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カテゴリ:ココロのヒダ
初めて意識して読んだのはVERY…だったかなぁ、
「リュクス」という言葉。 すでに2000年をちょっと過ぎた頃から「カタカナ」で使われていた「リュクス」。 「リュクスな質感」とか、「リュクスな通勤着」とか、 意味はわからなくてもなんとなく高級感を指す意味かと思っていたら そもそもの意味はちょっと違ってた。 「リュクス」は贅沢、豪華、優雅、上品なを意味するフランス語「LUXE」。 今までの「ブランド志向」や「セレブ感覚」と違うのは お金ありきの物質的な贅沢ではなく、 自分の目で見極めることによって心まで豊かになるような モノやコトを選び、それらに囲まれた環境で暮らすことらしい。 モノについて例えれば、 流行のものを買いあさってとっかえ引っ替え使うのではなく、 商品の製法や質感、使い勝手などにこだわって 本当に気に入ったものだけを長く大切に使う、 そんな精神ってことだろか。 その割にはずいぶんと軽く使われ過ぎてやしないか。 読者はもちろん制作側だって、どれだけの人が わかって使っているのやら。 最近ではエコリュクスなんて言葉も生まれていて。 「物や心の豊かさを楽しみながら、地球環境にも配慮する」ことだそう。 なんだか格好よすぎてピンとこない。 もっと普通に構えて、できること、気付いたことからやれば いいんじゃないのかと思っちゃうのはアマノジャクだから? スタイリッシュな言葉が生まれては独り歩き。 「ロハス」も「リュクス」もまだほど遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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