チョギ　マリャ　ネガ　イッチャナ

帰国便は23時35分発のため、空港着は20時台だ。しかしターミナルビルの玄関前から既におびただしい数の人が蝟集している。のみならず車両の数も相当なもので、バスはなかなか思うような位置に横付けできないでいる。現地ガイドの後に続いてビル内に入るが、入った先も同じくらいのラッシュだ(；´Д｀)

スーツケースの中身の入れ替えはターミナルビル内でするようにと聞かされていたが、そんなことができそうなスペースは皆目見当たらない。で現地ガイドは「ここで荷物整理してください」とラッシュの中で指示する。要するにスーツケースを床に置き、ガバっと広げて入れ替えを行うべしということだ。メンバーの誰もが「えっ、ここで？」とキョトンとしているが、周囲の迷惑など構っていられない混み方なので各自荷物整理を始める。こういう経験は今までしたことがない。ここは日本や韓国とは違うのだと思い知る。

チェックインは各自で行うのだが3パターンに分かれ、1ビジネス、2エコノミーWebチェックイン済、3エコノミーWebチェックイン未済、となる。年配者のメンバーは多くが1か3で、2はツアコンさんと自分以外には数名しかいない。結果として2が一番早く手続きを終えられたような気がする。しかしANAアプリでのWebチェックインは失敗し、結局ブラウザで行なった。使えないアプリという印象が一段と強まる。

ベトナムでは手荷物検査の前に出国手続きがある。人が蝟集している方に向かって足取り重く歩き出すが、何と蝟集している人の多くは見送りの人で、出国手続きの列に並んでいる人はさほど多くないことに気付く。見送る方も見送られる方も若者が多い。大人数で空港まで見送りに行くのが現地の習慣なんだろうか。

手荷物検査を終えてようやくホッとする。機内食は成田到着の前に朝食が出てくるだけと聞いていたので、夜食用のお菓子（日本から持ち込んだもの）をつまむ。残り少なくなったVNDを使って飲み物を何本か購入するが、結局100,000VND少々余らせてしまった。あとはスマホ充電などで時間を使い、23時過ぎに搭乗が始まった。

続きます

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