元彼スパイラル2
さて、こないだの続きです。彼からの電話は、寄りを戻す、最大にして最後のチャンス。しかし当時の私には素直さがまったくなかったのでした。答えは「ううん。打ってない」。彼「打ったやろ?」私「ううん」彼「それでええねんな」私「うん」このやりとりを、後でどれほど後悔したことか。違う展開を、どれほど想像したことか。この後何度かデートもしたけど、やっぱり戻ることはありませんでした。まあ、彼は結婚願望が強く、「嫁は家にいろ」という考えだったから、出版業界に入って昼も夜もなく働き始めた時点で、やっぱり別れる羽目になったかも、だけど。運命の分かれ道は、ある日突然の一瞬だったりする。素直が一番。この経験から得た教訓です。