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ヤンキースの観戦記を書かなくなって久しい。 実は、ヤンキースが地区単独首位になるか、松井秀喜が地元紙の1面を飾るまで ‘ブログ断ち’をしようと考えてのことだった。 というのは‘真っ白なウソ’で他に時間を取られることがあるのが主たる理由だ。 但し冒頭で書いた‘願掛け’がほぼ今日現実になった。 松井秀喜が対BAL戦で9回裏にサヨナラとなる15号HRを放ち、 チームも単独ではないがア・リーグ東地区の首位タイになったのだ。 オールスター前の対LAA3連戦でスィープを喰らい、前場の引け味は最悪だったが、 後場の寄り付きは良い感じだ。 何れも接戦だが終盤でのHRが勝利を呼び込んで3連勝していた。 HRを放っているのは3番テシェイラと4番のA-Rod、お日柄的にはそろそろ 5番松井の出番だと思っていたが、それが今日実現した。 それもサヨナラだから感激も一入だ。 2003年の7月17日以来のキャリア2度目になる。 松井本人は‘甘い球’‘ラッキー’‘完璧’のインタヴュー‘3大必須単語’を使っていたが、 今日はそれ以上に満足し自分でも喜びを隠しきれない様子だった。 喜びの表現としては驚くべき光景が有った。 ホームプレートでは他の選手やコーチ達が松井を待っていたが、 松井がその手前でヘルメットを脱ぎ高々と空中に放り投げたのだ。 へぇ~、松井がこんなことするのか・・・(^。^) 現地のファンの書き込みにも I have never seen Matsui ever show that much emotion. ↑こいつは例のゴジ・ジャンプを忘れてるけど・・・。 その後VTRを良く観ると、エロ、カブレラ、ポサーダが脱げ脱げと煽っているのがわかった。 放り投げたメットをキャッチしたのはカブレラだがそれをエロが強奪。 観客席に噂の女優のKate Hudsonがいたので張り切ってしまったのかもしれない。 まるで結婚式のブーケ・トスだな・・・(^。^) 試合後の松井は初めてのヘルメット投げについて‘ヤンキース流’に従ったと言っている。 同じく‘ヤンキース流’と言えば今年からバーネットが始めた顔面パイ攻撃がある。 過去8回他の選手たちが餌食になるのを見ていた松井もいざ自分がその主役になると、 すっかり忘れていたようだ。 これまた現地の書き込みにあったが、 That pie’s gonna have to be extra large! 日本ならわかるがあちらでは松井の顔なんてマイケル・ケイに比べれば‘小顔’に見えるのだが、 やはりデカイという印象を持たれているようだ。 実際今日のバーネットはコントロールも悪かったのか顔の1/4も白くなっていなかった。 何れにせよこのパイはサヨナラを演出できた成功者だけが味わえる。 それにしても、もう何度映像を観なおしたかわからない。 HR打球もいいが、それを懸命に追うチームメイトやファン達の眼差しが素晴らしい。 そして歓喜の輪の中心で会心の笑みを浮かべる松井がいい。 来年のことなど考える前に、今のチームで今日のようなシーンを何度見せてくれるか、 やはり応援し甲斐のある男だ。 ヤンキースが勝利した時点ではBOSは2-1とリードしていたが、 その後TEXに大逆転を喰らい敗れた。 これでまったくの相星になったのだ。 この流れを生んだのも松井の一撃と言いたいところだが、ナリポン的には すべての流れを作ったのは、実は‘ヤンキースの山口’ことアセヴェスのような気がしている。 さて、もうひとつの願掛けのNY紙の1面ジャックだが、Newsdayの裏1面、 DailyNewsの表1面の1/3は確認できた。 NY Postも裏1面にきた・・・(^O^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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