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こまちのまずる。

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キクラゲ666

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テーマ:ペットの死(565)
カテゴリ:ネコニッキ。
お知らせニッキ。


それは7月7日の夜の事でした。


オイラは9時半頃に仕事から帰って1人でゴハンを済ませました。

オイタンは、泊りがけの出張だったはずが、先方に急な不幸があったとの事で
いきなり10時過ぎに帰宅してきました。

いつも通りの一日の終わりで、その日も何事もなく終わるはずでした。
でも二人で少し話したりTVを見て、オイタンがお風呂に入ろうとした時。


「テツが何か変だ」

気づいたのはオイタンでした。

テーブルの下でいつもみたいにグデンとなっていたコテツの息遣いが
何だかいつもと違うのです。

「鼻がヒクヒクなってる・・・大丈夫?テッちゃん」

声をかけて触ると、少し歩いてまたすぐグッタリと横になってしまいます。

ちょっと力を入れてグイグイ触ると、いつもなら飛び起きて

「勝手に触らないで欲しいのニャ!」


と走っていくコテツが、横になったまま動こうとしません。


「ダメだおかしい!病院行こう!!」


オイラはとりあえず、すぐにかかりつけの近所の動物病院に電話しました。
でも、機械的な留守電になるだけで、何度かけても出てくれません。


後で分かった事ですが(どこの病院でも同じなのかは不明)留守電に伝言を入れておけば
折り返し電話をくれて診察してもらえたそうです。

事情を入れないと診察するかどうか決められないから、との事でしたが、何となく
この辺りから嫌な予感がしていました。


とりあえず近所なので、と思いコテツを連れて病院に行ってみました。

しかし誰もおらず、オイラ達はとにかくどこでもいいから病院を探そう!と
診てくれそうな動物病院をナビで検索して片っ端から電話しました。
苦しそうなコテツを連れまわしてしまって、今思えば本当に可哀相だったと思います。


車からも、いったん家に戻ってからも、何十件と電話しました。


馴れない土地で、どこが救急でやってくれるのか分からないオイラ達は
何かちょっとでも手がかりが欲しくて、人間用の救急病院に電話したり
119に電話して聞いてみたりしました。

でもそうこうしてるうちに、コテツの状態はどんどん悪化して、口呼吸をはじめて
舌も変色し、歩行も徐々に困難になっていました。


その時点で既に夜中の12時半頃になっていましたが、オイラは同じく猫を飼っている
お隣さんなら何か知っているかもしれないと思い、迷惑と夜中の失礼を承知で
事情を話して、救急の動物病院を知らないか聞いてみました。

すると、お隣の奥さんは夜中だというのに近所の動物病院に車で出かけてくれて

「今、病院に先生来てるよ!」

と教えてくれました。


その時に留守電に伝言を入れておけばいい、というのを教えてくれたのも奥さんです。

どうして最初からお隣さんに聞かなかったのか、悔やまれてなりません。
大事な時に慌てるだけで、心底愚かな飼い主だと思います。


お礼もそこそこに、オイラ達は急いでコテツをキャリーに入れ、病院に行きました。
車で、たった1分か2分なのに。
コテツの具合が悪くなってから、診てもらうのに1時間半もかかって。
もっと早くに診てもらえてたら。
助かったかもしれないのに。


やっと病院にたどり着きはしたものの、楽観はまったく出来ません。
診察台に横たわるコテツは、もう青くなった舌を出したままになってました。
でも、苦しそうにゆっくりとした呼吸しかしないコテツにオイラが話しかけると
キョロっと目を動かしてオイラを見てくれました。


でも、それから深く3回ほど息を吸った後、コテツは鼻と口から
薄い桃色の水をプワっと吐いてピタリと動かなくなり、死にました。



オイラもオイタンも、その前からずっと泣き続けていましたが
とうとう立っていられなくなり、号泣しながら何度もコテツを呼びました。
帰っておいでって、嫌やって叫んで、恐怖と喪失感に震えながら泣きました。



コテツは肺水腫になっていました。

でも具合が悪くなる直前まで、ゴハンをモリモリ食べコマチと走って遊んでました。
先生は

「こんなに毛艶も良くて丸々してるから、本当に元気だったんだろうね。
 感電でしか考えられないけど、舌にそんな痕跡は無いし・・・」

と、首を捻ってました。

今でも本当の理由は分かりません。
心臓が悪かったのかもしれない、という説もありますが。


亡骸になったコテツを家まで連れて帰り、オイラ達は呆然としてました。
さっきまで走り回ってたのに。
ゴハンもいっぱい食べてたのに。
自分たちのせいで助からなかったんじゃないか。

今にも動きそうな、静かな顔のコテツに一晩中涙が止まりませんでした。



翌日は雨でした。

コテツは真っ白なお骨になり、オイラは熱を出しました。
二人で静かにコテツを送ってあげられたのが、ちょっとした救いです。



今でも、コテツがいないんだという事に納得が出来ない自分がいます。

でも、家中に悪さをし、オイラの後をどこまでもついて来る可愛い赤鼻くんが
もうどこにもいないんだなと認めてしまうのも怖いです。


コマチは未だにコテツを探して毎日鳴いています。
コテツがいなくなってから、コマチはひどく甘えん坊になりました。
お留守番がまた一人ぼっちになってしまって、寂しいのかもしれません。

一時はコテツの後追いをするんじゃないかと思われたオイタンも
何とか頑張ってお仕事に励んでいます。


オイラも頑張らんと(`・ω・´)シャキーン

コテツがいて、オイラは幸せだったもの。

手のひらぐらいの大きさのテツが、よくあんなに大きくなったよなぁ。
暴れん坊だけど、メチャクチャ可愛い子でした。
またいつか、会えるかな。

助けてあげられんくてごめん。
苦しい思いをさせてごめん。

でも、うちに来てくれてありがとう。


てっちゃん

いっぱいありがとね、テチュ。




久々なのに、こんな報告でごめんなさい。。。

立ち直るのにはまだまだ時間がかかりそうです。。。
                             





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Last updated  2008/07/29 06:13:24 PM
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