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松井秀喜の2010年が終わった。 昨年はNYYでワールドチャンピオンの頂きを極め、その立役者になった松井。 今年それ以上の高みに到達することは端から難しいとは思っていたが、 まさに‘山高ければ谷深し’の展開になった。 LAAは8月の時点でポストシーズン進出の可能性がほぼ消滅し、 メディアとチーム首脳が結託したように期待外れの松井をその主因に仕立て上げようとした。 それでも8月の半ば以降の松井は復調著しく蹴落とされた谷底からなんとか這い上がった。 松井にフレンドリーでなかったLos Angeles Timesも昨日の記事では ‘Hideki Matsui's year-end statistics look OK’と書くしかなかった。 今日の最終戦で更に成績は上積みされた。
出塁率でチームリーダーになったのは驚きだが、リードオフマンのイチロー(0.359)より上だ。 この数字で大いに期待外れとする連中がどれだけ期待していたかと思うと空恐ろしくなるし、 他の選手達は期待通りだったのかと突っ込みたくもなる。 期待外れと言う意味では敵将としてはあれだけ憎らしかったソーシアが、 今季に関して言えばまったく冴えがなく偏差値50もなかったことの方が大きいと思うが・・・。 私は今季の開幕戦でこう書いていた。 >ただ私が松井に今季必ずクリアして欲しい目標は100打点だ。 >HRやヒットは基本的には自力だが、打点は状況に左右されると言う意味では >他力本願なところもあるから計算しづらい。 >100という数字もハードルとしては決して高くは無い。 >それでもこの目標を確実に達成して欲しいのだ。 これが叶わなかったのは残念だが、一方でDLに入ることも無く そこそこの数字を実現したことでまだまだ現役としてやっていける可能性を 実感させてくれたことは素直に喜んでいる。 問題は来季どのチームでプレイできるかということだが、 昨オフ同様こればかりは静かに見守るしかない。 松井がこの先何を思い何処を見つめていくのか。 何処へ行っても松井に対する思いは不変だが、 アプローチの仕方を変える必要はあるかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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