事件。~恐怖の1週間~
みなさん、ごぶさたしてます。久々に日記でも書いてみようと思います。なおたんも私も元気です。なおたんは歯も全部生えそろえ、長かった髪もバッサリと切り、男の子らしく成長しました。言葉はまだいまいち話しません。でも、もにょもにょと「なおたん語」を話しています。今日は久しぶりに日記を書いているのですが、このことを、書くべきか書かざるべきか迷いました・・・。でも、これを書くことで、これからの育児を見つめなおす良いきっかけになるだろうし、もし、同じような経験をした人がいたとしたら、自分だけじゃないんだと思うだろうし、まだ経験していない人は、そんなことが絶対におきないように注意するだろう!と思い、勇気を持って書こうと思います。~今週の出来事~6/7(土) MAMA:夜からお腹が痛み出す。中心部がねじれるような痛み。数分おきにくる痛みで眠れない。6/8(日) MAMA:やはり、まだ痛む。午後にドライブへ。車中でひどい吐き気。6/9(月) MAMA:病院(産科)へ。婦人科系は異常なし。でも、まだねじれたような痛みは続く。腸ではないかということで整腸剤をもらう。 なおたん:夜8:00すぎに抱っこすると体が熱い。熱を測ると、8.8度。ぐずることなくいつもより早めに寝付く。6/10(火)なおたん:朝起きると、すっかり熱も下がっており元気に遊ぶ。ほっと、一安心。 MAMA:今度は、内科へ。特に心配はいらないとのこと。痛みを鎮める薬を飲んでしばらく様子をみることに。6/11(水)MAMA:お腹の痛みはほとんどなくなる。しかし、朝起きてみると、体が重い、だるい。 なおたん:事件発生。 昼過ぎに寝室の窓(掃き出し窓)を開け閉めして遊んでいたなおたん。(そのことに気づいてはいた。でも、体がしんどい状態であったため、注意力が欠如していたのだろう。といっても、言い訳になってしまう。)しばらくして、茶の間にいた私は、隣の寝室から泣き叫ぶ声がした。なおたんが窓(1F)から外の裏庭のコンクリートのところにうつぶせになって倒れていた。急いで、抱きかかえると、額上部からすごい流血。泣き叫ぶなおたん。私は頭がパニックになってしまった。救急車を呼べばいいのだろうか?それともすぐに自分で病院へつれていった方が早いかも。でも、どこの病院へ?顔中血だらけになってきた。床にも血がぽたぽたと流れ落ちている。どうしよう!!!!早くしないと大量出血でなおたんが死んじゃう!震えながら電話帳で病院を探し、病院に電話をして、「今すぐ行きますから、見てください!」タオルで頭を押さえ、「大丈夫だよ。今病院行くからね。」と言い聞かせ、なおたんを車に乗せ、車を病院へと走らせた。すぐに処置室へと行き、そして、レントゲンをとり、私は外で待たされた。処置室から聞こえてくるなおたんの泣き叫ぶ声。廊下で私も一緒に泣いた。「ごめんね。ごめんね。」「ママがちゃんとあの時窓を閉めていれば、こんな痛い目にあわなかったのにね。」自分を責めて、責めて、責めまくった。そして、ひたすら祈った。10分ほどたって、処置室に呼ばれた。泣きじゃっくりをしているなおたん。「がんばったね」と思いっきり抱っこをしてあげた。処置室には、まだ麻酔の注射針が生々しく残っていた。かわいそうに・・・。代わってあげれるものなら、かわってやりたかった。そして、先生からの説明。レントゲンは異常なしとのこと。ただ、頭を切っていたので、3針縫いました。1日様子を見て、もし吐くようなことがあったらすぐに来てください。とのこと。骨に異常なくて、一安心。その後、1時間ほど、私のそばから離れなかったがそれからは、いつもどおりの元気ななおたんへと戻り、元気にはしゃぎまわっていた。ほっとしたところで、朝から体調の悪かった私が今度はどっときたかんじ。実家の母になおたんを預け、病院へ行って、注射を打ってもらった。家へ帰ってからもひどいめまい。夜にどんどん熱があがり9度近くまであがった。しかし、その夜はなおたんの事件のおきた日。覚悟はしていましたが、夜泣きがすごく、夜中に何度も何度も泣き、そのたびに子守唄を歌ったり、おっぱいをあげたりで、ようやく私自身寝ることができたのは朝の6時。そして、次の日も9度4分。熱はいっこうにさがらない。他に風邪の症状もなく原因不明の高熱。3日目の夜に、母の作ったトン汁を食べたら、汗が出るわ、出るわで、その汗のおかげもあって、熱はスーッと引いていった。ほんとにいろいろとあった1週間。忘れることのできない事件。もう、決してあってはならない事件。私は普段、あまりこれはダメ、あれはダメという育児ではなく、なおたんがしたいように、とのびのび自然育児を心がけている。その効果かどうかは分からないが、なおたんは非常にのびのび、のんびり屋、でも好奇心旺盛な子に育ってます。(最近いたずらもすごいですが・・)でも、親として、保護者として、やはり今回は監督不行き届きでした。1歳~2歳は特に好奇心が旺盛で、常に危険がつきまとってきているような気がします。そんな時、親として絶対に守ってあげたいと思います!もう二度とあんな目にはあわせません。少し離れて見守ってあげる距離。守ってあげる距離。その境界がとても難しい今。いろいろと考えさせられた1週間でした。