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当地に住むイギリス人が主宰する女性限定の会がある。
英語を話す外国人か海外在住経験のある日本人で構成されている。 コントラクトブリッジのサークルを通じてこの女性と知り合ったうちのかみさんもメンバーになった。 月例でそれなりにテーマがあって開催されているが、年に2,3回男性同伴可の時がある。 体力的に無理が無い時は私も必ず参加している。 先日はレストラン・バーをほぼ貸し切っての単なる飲み会があった。 いつもより外人率が高かったがその中に大学で言語学を教えているメンバーの娘さんの姿があった。 ほぼ1ヶ月の予定で来日しているとのこと。 う~ん、きゃわいいいし、若いし、金髪だし・・・(^。^) 20歳アラウンドに見えたが(既に他の日本人からお酒を飲んでいい年齢か質問されていた)、 実は30歳で最近結婚したばかりの新妻だった。 まあそれだけで十分に興奮材料だったが、ボストン在住と分かり、MLBの話題を振ったら、 もうコテコテのレッドソックスファンであることが判明。 それからはこれぞ口角泡を飛ばすと言った感じで誰もなりぽんを止められなくなった。 こっちもMLBネタならほとんど問題なく英語が出てくるし、 彼女も薄っぺらなファンではなくBOSについて良く知っているから話が弾む。 やはり2004年のALCSが一番盛り上がった。 私は自分がHideki Matsui のhuge fanであることを告げたが、 勿論2009年のWSMVPになったことは知っていた。 ヤンキースを去った後もフェンウェイに登場するとブーイングされることについて触れ、 昔はうざいと思ったが今年の6月の絶不調状態でも律義にBooされた時は逆に感謝したい 気分になったと言った。 すると彼女が一言 マツイはブーイングに値するグレイトな選手よ・・・(^。^) 流石にBOS戦で1試合7打点とか、ベケット相手に1試合2HRとかは覚えてなかったが、 やはり敵方には嫌なところで仕事をする奴というイメージを強く焼き付けていることは間違いない。 普段から松井に関する現地での情報には敏感な生活をしているが、映像でもなく活字でもなく、 こうして市井の人の生声を耳にしたのは初めてで妙に新鮮で感動した。 おまけに金髪美人新妻のお墨付きだし・・・(^。^) 歴史とか教育環境とか住民の職業とかから想像するボストンの都市としての印象と BOSOXファンの野卑な評判が一致しないのは何故かという質問にはやや窮していたが、 アメリカ人お得意の‘スペシャルなもの’と説明された。 実際、彼女のグランパは亡くなる2年前にグリーンモンスターの上の席で観戦できたことを 最期まで至福の時だったと語っていたそうだ。 考えてみるとバンビーノの呪いの間に生まれて亡くなった人も大勢いる訳で、 2004年が如何に貴重で感動的だったかがわかる。 8回の‘Sweet Caroline’の大合唱を忌々しいと思いながらも‘Oh! Oh! Oh!’では 思わず反応してしまうと告白したらかなりウケタ。 6月のA’sとのシリーズの中で地元ボストンのブルーインズがNHLファイナルに進出したため、 ディ・ゲームに変更した試合があったけど、9回にパペルボンが打たれて延長14回になる大誤算。 この話題には極東の地方都市に住む男がそこまで知っていることに驚嘆していたが、 なんと彼女の旦那さんはNHLのプロのアイスホッケー選手だと聞き今度はこっちがビックリ。 携帯の写真を見せようとすると、突如女性陣が参入し奪い合うように見ては奇声をあげた。 きゃぁあああトム・クルーズにそっくり・・・(^。^) やっと私の番になったが、どこがトム・クルーズ? ジョニー・デーモンをシャープにした感じに見えたが、 実際デーモン似と言われることは結構あるとのこと。 鬚を生やしたことはないと言っていたが、もしかしたらBOS時代のデーモンに魅了されて、 彼を結婚相手に選んだのかも・・・(^。^) 他にもここではとても書ききれないほど多くのことを話した。 病気をしてから10年以上蟄居を続け最近では外飲みの機会も年に数回しかない私にとっては、 まさに‘めくるめく一夜’になった。 A’sの松井秀喜が今季再び東海岸にやってくることはない。 ヤンキースタジアムでのオベーションとフェンウエィのブーイング、 今回は満足な活躍ができずに‘めくるめくトリップ’とはならなかったが、 かつて築き上げたレガシーの片鱗は感じさせた。 今後、どういうかたちで松井がこれらのボールパークに出現するかは、 誰にもわからない。 そして当地にコテコテのヤンキースファン(髪の色、容色、年齢、性別不問、若い美人尚可)が 現れることを夢見ている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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