「さくら」に見送られて・・・
今日は本来ならば乗務日でしたが、「有休」をとりました。12月に亡くなった「たった1人の兄」の納骨の為です。前日はなかなか眠る気になれず、ベッドに入ったのは今朝の午前7時少し前でした。午前9時、両親と親戚と奥さんを乗せてレンタカーで墓地に向かいました。今日は天気にも恵まれ、途中の道路脇や墓地の周辺の「さくら」も、まるで「兄」を一緒に見送ってくれているかの様に咲いてくれていました。午前11時30分過ぎ、「兄」の遺骨がお墓に納められる瞬間、私は今迄に経験した事の無い「気持ちの昂り」を感じました。横で気丈に振舞う義姉や両親がとても不憫でなりませんでした。わたしは「兄」に、「ありがとう」「さようなら」と告げました。