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テーマ:お金のハナシ(2491)
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検索ワード、スタートページで常に上位をキープしているのがこの記事だ。 日本振興銀行10年定期2.1%~預金者が死んだら?銀行が破綻したら?~ あれから凡そ2年半経つが、振興銀行が破綻した。 私自身これで4度目の破綻金融機関とのお付き合いとなるので慣れっことも言えるが、 今までは全額保護だったのが今回はペイオフ発動第1号となる点が違う。 テレビや新聞の報道はまだ深みの無い内容だ。 実際に預金をしていて知りたいことがある人は預金保険機構のこれを読めばほぼ理解できる。 日本振興銀行の経営破綻と今後の業務等について(PDF) 一部報道によれば保護対象額以上の金額を預けている人が3500人もいるらしい。 豪気というか無頓着というか・・・まあ馬鹿野郎だよな・・・(>_<) 但し、1名義は1000万以下でありながら家族で預けている人は相当いそうだ。 そこで問題になるのが名寄せでどう判断されるかと言う問題。 夫婦ならまだしも子供名義で1000万とかだと怪しく思われても仕方が無い。 書類の筆跡が親だったり、子供の印鑑が親と同じだったりすると、 かなりブラックだ。 名義預金と認められると親の預金額と合算されてそれが1000万を超えている分は 保護対象にならない。 そう考えると、結構ビビってしまう人もいるのではないか。 一方、預保の説明を読むとこう書いてある。 >この週末に預金保険機構において預金者毎に預金を合算する作業(名寄せ) を行い、保護される預金を特定します。 これは金月方式と呼ばれるもので今回に限らず名寄せは週末で行い 破綻の影響をできるだけ限定的にする。 まあ振興銀行の場合はそもそも預金者も少ないが、メガバンクとかの場合口座数も膨大で、 どうやって作業を完了させるか疑問だ。 実は各金融機関には指定のフォーマットで名寄せデータを常に準備することが義務付けられ 破綻後24時間以内にデータを預保に提出をする必要がある。 今日預保の人と電話で話した印象では、そのデータを機械的に利用するだけで、 上に書いたような家族名義の預金も名義が違えば単純に別口座と看做しそうだ。 換言すればその判断はそもそも当該金融機関にあるということになるのだろうか。 飽くまでも私の個人的な解釈で絶対的な言質を取った訳ではないことを承知してもらいたいが、 ビビっている人達には一応の‘精神安定剤’と言ってもいいかもしれない。 ≪追記・重要≫ 今、別件で預保の人間(上席の人)と話をしたが、 名寄せ作業はスピードを重んじるために機械的に行われるのは事実だが、 預金の支払い時に何か重大な問題が発覚する場合も想定できるとのこと。 またちょっと不安になった? ≪追加関連記事≫ 預金保険機構にネット公開質問~日本振興銀行のペイオフ発動で露見した‘その利息’の曖昧さ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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