がいます。向こう岸へ渡りたいのですが、父は母がいないと娘を殺してしまいます。母は父がいないと息子 を殺してしまいます。犬はメイドがいないと家族全員を殺してしまいます。船は1そうだけで、1度に2人までしかのれません。犬も1人とかぞえます。誰も死 なずに向こう岸へ全員わたるには?」という問題(タイルコさん出題)。やってみたら1時間かかった。アタマが固くなったかなーと思って、次 の日小学生のコドモにさせてみた。少し助け舟をだしたけど、方向性はほとんどあっていて1時間でといた。・・・小学生のアタマがやわらかいのか、私はもう 同レベルなのか・・・もっと脳レベルをあげなくては、と思って、いくつか買ってみた。 高校の「数学」は延々と続く計算問題で解く目的がなく嫌いだったけど、本来「数学」っておもしろいのではないか、という予感はずっ と持っていた。今回買った「数学パズル」の前書きは『高等数学などは必要ありません。必要なのは豊かな「発想力」と、根性のある「集中力」です。』なんで も人生と連動していないと、興味がわかないなおくまです。 コドモがといていたときの集中力はすごかった。DSに負けないくらい。こういう授業だったらみんな集中するのかも。アメリカの大学入試には論理パズルがよく出るらしい。いやー、日本もそうならないかな。 折り紙好きなしたのコに、「図形パズル」。ふたりとも食い入るように見ている。スイッチが入るってこういうことかなー。天気の悪い北陸の冬、しばらくはこれで遊べそうです。 ※会社のスタッフに上の「川問題」を教えたら、夜眠れずメールがきました。ふっふっふ、みなさんもご注意を。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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