奈良県の社労士・行政書士 大和侍 の 徒然日記

事務所の移転のお知らせをいたしましたが、最寄り駅は橿原神宮前駅と変わりはありません。

今の事務所から歩いて20分くらいのところに甘樫丘（あまかしのおか）があります。

この甘樫丘は奈良県高市郡明日香村豊浦にある丘陵です。
たまに登ることがあるのですが、そこから見える風景が何故か懐かしく感じます。


ここ最近、古代史の本を読んでいることもあり、久しぶりに登ってみました。

甘樫丘から見た明日香村。

乙巳の変（大化の改新）の舞台となった飛鳥京跡などがあります。

甘樫丘のある豊浦や、私の事務所のある石川町は蘇我氏と非常にゆかりのある土地です。




正面やや左に大和三山のひとつ畝傍山。

その麓に橿原神宮があります。

そして畝傍山の向こう側に大津皇子が眠る二上山が微かに見え、その左側には役行者が修行をしたという葛城・金剛の山々。



そこから視線を右の方へ向けると・・・

正面に小さく耳成山、右側には『春すぎて　夏来（き）にけらし　白妙（しろたへ）の衣（ころも）ほすてふ　天（あま）の香具山』で有名な香久山。

左の向こうの方にうっすら生駒山でしょうか？

超古代の奈良盆地は湖であり、古代の奈良盆地は湿地帯が多かったようですが、ここからみれば盆地が一望だったでしょうね。

大和三山やこの甘樫丘は、外敵から飛鳥京を守る砦のような役割もあったのではないかと感じます。