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私は先日ダイナースクラブカードに新規入会した。
ダイナースのトップページには新規入会キャンペーン実施中として
20,000ポイントが実際にどの程度の価値なのかは判らないが、 取り敢えずチャレンジしてみようと思った。 (私が加入した6月時点では実は20万利用でOK) 20,000ポイントの価値はデパートの商品券で8,000円相当らしいから、 通常最も一般的な還元率である1%よりは妙味がある。 ここで問題にしたいのは ‘3ヵ月以内にショッピングでカードを30万円以上ご利用’という表現だ。 今まで他のクレジットカードでも似たようなキャンペーンを経験しているが、 文字通り3ヵ月以内にカードを利用した金額が対象になると考えるのが一般的だ。 ところが、ダイナースの場合は異なる。 キャンペーンの告知のところにある‘ご利用条件について詳しく’というリンクを クリックするとポップアップ画面が出現する。
えっ、カードの利用日ベースではなく、伝票到着ベースなの? こんなのは初めてだが、それ以上に問題なのは伝票がどういうタイミングでカード会社に 到着するか、利用者が予想も期待も把握もできない基準で達成条件を定めていることだ。 利用日ベースならば期限が迫ってきた時にネットで確認できる明細、 手元にあるレシート等を参考に達成必要額を調整することも可能だが、ダイナースでは無理だ。 さすがに、これはあり得ないだろうと、ヘルプデスクに電話をしたが、 ‘書いてある通りです’と説明された。 確かに注意事項には記載されているが、クリックしなければ気付けない、 読まない人は一般的な基準だろうと‘誤解’してしまう。 今やダイナースはシティーグループ傘下にある。 このキャンペーンが所謂金商法の対象ではないが、一般的ではないイレギュラーな条件を設定し、 それが顧客にとって大きなリスクになる可能性の有る場合は積極的に説明義務を果たすべきだ。 現状だと意図の有無は別として所謂‘ひっかけ問題’状態となり、 ‘詐欺’ではないが‘罠’と誹りを受けても仕方がない。 当然ながら前線の一兵卒の対応には飽き足らず、然るべき上席の‘見解’を聞きたい旨を伝え、 折り返しの電話を待った。 既に問題提起はしてあるし時間的余裕も与えたから‘持ち込可’の試験状態。 その後貰った電話での遣り取りでまたまた驚くべき事実が判明した。 何故利用日ベースにしないのか。 他社では普通にやっていることだし、その‘管理’に労力が必要だとしても、 それを顧客に振るのは本末転倒だろうと主張した。 すると、やや得意気に‘運用ベースではチョッと違うんです’ 私の入会日は6月22日だから本来は9月22日までに到着分が集計対象になるが、 ‘運用ベース’では9月末までの分がカウントされる‘温情’があるとのこと。 すかさず私が
事実上絶句状態になった相手に質問を変えた。 要約していえば知る限りではずっと今の方法でキャンペーンを実施ていたし、 特に大きな問題になったケースも無かったとのこと。 まあ、だからこそ‘私の常識’を超越した‘不合理’が放置されてきたのだろう。 今回の‘一件’をブログで取り上げますと‘仁義’を切ったが特にコメントは無かった。 ダイナースと言えば私が社会人になった頃は憧れのカード。 Wikiによればキャッチコピーとして 「大人のステータス」「誰でも持てないから、誰もが持ちたい」 「ゴールドよりも、プラチナよりも上の、プラスチック」等々・・・。 もはや嘗てのブランド力は全く無いが、‘すきやばし次郎を山本益博と’なんて流石の企画もあった。 それがこの齢になって実際に持ってみれば、このザマだ。 そもそも私のような‘nitpicker’には不向きなのかもしれない。 このキャンペーンに関しては積極的に‘挫折’することを決めた。 金額的には‘利用日ベース’なら達成可能だが、何しろ8月の初めに利用した何件かが 未だに計上されていない現実を目の当たりにすると‘good loser’になる道を選ぶ。 慢性の心臓疾患に冒されている身としては自力で解決できないストレスは抱えたくない。 今回アテンドした2人の名前を聞いてすぐ判ったがここのコールセンターは沖縄にある。 一緒に仕事はしたくないが飲むにはベストのスペイン人、イタリア人が‘持論’の私には、 沖縄人の‘なんくるないさ~’(一部誤用)のスピリッツは嫌いじゃない。 しかしビジネスはビジネス、会社としては然るべきポジションの人達が改善を 真摯に検討すべきだと思う。 えっ、現在無職の私がなんで今さら年会費2万2千円+税のカードなんか作ったかって? そこは、まあ‘蛇の道は蛇じゃw’ってやつで、損するどころか儲けています・・・(^.^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.08.28 05:58:59
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