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テーマ:ξバイク好きの交流所ξ(733)
カテゴリ:バイクメモ
先日の那須キャンプツーの帰路。
東北道での雨中走行が、思いの外快適だったのは、 水はけのよい路面の走りやすさもさることながら、 早めにレインウエアを着たことや、 ヘルメットシールドに撥水処理と曇り止めをしていたことが 功を奏したんじゃないかと思ってる。 シールドにミリ単位の小さな雨粒が当たりはじめて それが小さいままでやがて上がることのほうが ワタシの場合は多かった。 「合羽を着たら晴れる」というジンクス通りに。 でも本降りの場合は、あれよあれよの間に バチバチと音を立てはじめるので、 マズいと思ったらレインウエアを着込む場所の アタリを付けて、さっさと着替えたほうがいいし、 向かう方向の空がほとんど黒に近い雲に覆われていたら 予め着ておいたほうが賢明であることは言うまでもない。 濡れた衣服の上にレインウエアを着ることになると不快だし、 体が冷え切ってしまうこともある。 数分の判断の差が、異なる結果を招くのだ。 高速道路の場合、楽に停まれる路肩なんかほとんどない。 東北道は車一台が停まれるくらいの路肩があるので楽だけれど、 普通はそんなに広くない。 路肩にほとんど余裕のない首都高なんかで降り出された日には、 どうにもお手上げだ。 ゲリラ雷雨の頻度が上がる季節に向かって、 空模様と、走行している道路の状況は ある程度計算しておいたほうがよい。 今回、レインウエアを着用して発進後、 しばらくしてまた停らざるを得なくなった。 腕とウエストの脇に付いているベルクロを留め忘れたので、 走り出したらバタついてしまったからだ。 「行動がいきなりで大ざっぱ」なB型ゆえ、 基本的に「確認作業」ってものをやらない。 やりたくないのではない。 やるべきだということを思いつかないだけ。 いつも失敗の類をしでかしてから気がつくわけ。 で。 ヘルメットシールドの準備はもう何度も書いているけれど、 表には撥水スプレー。 裏側には台所洗剤を塗り込むことで曇り止めを施す。 今回、雨を想定してブーツは防水性のあるXPDを履いていたので レインカバーの必要がなく、これも正解だったと言える。 ただこのブーツを履いたままでは レインウエアのパンツに足が通せないので、 一旦ブーツを脱いでから履くしかない。 高速道路の路肩で立ったまま片足ずつ長いブーツを脱いで、 レインパンツを履いてはまたブーツを履き、 ライディングパンツの裾を始末して、 レインパンツの裾をベルクロテープでしっかりと留める。 これもれっきとした女性のお着替え。 サーファーのオネーサンが、ワゴン車のハッチバックの下で タオル一枚巻いただけで、水着やウェットに着替えてるのに比べると そこに醸される色気には雲泥の差がある。 でも、下手に注意を引いてしまうと、 突っ込まれる恐れがあることを思えば、 この場合における色気の不在は理にかなっているといえる。 お天気が不安定だと悔やんでも詮無い。 今週末はソロキャンプツーにでかける仲間もちらほら。 どうか気をつけて。 晴れの元ばかりを走っていると、 降られるのがたまらなくイヤになるけれど、 どしゃぶり走行をたまに味わうと、 雨でもいいやという気になる。 しばらくは降られても平気モードにスイッチが入っているので、 気はなんだかラクチン方向。 なのに予報じゃ今週末は晴れだ。 それもアテにはしてないけどさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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