チョギ　マリャ　ネガ　イッチャナ

4日目の朝。日曜日なのでさすがに通勤バイクの数は少ない。この日の深夜便で帰国となるので、荷造りを終えてチェックアウトをせねばならない。しかも前日までよりも集合時刻が30分早いため、朝食バイキングから部屋に戻ってあたふたと荷造りに勤しむ。免税梅酒は飲み切るまでに至らず、ペットボトルに詰め替えて日本に持ち帰ることにした。

この日のメインは世界自然遺産チャンアンクルーズ。これもハロン湾同様にハノイ市内から距離があり、片道2時間半ほどバスに揺られる。途中のトイレ休憩は何とガソスタだった。ハロン湾クルーズと違ってチャンアンクルーズは小さなボートに客4人と漕手1人が乗って周遊する、というもの。適宜客も手伝えるようにオールが用意されている。モーターボートにしない理由は風情がなくなるからではないかとツアコンさんの見立て。

景色は素晴らしいし、エンジン音がないので確かに風情はある。しかしこの日も好天で蒸し暑いので、日傘も用意されている。暑さに弱い自分としては風情を若干犠牲にしてもモーターボートにしてもらえないかと思う。郷土料理の昼食はほとんど印象に残っていない。次なる目的地は「ディン・ティエン・ホアン祠」という所。水牛が草を食んでいる姿が印象的。ここにはチップ式のトイレがあった。ツアコンさんによると相場は2,000VNDらしい。12円相当だ。

帰路一部区間で渋滞したが、さほど影響せずスーパーでの買い物とベトナム料理の夕食まで終える。中国っぽい伝統的な楽器を女性2人がレストラン内で演奏していたが、曲はなぜか「ベサメムーチョ」だった。帰り際奏者に向けてサムアップすると嬉しそうな表情になる。これで現地での全行程は終わった。あとは一路ノイバイ国際空港に向かい帰国する。

続きます

​​​​​​​​​​