久々に夫婦&家族について考えました。
昨日は
毎年恒例の前職のOG会でした。
私が一番後輩で在職していたので毎年幹事で退職してもやっぱり幹事でした。
なぜか私の妹を加えた7名でもう17年は続いてます。
私が退職したのと入れ替わりで17年ぶりに子会社に復帰した先輩もいます。
何年か先に私も復帰してたりして~~
本来はお屠蘇気分でバカ騒ぎですが今回は昨夏亡くなった同期結婚した先輩の夫で私達も仲のよかったMっちを偲ぶ会にもなっていました。
残されたTちゃんは「
あまりにも急で今でも出張にでもいってるみたい。たまに仏壇の遺影にぶつぶつ話しかけてるんだよ。でも短い期間の介護生活だったけど悔いなく面倒はみた。」と語っていました。
残された二人の息子さん(高1高3)はすごくお母さんを思いやってお父さんと一緒に寝ていたお布団に一人やったら寂しいやろうからって交代で一緒に寝てくれるんだそうです
息子さんたちはたくましかったりっぱなお父さんの代わりにお母さんを守ってあげようとしてるんだよね。
「
もう大丈夫だよ。ワンコもいるし。」って言ってるんだけど・・・って嬉しそうに寂しそうに話してくれました。
2ヶ月前に室内犬を飼ったみたいで「
このコとっても勇敢で賢くて甘えた・・・Mっちみたい。今はこのコ中心で回ってるのよ。Mっち犬嫌いだったのに、ごめんね~」と言ってました。
家族が支えあって悲しみから立ち直ろうとしてるのが伺え私たち他のメンバーもあつくなってこみ上げてしまいました。
肉体はなくなってもその心は家族や友達、関わった人たちの記憶に刻まれて生きているんですね。
さて我が家に目を向けてみると・・・
偶然今日NHKで「
プラネットアース」で皇帝ペンギンが紹介されていて息子と見ていました。
雄と雌が出会い求愛の歌を謳い子作りし産卵後オスが4ヶ月何も食べずにオス達が集まって極寒の南極で卵を温めます。ようやく孵化して産まれる頃やっと餌をたくさん体に蓄えたメスが狩から4ヶ月ぶりに帰ってきます
すごい数の中から自分のお相手を探し出し、そして子供に餌を与えてバトンタッチ。
オスはやっと自分の餌を求めに旅立ちます。
「
なんかうちの家に似てるなぁ~~」と息子に言われてしまいました・・・
でも本当そうなんですよね~
保育所の送り迎えに始まって土日の面倒(前職は平日休み)もお父さんだったし帰宅も早いのはお父さん。
最近は洗濯に洗物、料理も少しは腕を上げたかな?
うちってほんとジェンダーフリーな家庭・・・
出来る者が出来る事をする家庭です。
お父さんだから・・お母さんだから・・はありません。
最近声枯れして低い声のままでききさんからは「
それってお母さんからお父さんに代わるために声変わりじゃない?!」って言われたけど、ホントそうかも?
夫婦の形ってどちらかがいなくなってお互いの大切さが判るのかも知れないですね・・・