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世はまさに球春到来を謳歌している。
いつもなら私もその一員として胸の高鳴りを抑えきれないが、 今年は事情が違う。 松井秀喜が無所属で野球をすることができないからだ。 ぶっちゃけまったく野球を観る気になれない。 興味が湧かないという程度を通り越して、明らかに忌避している。 テレビで中継があっても一切観ていない。 かつて強烈な巨人ファンだった頃、悔しい負け方をするとそれに関する報道を すべてシャットアウトしていたのと似た行動パターンだ。 ディーラー時代、やられポジションを抱えてもスクリーンの前から決して逃げない精神を培い、 歳を重ね病気とも闘いそれなりにおとなになったつもりだが、 この件に関しては何とも子供じみていて、自分でも呆れている。 ノー・イヴェントな毎日を送る病人にとって4月からの6~7ヶ月は、 ほぼ毎日没頭できる野球観戦が生活のコアになっていた。 今年はいまのところ空白だらけの‘時間割’しか無い。 本来無類の野球好きの自分がどうそれを埋めていくのか。 野球の呪縛から解放されて今までと違った生活をエンジョイできる可能性もなくはないが、 やはり松井秀喜所属のチームを応援する充実感には敵わないだろう。 素直に松井のユニフォーム姿を拝める日がやってくることを熱望してやまない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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