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カテゴリ:雑記
日曜日の朝、事務所で安物の葉巻を燻らせ、のんびりコーヒーを飲みながら、さて書類整理やメールチェックをしようかと考えていたとき、携帯電話が鳴りました。
その番号を見た瞬間、「あ~・・・」とため息が漏れていました。 地元で火事があったことを消防団員に知らせる電話番号だったからです。 とりあえず内容を確認すると、火事の場所を知らせる音声が自動で流れてきました。 時間にすると10秒ほどでしょうか、遅れてでも地元に戻って行くべきか、やり始めた仕事をすべきか悩みましたが、状況を考えて行くことにしました。 天気の良い日曜日の朝、きっと団員の集まりが悪いだろうと考えたからです。 ヘルメットや法被を取りに自宅に一旦帰っていると時間にロスが生じるため、普段着のまま事務所から現場へ向かいましたが、高架のバイパスに乗ったとき、はるか向こうで白煙が上がっているのが見え、長丁場になることを覚悟しました。 ※結果的には13時頃には消防団は撤収となりました。 かなり遅れて現場につき、自分が属する分団を探してたどり着いたとき、私以外に4名しかいませんでした。 実際に消火活動を行おうと思えば、ホースを伸ばして筒先を持つもの、それを補助するもの、ポンプ車を操作する者、水源を確保するもの、連絡係をするものと最低5名くらいは必要となりますので、遅ればせながら来てよかったと思いました。 今、自営業者がかなり減少し、消防団に加入する人が減っています。 私も年齢的にそろそろ辞めたいと考えていますが、なかなか新規加入者がいないため、退団できない状況です。 その昔、私の父が消防団員だった頃に比べれば、ガス機器などの性能が良くなったためか、今はかなり火事の件数は減少しているように思いますが、災害時には互助の力が必要となります。少しずつでも形を変えながらも、こういった団体組織は維持していかねばならないかもしれません。 誰か代わりに入団してくれんかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/02/05 02:52:42 PM
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